「横浜市こども植物園」でバラのお花見&温室でサボテンなどの多肉植物と出逢う

神奈川の癒しスポット

「横浜市こども植物園」は、見どころが満載です!

横浜市こども植物園の見どころ
  • 色とりどりのバラが咲き誇る「バラ園」
  • 大きく育つ多肉植物が集まる「温室」
  • 野草果樹を楽しめるエリア

お気に入りの写真を撮影したい方から、植物の魅力をじっくり堪能したい方まで、誰もが満足できる魅力的なスポットです!

この記事では、特に「バラ園」や「温室」をはじめ、園内の各エリアの特徴や見どころをご紹介します
自然とのふれあいを通じて、日常の疲れを癒し、あらたな発見を見つけてみてはいかがでしょうか!?
「横浜市こども植物園」に足を運べば、植物たちの魅力と、直に触れ合うことができるでしょう!

目次

色とりどりのお花が咲き誇る「バラ園」

バラ園の全景

「横浜市こども植物園」の中央部には見ごとな「バラ園」が存在します!
園内では50品種&300株ものバラが植えられているので、お花が好きなひとは、ずっと滞在していても飽きないスポットでしょう!

黒い鉄製のガーデンアーチと、歩行路に敷かれた茶色のタイルも、エレガントな雰囲気を演出しています!
そして、この日は太陽の光が気持ちよく降り注ぐお天気
風も落ち着いていたので、天候にも恵まれて、お花見日和を堪能することができました!

バラの見ごろの季節

バラには「春バラ」と「秋バラ」が存在し、見ごろの時期に訪れることで、色とりどりのバラのお花と出逢えるでしょう

バラの見ごろの季節
  • 春バラ
    • 5月から6月ごろ
  • 秋バラ
    • 10月から11月ごろ

写真撮影がしやすいスポット

山下公園や横浜イングリッシュガーデンなど、横浜市内の他の有名なバラのお花見スポットと比べると、観光客の数は少なめです。
周囲に気をつかうことなく自分のペースでお花を観ることができ、写真撮影の際にも、お気に入りのバラを背景に収められるでしょう!

園内には、お花見ができるスポットとして「アジサイ園」や「花木園」などもありますが、「バラ園」よりは少し小さめです。

満開を迎えたバラの数々

「横浜市こども植物園」でお花を咲かせる、50品種のうち、一部の品種をご紹介します

カーディナル(Kardinal)

真っ赤に染めた花びらを波打つ「カーディナル」が、一輪のお花を咲かせていました!

花びらの枚数はあまり多くないですが、ひと目でバラだと分かるすがたには、バラ好きの心をくすぐるものがあるでしょう!
角度によって見た目が変わる立体的なカタチは、「カーディナル」の奥深い魅力です。

ダブル デライト(Double Delight)

「ダブル デライト」の咲かせるお花は、おもしろい色合いをしています!

ダブル デライトのお花の色合い
  • 外側:真っな色
  • 中心部:淡い
  • 外側と中心部のあいだ:純

グラデーションで複数の色を身にまとうお花は、見かけることがありますが、「ダブル デライト」のように独特な配色がされているお花は、なかなか見かけることは少ないでしょう!
つくりもののお花だと思われても、おかしくはありません。

ストロベリー ヒル(Strawberry Hill)

「ストロベリー ヒル」は花びらをいくつも重ね、ピンク色を身にまとっていました!

一枚あたりの花びらは薄く、花びらの向こう側にある光が、うっすらと透けて見えます!
典型的なバラの形状をし、秋バラの一員として色彩を放っていました!

‘ザ ジェネラス ガーデナー’(’The Generous Gardener’)

「ザ ジェネラス ガーデナー」のお花もひと際目立つ存在で、他の品種に負けないキレイなお花を咲かせていました!

「ザ ジェネラス ガーデナー」がお花を咲かせたばかりのタイミングでは淡いピンク色をしていますが、やがて白へと変化していくのだそうです。

春バラの方がお花の数は多いですが、秋バラの方がダイナミックに咲く品種もあり、どちらの季節に訪れても、また違った魅力があるでしょう!

さまざまな品種が咲き誇る「バラ園」を後にして、違うエリアを巡ることにしました!

世界中から集結する「多肉植物」たち

多肉植物が暮らす「温室」

「横浜市こども植物園」には2つの温室がありますが、そのうちの1つでは、世界中から集結した多肉植物が暮らしています!

温室に設置された看板には、次のように書かれていました

こちらの温室には暖房器具があり、寒さや多湿を苦手とする、サボテンなどの多肉植物を集めました。

温室内に足を踏み入れると、サボテンやアガベなどの多肉植物が、開放的なスペースで元気よく育っています!
温室のスペースは広くないものの、植物の数は少なくありません。
鉢植えで育つ植物はほとんどおらず、多くの植物が地植えで育てられています!

温室内ではトゲを付ける品種も暮らしているので、小さなお子さまやペットと訪れる際は、注意しましょう

オオバキリン(大葉麒麟)

樹木のような見た目をしたサボテン科の植物も、温室の天井まで届くぐらい、ダイナミックに育っていました!
その植物の名は「オオバキリン」。

「オオバキリン」はサボテンの中で、もっとも葉が大きい品種のひとつとされ、葉の大きさは30cmにも達し、その背の高さは最大で10mに成長することもあるのだとか!
温室の高さは2~3mぐらいなので、温室内に収まるように、定期的に剪定をしているのかもしれません。

よく見ると、幹には鋭いトゲをいくつも付け、サボテンらしい風貌をしている部分もあります。

「オオバキリン」は、“ローズカクタス”や“サクラキリン”といった別名でも知られています。

金鯱(キンシャチ)

温室内には“サボテンの王様”こと、「金鯱(キンシャチ)」のすがたもありました!

トゲが「金」色なことが名前の由来と考えられていますが、たしかに別のボール状の玉サボテンと並ぶと、そのトゲの金色が光っています!

ちなみに、下の写真のどちらかが「金鯱」ですが、どちらか分かりますか?

正解は、左側です
右側の写真に4株ほど映っている品種は、「文鳥丸(ブンチョウマル)」という品種でした

ひと株の直径が40~50cmほどありますが、このサイズ感のサボテンがいくつも並ぶ光景を見れるのは、植物園ぐらいなものでしょう!
「横浜市こども植物園」を訪れて、他のサボテンと比べて金色のトゲを付けていることに、あらためて気付かされました!
「金鯱」は、華やかさがある王様といえるでしょう!

ヒロハザミア

「ヒロハザミア」は2枚1組の、葉を四方に大きく広げています!

以前までソテツ科に分類されていましたが、今はザミア科に分類されている植物です。
多肉植物としても、観葉植物としても扱われることがある品種で、ファンの多い植物です。

「メキシコソテツ」という別名でも、知られています。

アガベ軍団

温室内の一角には、多品種なアガベが育っていました!

ネームプレートは掲げられていませんでしたが、アロエの品種も一緒に育っています!
特にアガベは、商業施設や動物園で見かけることもあり、多肉植物の中でも高い人気を集めている植物たちです!

自宅でもアガベを育てています、成長記録や育て方などの記事を書いています。
下記の記事でまとめているので、ご興味があれば、あわせてお読みください。

その他のエリア

野草園

「横浜市こども植物園」の一角では、山や野原で暮らす植物を集めた「野草園」が存在します!

『野の草に親しみをもつことで、自然を大切に守ってもらおう!』という趣旨で、つくられたエリアです。

横浜市内の各地で暮らす植物を集め、植物と石を組み合わせた「ロックガーデン」風につくられているエリアです。
道ばたなどで暮らす植物は日常の中で当たり前に存在し、人びととの近すぎる距離感から、スポットを浴びないことも多いのかもしれません。
普段スポットが当たりづらい植物にあえて注目してみると、あたらしい発見があり、近所を散歩するのが楽しくなるキッカケにもなるでしょう!

海外で暮らしている植物との出逢いも、植物園の魅力ですが、昔から日本の地に根付く植物に注目するキッカケを与えてくれるのも、植物園の魅力のひとつです

くだもの園

「くだもの園」のスペースは広く、日当たりがよく、遠くまで青空が広がり、開放的な空間が広がっていました!

ガーデニングショップに足を運べば、鉢植えで育てられる果樹も売り場に並んでいますが、サイズが小さい分、付ける実の数は数個といったところです。
「横浜市こども植物園」に地植えで育つ果樹は、数十個という実を付け、のびのびと暮らしていました!

訪れたタイミングでは、「カキの木」が実を成らせていました!
果樹の数は多く、「カキの木」だけで、約90もの品種数が暮らしています!

「くだもの園」は、ハイキング気分を味わいながら、果樹を楽しめるスポットです!

竹園(たけえん)

「竹園(たけえん)」では、竹が密集して育っています!

他の植物はこれだけ密集して育つと、株同士が土の中のスペースを取り合い、根を張るスペースが制限され、調子を崩すこともあります。
しかし、特に調子を崩している株は見受けられなかったので、竹の生命力はやはりすごいです!
周囲の雑木林を枯らしながら竹林が大きくなる「拡大竹林」が問題となることがありますが、「横浜市こども植物園」では、コンクリートで囲まれていたので、周囲に拡大していくことはなさそうです!

青々とした葉が太陽の光を遮っていたので、訪れた際は、少し薄暗いエリアになっていました。

横浜市こども植物園のまとめ

「横浜市こども植物園」は、豊かな自然とさまざまな植物が楽しめる、神奈川県内の癒しのスポットのひとつ!

特に「バラ園」では、春と秋には多品種なバラが咲き誇り、観光客も少なめでゆったりと写真撮影を楽しめます!
「温室」では、世界中から集結しためずらしい多肉植物が観察でき、迫力満点のサボテンや希少な植物に出逢えます!
また、「野草園」や「くだもの園」など、それぞれのエリアで異なる魅力が楽しめるのも特徴です!

自然に触れ、心を落ち着かせて、あたらしい発見ができるこの植物園は、子どもから大人まで幅広い世代にオススメです!
ぜひ訪れて、日常を忘れるひとときを過ごしてみてください!

関東で植物に出逢える植物園などは、下記の記事でまとめています。
よろしければ、あわせてお読みください。

横浜市こども植物園の基本情報

住所・アクセス

≪住所≫
横浜市南区六ツ川3-122

≪アクセス≫
神奈川中央交通バス「児童遊園地入口」から、徒歩約5分
横浜市営バス「児童遊園地前」から徒歩約1分
※JR「保土ケ谷駅」、「戸塚駅」、「東戸塚駅」、「関内駅」、「横浜駅」などから、バスが出ています。

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