苔玉の観葉植物「ポトス&アイビー」の成長記録〜カタログギフト編〜

室内でも育てやすい品種

結婚式の引き出物で、「BEAMS DESIGN CATALOG GIFT」(ビームスのデザインカタログギフト)をいただきました

数ある品々の中から選んだのは、「苔玉の観葉植物(ポトス・アイビー)」のセット。
自宅に到着後、暗い環境でも育てられる一面もあれば、調子を崩すこともあり、日々、試行錯誤しています。

最新のカタログギフトの進化に驚きつつ、届いた小さな緑との暮らしがスタートしました

この記事では、苔玉の観葉植物が我が家にやってきてからの成長記録と、「ポトス」と「アイビー」の育成環境について、ご紹介します

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目次

「苔玉」(ポトス&アイビー)の注文から到着まで

今やカタログギフトも、紙媒体の分厚い冊子ではなく、スマートフォンで注文できる時代になりました!

スマホを片手にカタログを見ていると、「MOSS BALL 苔玉2個セット(観葉植物)」というギフトを見つけました

苔玉で仕立てられた観葉植物は、かわいらしい見た目が魅力的です
ですが、カンタンに育てられる印象はないため、積極的に手を出しづらい一面も…。

筆者

こういう機会でもないと、苔玉に包まれた観葉植物が、自宅にやって来る日は無いような気がする。

と考え、このギフトにしました
注文したあと1週間ほどで、「Flower Gift」と書かれた段ボールが、自宅に到着しました!

さっそく、届いた段ボールを開梱してみます。
中からは、ビニールで丁寧に包装された観葉植物が、すがたをあらわしました

厳重に養生されています。

ビニールで養生された状態のまま、机に立たせることができました!

「苔玉」(ポトス&アイビー)の成長記録

2023年12月2日(December 2, 2023)

包まれていたビニールを取り除くと、「ポトス(Pothos)」と「アイビー(Hedera)」の登場です

カタログギフトに載っていた写真は一枚だけでしたが、イメージしていたとおり、元気がよい「ポトス&アイビー」が到着しました

季節は12月に入っているため、屋外の最低気温はひと桁まで下がっています。

郵送時に寒さの影響を受け、観葉植物が調子を崩してしまうリスクを心配していましたが、大丈夫だったようです

到着した「ポトス」&「アイビー」の特徴

ポトス&アイビー
  • ポトス(左側に映る植物)
    • アイビーと比べると、一枚あたりの葉が大きい
    • グラデーションがかかったように、淡い黄色の斑が散りばめられている
  • アイビー(右側に映る植物)
    • 葉の形状は星形をしている
    • 葉の縁を中心に、淡い黄色や緑色の斑が入っている

「ポトス」と「アイビー」はどちらもキレイな品種ですが、それぞれの特徴があるため、バランスが取れたペアと言えるでしょう

根元を包む苔の種類は「水苔」

「ポトス」も「アイビー」も、根元を包んでいるコケは…水苔!?
苔玉に使われる苔の種類は、緑色の苔(「ハイゴケ」や「シノブゴケ」など)をイメージしていました。

水苔で包まれていることに、少しばかり驚きましたが、渋い見た目がよい味を出しています

水やり方法は、水を溜めた容器に5~10分ほど沈める

段ボールに入っていた文書「苔玉のお手入れ方法」によると、苔玉に包まれた観葉植物への水やり方法は、以下のとおり。

水を溜めた容器に、5〜10分ほど、苔玉ごと観葉植物を沈める。

室内で育てる鉢植えへの植物であれば、鉢底から出てくるまで水やりをし、そのあと受け皿の水を捨てるだけです。

水やりに関しては、鉢植えの植物と比べると、手間はかかるかもしれません。

ただし、手間がかかる方が愛着が湧くことがあるので、手間を惜しまずに、大切に育てていきたいと思います

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2024年1月2日(January 2, 2024)

「ポトス」と「アイビー」が自宅に到着してから、ちょうど1か月が経過しました。

左側に映る「ポトス」は比較的順調ですが、右側の「アイビー」は、あまり順調な成長を見せていません。
いつの間にか葉がしんなりと萎れ、自宅に到着してから、すでに2~3枚ほど葉が枯れている状況です。
さらに、今付けている葉の一部は、黄色く変色したものも見られます。

同封されていた文書に従い、苔玉ごと、水に10分ほど漬け込んでいるのですが、うまく吸水できていないような気が…!?

筆者

もしくは、冬に室内で育てているから、日照不足が原因?

「アイビー」の調子が上がらない明確な原因は分からず、苔玉に包まれた観葉植物の育成に、悪戦苦闘しています…。

2024年5月12日(May 12, 2024)

自宅に「ポトス」と「アイビー」が到着してから、半年が経過したところです。
季節は春を迎え、冬のあいだ寒さ対策のために室内に避難させていた植物を、屋外に出しました。
ただし、

筆者

苔玉の状態で屋外に出すと、乾燥し過ぎるだろう。

と考え、「ポトス」と「アイビー」は、相変わらず室内の机の上で育てています

水やりのタイミングで撮影。

順調な成長を見せる「ポトス」

「ポトス」は、育てはじめてから一度も調子を崩すことなく、枝葉を少しずつ伸ばしています
苔玉を置いている場所は、窓際ではないため、外から差し込む光は強くありません。

日陰に強い観葉植物にとっても、光量不足に陥りやすい環境だと思いますが、成長をつづけているため、よっぽど耐陰性が高い品種なのでしょう。

調子が上がってきた「アイビー」

以前、調子が悪かった「アイビー」は、30分ほど水に浸けるようにしたところ、調子が上がってきました

今はすっかり立ち直った様子で、枝を伸ばし、葉数を増やしています

以前、調子が悪かったのは、水を吸い上げられていなかったことが原因だったようです。

苔玉を半分ほど水に浸け、水やりをしている

最近は、苔玉で包まれている部分をすべて水に浸けず、苔玉を半分ほど水に浸けて水やりをしています
糸で巻き付けている苔が、水やりの度に少しずつ取れてきますが、苔玉をすべて漬け込むより苔が取れづらいと感じています。

2024年9月17日(September 17, 2024)

前回の記録から、約4か月が経過しました。

相変わらず好調な「ポトス」

「ポトス」は相変わらず好調な様子で、まだしばらくは、苔玉のままの環境で育てられそうです
苔玉から溢れるくらいまで直径が大きくなり、葉数は、記録開始時の2~3倍ほどまで増えました

茎の途中からは、気根(きこん)と呼ばれる器官を出しているため、あたらしく根を張れる場所を探しているようです。

ふたたび調子を崩した「アイビー」

一方の「アイビー」はふたたび調子を崩し、3分の1ほどの葉が萎れ、枯れ込んできました…。

ここ最近、苔玉を水に浸けても、根から水を吸い上げられていないように見えます。
おそらく根が成長し過ぎて、根詰まりを起こしたことで、吸水できなくなったのでしょう…。
今の苔玉に包んだ状態で、これ以上育てていくのは、むずかしそうです。

苔玉を解体し、根詰まりから解放します。

ここまで成長記録を付けてきた「ポトス」&「アイビー」ですが、苔玉を解体したあとの様子は、別の記事でご紹介します

(完)

「ポトス」のその後の成長記録は、以下の記事でご紹介しています

「苔玉」(ポトス&アイビー)の育成環境

日当たり

「アイビー」も「ポトス」も日当たりのよい環境を好むため、明るい環境で育てることが望まれます。
ただし、強過ぎる光に長時間当てると、葉焼けを起こすリスクを高めることに…。
理想の日当たりは、室内の窓辺や屋外の日陰など、強過ぎず弱過ぎない環境です。
いずれの品種も耐陰性があるため、ある程度の日陰でも育てられます。

自宅では、季節を問わず窓から遠い室内で育てているため、強い光は当てていません。
育成環境の光量は、レースのカーテン越しの光よりも弱いですが、根詰まりを起こすまでは健康的な成長を見せていました。

水やり

「アイビー」も「ポトス」も、土に植えられている状態であれば、表土が乾いたら水やりをするのが、基本的な水やりサイクルです。

自宅では、苔玉が乾いたタイミングを目安にし、水やりをしています。
水やりは、100円ショップで購入した黒いケースに水を溜め、苔玉を10~30分ほど浸けています。
苔玉を水に浸けた状態のまま放置してしまい、1日ほど経ってから気づいたことがありましたが、根腐れなどの不調は起こしませんでした。

「アイビー」&「ポトス」は、水分不足を起こすと、あきらかに葉が萎れてきます。
致命的なダメージにつながる前に、水が足りてない状況に気づきやすく、水やりのタイミングが分かりやすい性質をもっています。

植物への「水やり」は、以下の記事で詳しく解説しているため、ご興味があれば参考にしてみてください

肥料

「アイビー」&「ポトス」は、栄養分が豊富な土壌で暮らしているため、適量の肥料を与えることで健康的な成長を見せるでしょう。
肥料を与える季節は、気温が15~25℃程度の、春と秋の成長期です。

カタログギフトの苔玉の中には、肥料が入っていないと思います。
苔玉に包まれている状態で、液体肥料を与えてもよいと思いますが、自宅では与えていません。
定期的に肥料分を与えていけば、記録を付けている速度よりも、グングン成長するでしょう。

実際に自宅で育てている観葉植物の成長記録は、以下の記事でまとめています
「アイビー」&「ポトス」以外にも魅力的な品種を育成しており、あわせて育成環境もご紹介しているので、よろしければチェックしてみてください

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