日本三大イルミネーション
厳しい寒さが到来する冬の季節に、「あしかがフラワーパーク」に行ってきました!
あしかがフラワーパークは、藤などの植物が見られることで有名ですが、「日本三大イルミネーション」のスポットとしても知られています!
ちなみに、日本三大イルミネーションとは、下記のスポットを指します。
- あしかがフラワーパーク:栃木県
- ハウステンボス:長崎県
- さっぽろホワイトイルミネーション:北海道
この記事では、あしかがフラワーパークで育つ植物やイルミネーションをご紹介し、観光スポットとして高い人気を誇りつづけている、その魅力に迫っていきます!
あしかがフラワーパーク内の様子
植物たち
ソシンロウバイ(素心蠟梅)
「ソシンロウバイ(素心蠟梅)」は、黄色いお花を散りばめています!
すでに日没間近の時間帯を迎えていましたが、周囲が薄暗い中でも、あざやかな色合いは可憐さを放っているものです!
枝数も多く、ひとつの枝から咲かせているお花も数十個あるので、株全体でみれば数百個を超えるお花を咲かせているのではないでしょうか。
枝を覆い隠すぐらい、株全体を黄色く染めています!
「ソシンロウバイ」の原種には、「ロウバイ」という品種がいます。
どちらもうつくしいお花を咲かせる品種ですが、「ソシンロウバイ」と「ロウバイ」との違いは、お花の中心部の色。
- ロウバイ
- お花の色は全体的に黄色ですが、中心部が赤紫色をしています。
- ソシンロウバイ
- 中心部も含めて、お花の全体を黄色く染めています。
ちなみに、名前に「梅」の漢字が使われていますが、梅の仲間ではありません。
毒を持っている植物で、誤って食べた家畜などに、被害が出ることもあるそうです。
カンツバキ(寒椿)
別の場所では、「カンツバキ(寒椿)」が、お花を咲かせていました!
可憐さの漂う「ソシンロウバイ」のお花とは異なり、「カンツバキ」は、落ち着いた雰囲気を身にまとっています!
ひとつひとつのお花は大きく、華やかな色合いをしています。
この悠々たる雰囲気をあらわしているのは、ダークな色をした葉の存在も影響しているでしょう。
淡い葉色は爽やかな印象を出すのに対し、暗めな葉色を見ていると、気持ちを落ち着かせてくれるように思います。
「ツバキ」は大きく成長すると、20mほどの高さまで成長しますが、「カンツバキ」は大人になっても、せいぜい1~2mほどの高さに留まります。
あしかがフラワーパークで育つ「カンツバキ」も、大人の背丈ほどの高さでした!
カンコウバイ(寒紅梅)
さらに日が暮れて薄暗さが増してくるとともに、あしかがフラワーパーク内のライトアップも、徐々に点灯を開始しました!
明かりに照らされている植物は、「カンコウバイ(寒紅梅)」という梅の品種です!
暖かい季節に見るお花もうつくしいですが、寒い中で見るお花は風情があり、また違った魅力を持っています!
自然の中を生きる植物が明るく照らされる光景は、非日常的ともいえるので、人工的につくられたイルミネーションにはない持ち味を発揮しています!
普段は空のかなたからお日様の光を浴びている植物が、下側から照らされることも、日常から離れた雰囲気を演出しているのでしょう。
「カンコウバイ」は、まだ“寒”いうちから赤(“紅”)色のお花を咲かせることが、名前の由来となっています!
イルミネーション
ローズガーデン
「関東地区ナンバーワン」との呼び声が高いイルミネーションは、前評判通りの実力を見せていました!
あしかがフラワーパークで光り輝く、イルミネーション用の電球の数は、なんと500万個を超えるのだとか!
もはや、すご過ぎて、想像力がまったく追い付かないレベルです…。
その数もさることながら、電球色も幅が広く、いろいろな演出がされているコーナーもありました!
藤
この日は1月の下旬だったので、「藤」の開花時期にはまだ早い季節です。
ただし、イルミネーションでも力を発揮している植物は、やはり「藤」。
たとえ開花していない状態でも、ひと際目立つ存在感を、発揮していました!
この「藤」とイルミネーションのコラボには、一見の価値があります!
あしかがフラワーパークの8つのテーマ
「あしかがフラワーパーク」は、100,000㎡の敷地面積を誇り、季節ごとに8つのテーマを設けています。
- 第1章 早春(1月上旬~2月下旬)
- 第2章 春の花まつり(3月上旬~4月中旬)
- 第3章 ふじのはな物語(4月中旬~5月中旬)
- 第4章 レインボーガーデン(5月中旬~6月上旬)
- 第5章 ブルー&ホワイトガーデン(6月上旬~6月下旬)
- 第6章 水辺に浮かぶ花の妖精たち(7月上旬~9月下旬)
- 第7章 パープルガーデン(10月上旬~11月中旬)
- 第8章 光の花の庭 (10月中旬~2月中旬)
テーマによって「チューリップ」や「バラ」などの植物が、うつくしいお花を咲かせる光景は、それだけでも見に行く価値があるでしょう!
どのテーマにどういった植物がお花を咲かせるのかなど、詳しい情報は、公式HPに掲載されているので、そちらをご確認いただくのが確実です。
まとめ
寒い冬におとずれる「あしかがフラワーパーク」は、自然のうつくしさと人工の輝きが融合する、特別な体験を提供してくれます!
四季折々のテーマが魅力的なこの場所では、可憐な「ソシンロウバイ」や「カンツバキ」、風情ある「カンコウバイ」など、冬ならではの植物たちが迎えてくれます!
そして、500万個を超える電球がつくり出す圧巻のイルミネーションが園内を幻想的に彩り、そのうつくしさに心を奪われることは間違いありません。
「日本三大イルミネーション」のひとつとして名高いこのスポットは、日常を忘れる特別な時間を約束してくれるでしょう!
ぜひ実際におとずれて、その感動を体感してみてください!
以上です!
関東で植物に出逢えるスポットは、下記の記事でまとめています
よろしければ、あわせてお読みください。
あしかがフラワーパークの基本情報
住所・アクセス
栃木県足利市迫間町607
JR両毛線「あしかがフラワーパーク」駅より徒歩約3分
開園時間・休園日
AM10時00分~PM17時00分
(季節によって変動有り)
入園料
大 人:500円~2,200円
子ども:300円~1,100円
(子ども料金:4才~小学生)
電話番号・FAX・公式HP
電話:0284-91-4939
FAX:0284-91-4587
あしかがフラワーパークの公式HP
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