栃木県小山市の多肉植物専門店「CACTUS330」(カクタスミサオ)に行ってきた!

アガベと塊根植物のお店

栃木県小山市にある「CACTUS330(カクタスミサオ)」は、2022年5月にオープンした多肉植物専門店です

「CACTUS330」は個性的な存在で、最大の特徴は、アガベと塊根植物という特定の多肉植物に特化していること。
黒い化粧砂で彩られ、ゴツゴツした雰囲気の陶器鉢に収められた植物も見られます

販売株は、男性客からの支持も厚いショップの雰囲気にマッチしたものです

本記事では土日祝のみの営業ながら、多肉植物愛好家を魅了する、塊根植物とアガベに特化したショップ「CACTUS330」の魅力をご紹介します

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目次

「CACTUS330」(カクタスミサオ)

「CACTUS330」は塊根植物とアガベの専門店

「CACTUS」(カクタス)とは、英語でサボテンを意味する言葉です。
店名に付いている「330」は“みさお”と読むので、店名から判断すると、「サボテン×みさおさん」ということになります。

ただし、実際にメインで取り扱われている植物は、サボテンではありません。

CACTUS330で、おもに販売されている多肉植物
  • 塊根植物(かいこんしょくぶつ)
    • 根や茎を肥大させ、その部分に多くの水分を蓄えている
  • アガベ
    • 葉の縁や先端部分に鋸歯を付け、ロゼット状に葉を展開させる

店内で見られる植物のほとんどが塊根植物とアガベのため、「塊根植物とアガベの専門店」と言えるでしょう

CACTUS330の看板。

男性客の方が多い

塊根植物やアガベは、そのワイルドな見た目から、特に男性から高い人気を誇る植物です。
「CACTUS330」への来店客は男性の方が多く、ご主人が連れてきたと思われる、奥さまのすがたも見られました。

「CACTUS330」(カクタスミサオ)の売り場に並ぶ植物

「CACTUS330」は、のどかな田舎道を車でしばらく進んだ先に、お店を構えています。

鉢植えの多肉植物

アガベ&ドルステニア・ギガス

「CACTUS330」の入り口付近では、鉢植えのアガベや、ドルステニア・ギガスが販売されていました

アガベ「チタノタ」は、あたらしい園芸品種が次々に生み出されています。
このタイミングでは、流行りの最先端を走っているアガベが並び、どの株も元気がよさそうです!

売り場に並ぶチタノタ
  • ジャガーノート(Juggernaut)
  • ゴジラ(Godzilla)
  • ビースト(Beast)
右手前などに並ぶ、ロゼット状に葉を展開した植物が
アガベ「チタノタ」。
左奥に佇む、小さな葉をたくさん付けた植物が
「ドルステニア・ギガス」です。

5枚ほどしか葉を展開していない「チタノタ」でも、数万円という価格で取り引きされています。(2023年11月時点)

「CACTUS330」では直径20~30cm程度と、大きく育った株も販売されており、大きな株はそれ相応の販売価格が設定されています。
表土を飾る化粧砂には、塊根植物やアガベに使用されることが多い「富士砂」が敷かれた鉢が多いです。

「ワイルドな植物」×「黒い化粧砂」×「黒い鉢」の相性がよく、植わっている株の魅力をさらに引き立てています

塊根植物

「CACTUS330」の奥に足を運ぶと、多段式のガーデンラックに、たくさんの植物が並んでいます
多くの株は塊根植物で、大小さまざまな株が並ぶ光景が見られるスポットは、栃木県内でも限られてくるでしょう。

パキポディウム・グラキリス

さまざまな品種が並んでいますが、その中でもパキポディウム属の「グラキリス」は、多くの株数が並んでいます

1つの株が分頭し、2つの塊根部分をもつ‟ダブルヘッド”の「パキポディウム・グラキリス」がいくつも販売されていたのが印象的です。
「CACTUS330」では、手乗りほどの小さな株は少なく、塊根部分の直径がおよそ20cm以上の、「パキポディウム・グラキリス」の中では大きめな株が中心に販売されていました。

「パキポディウム・グラキリス」は、同じ株がないと言えるくらい、その風貌は株ごとにさまざま。

その中でも、まん丸な塊根部分のものが良型とされ、人気が集中しています。

「CACTUS330」で販売されていたのは、ほとんどが良型の株で、魅力的な株が多いのが特徴的です。
「パキポディウム・グラキリス」を探しに訪れたら、よい株があり過ぎて、どれにしようか迷うことになるかもしれません…!

冬型の塊根植物も販売されている

塊根植物が集結するエリアでは、暑い季節によく成長する“夏型”だけではなく、寒い季節に旺盛な成長を見せる“冬型”の品種も並んでいました!

CACTUS330に並ぶ冬型の塊根植物
  • チレコドン
  • オトンナ など

夏型の品種よりも、冬型の方が個性的な見た目をした株が多い印象を受けます

鉢は落ち着いた雰囲気のもので統一されている

「CACTUS330」の店内では、シンプルな黒いプラスチック鉢に植えられている塊根植物もいれば、渋めの陶器鉢に植えられている株もいます。

奇抜なデザインの鉢は見られず、落ち着いた雰囲気のもので、売り場のイメージが統一されています。

プラスチック鉢or陶器鉢!?

アガベは根の成長が著しく、調子がよければ、植え替えても半年ほどで鉢内が根であふれてくることに…。
陶器鉢に植えている状態で根が成長し過ぎると、アガベが鉢から抜けなくなるため、はじめて育てるなら、柔らかい材質のプラスチック鉢を使用した方が無難です。
ですが、あらためて陶器鉢に植えられている植物を見ると、バリエーションが豊かな分、オリジナリティーを演出できますね

以下の記事では、自宅のアガベの成長記録の記事をまとめています
よろしければ、あわせてお読みください

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地植えの多肉植物(アガベ)

「CACTUS330」の店内を奥まで進むと、ゲートが設けられ、その先は無断で立ち入れないエリアとなっています。

ゲートの先は、購入意思の高いひとが店主に許可をもらった上で立ち入れるエリアで、たくさんのアガベが地植えされていました。

鉢植えよりも地植えの方が、植物は何倍も早く成長します
地植えを有効活用したこのエリアは、植物の「販売」だけではなく、「育成」や「増殖」も兼ねているスペースです。

CACTUS330の地植えエリア。

高級な株ばかりが並んでいたため、立ち入り禁止の理由は、盗難防止の目的もあるでしょう。
もしくは、アガベを増やすことに集中するために、立ち入り禁止としているのかもしれません。

一般家庭では、スペースや季節の寒暖による気温の面から、地植えのハードルは低くないため、うらやましい空間です

まとめ

CACTUS330の店主は、植物と接するのは得意なものの、お客さんと接するのは苦手。

という情報を事前に収集していましたが、そのような印象は受けず、ダンディーでやさしい雰囲気を身にまとった店主でした!

栃木県小山市にひっそりと佇む「CACTUS330」は、アガベと塊根植物という、尖った個性が光る多肉植物に特化した専門店です

無骨な鉢に植えられたワイルドな植物たちは、特に男性客の心を掴んで離しません

土日祝のみの営業ながら、足を踏み入れれば、状態のよい多種多様なアガベと塊根植物が出迎えてくれます。
植物愛好家はもちろん、個性的なグリーンを探している方にとって、訪れる価値のある特別な空間です。
以上、本記事では「CACTUS330」の魅力をご紹介しました

同じく、栃木県内の園芸店については、以下の記事でご紹介しています

いずれのショップも「CACTUS330」とは違った雰囲気のお店で、バリエーション豊かな植物が販売されていました
よろしければ、あわせてお読みください

【多肉植物専門店「iku plants」(イクプランツ)】

【「TaiShoDo」(大正堂)】

「CACTUS330」(カクタスミサオ)の基本情報

住所&アクセス

栃木県小山市荒井58-32

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