「大船フラワーセンター」に行ってきました!~神奈川県鎌倉市にある植物園~

植物に癒される休日

本日は、神奈川県鎌倉市にある県立の植物園、「大船フラワーセンター」をご紹介します!

最寄り駅の「大船駅」は、JR東海道本線、JR根岸線、JR横須賀線、JR湘南新宿ライン、湘南モノレール江の島線と、5路線が走っている鎌倉市内の主要駅の1つで、鎌倉市と横浜市と境目にある駅です。

「大船駅」から徒歩で約5分歩いたところからは、約25mの高さを誇る白衣観音像である“大船観音”が、街を見守ってくれている街でもあります。

目次

大船フラワーセンターの各エリア

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インフォメーション&ショップ(INFORMATION&SHOP)

券売機で入園料を支払い、さっそく「大船フラワーセンター」の中に入ると、まずは売店があり、売店横にある屋外のスペースでは“ミニ盆栽”などの植物の販売もされていました!

また地元の農家で栽培された季節の野菜「鎌倉野菜」も置かれていて、「大船フラワーセンター」内で育っている植物を見る前から、早くも“アットホームな雰囲気が漂う植物園”ということが伝わってきます!

植物は見て楽しめるのはもちろん、いつも何気なく食べている野菜も植物なんだと再認識させられるコーナーですね。

花壇

「大船フラワーセンター」内の花壇には季節のお花が植えられていて、わたしが行ったときは、キレイな白色と黄色のお花がたくさん咲いていたのが、特に印象に残りました!

この植物の近くでは「このルピナスは、園内でタネを蒔いて育てている」といったご案内が出されていましたが、ルピナスのお花では無いような・・・!?

「パンジー」か「ビオラ」のどちらかのように思えますが、キレイであればそれで良いということで、ほかのコーナーに足を運んでいきます!

ツバキ園

ツバキ園に進むと「花大臣(はなだいじん)」が、ピンク色のお花を咲かせていました!
一般的に、ツバキは冬から春(11月~4月ごろ)に咲くことで知られていますが、ツバキ科ツバキ属に所属している植物のなかにも多くの品種があるので、品種により開花時期はまちまちです。

ツバキは日本、そして東アジアを原産地とする植物ですが、「花大臣」は愛知県でつくり出された“園芸品種”です。

そして、展示場に向かう道中にはモミジの「旭鶴(あさひづる)」が紅葉の最中で、真っ赤に染まっていました。

そして道の脇からは、たくさんの黄色いお花が顔をのぞかせていました!

この黄色いお花の近くには、「ジャーマンアイリス’ラテン・レディ’」と書かれているネームプレートが立てられていましたが、調べてみたところ、おそらくこれも異なる品種のようです。
ほかの植物も密集しているエリアだったので、勘違いしてしまったようですね・・・。
似たような植物「ツワブキ」という品種がありますが、残念ながら真相は定かではありません。

展示場

「大船フラワーセンター」内にある展示場では、1~2か月ごとに展示会の内容が変わるようです。
この日は“フラワーセンターフォトコンテスト作品展”が実施されていて、プロのカメラマンが撮ったような完成度の高い写真が展示されていました!

植物が付けるお花はひと時で終わってしまいますが、写真に残しておけば、いつでもサイコーの瞬間を呼び覚ますことができますね!
ただ、ひと時で終わってしまうからこその良さがあったりするモノですが!

そして、数十枚立ち並ぶ“フォトコンテスト”を見終わり、展示場をあとにして少し歩いていくと、そこに『Welcome to ROSE garden』の看板を見つけました!

この日、わたしの記憶にもっとも残った「バラ園」に到着です!

バラ園

大船フラワーセンターの「バラ園」には約370品種、株数では1200株ものバラが育てられていて、“フラワーセンター”の名に恥じないフラワーがお待ちかねの空間が広がっていました!

赤色、白色、黄色、ピンク色、色とりどりのバラが開花していました!

大船フラワーセンターの「バラ園」で見ごろをむかえる季節は、5月中旬~7月上旬、そして10月中旬~11月中旬のようで、開花の季節が合えば、「バラ園」だけでも、充分足を運んでみる価値があると思います!

2023年は残暑が長く続く年だったので、その影響でバラの開花も遅れており、12月上旬でも依然として見ごろでした。
バラに限ったことではありませんが、お花の開花時期は、気温などの影響により年によってズレが生じるモノです。
大船フラワーセンターの公式HPでは、開花情報も掲載されています!
せっかく行ったのに、お花に出逢えなかった。ということの無いように、開花情報を事前にチェックしてから行くことをオススメします!

大船フラワーセンターに行き、「バラ園」にたどり着くまでは、「バラといえば幹に鋭利なトゲを付ける植物で、赤い花を咲かせる植物」ぐらいにしか思っていなかったのですが、今回たくさんの開花を見れて、バラの魅力に気付くことができたように思います!

この日は快晴だったので、より一層植物が色鮮やかに見える“絶好の植物園日和”といえる日でした!

この「バラ園」には、もっとも長く滞在してしまいました。
一緒に行った友人からは、「いったい何枚写真撮ってんの?」とあきれられる始末・・・。

そんなことはそれほど気にせずに、続いて向かったのは、「グリーンハウス(観賞温室)」です!

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ウメ・サクラ

「バラ園」から「グリーンハウス(観賞温室)」に向かう途中、ウメとサクラ立ち並んでいる道を進みましたが、あいにく落葉期間中でした。
落葉中とはいっても、ウメの木の特徴的な幹から枝を垂れ下げる姿からは、貫禄のある佇まいを感じます!

落葉樹は、枯れ葉のお掃除が大変そうですが、常緑樹には常緑樹の、そして落葉樹には落葉樹の良さがあると思います!

グリーンハウス

「グリーンハウス」は入り口から『らん室』→『ハイビスカス室』→『花木室』→『つる性植物室』→『すいれん室』→『花鉢室』→『オーストラリア園』の順路になっていて、暖かい原産地で暮らす熱帯・亜熱帯の植物が集められています。

この建物は、風通しの良さと、より多くの日差しを確保できるように設計されているということです。
建築のことは、まったくといっていいほど分かりませんが、特殊な工夫が施された建物なのでしょうね。

ハイビスカス室

温度を保つことのできる温室の力なのか、それとも残暑の影響なのか、はたまた開花時期が少し遅めの品種なのかは分かりませんが、本来は5月~10月が開花時期とされている「ハイビスカス」のお花を、12月に入っているタイミングでも見ることができました!

一目で「ハイビスカス」と分かる、ユニークなカタチをしたお花を咲かせる植物ですね!
だいたいの「ハイビスカス」のお花の寿命は、たった一日で終わってしまうという、はかない植物でもあります。

すいれん室

「ハイビスカス室」をさらに進んだところにある「すいれん室」では、「パキラ」や「カシワバゴムノキ」など、100円ショップでも出会うことのできる馴染みのある名前がネームプレートに書かれていました!
当然ですが名前は同じでも、100円ショップの植物はとてもかわいいサイズ感ですが、温室内の植物は迫力のある大人の姿をしています!

「パキラ」や「カシワバゴムノキ」は、大きな植物も時たま見かけますが、「ゲッキツ(シルクジャスミン)」は大きく育った姿をあまり見たことがなかったので、新鮮でした!
少し前に、100円ショップからお迎えして育てていましたが、わりと初期段階で枯らしてしまった植物でもあります。

クリスマスの季節でもあったので、季節限定の特別仕様だと思いますが、「ポインセチア」のタワーも建設されていました!

こちらのタワーマンションには、空室が無いようですね。

その他、おそらく植物園でしか見られないであろう大きなサイズの「ビカクシダ(コウモリラン)」と、食虫植物を拝見した後に「グリーンハウス」を出て、「大船フラワーセンター」の出口に向かい、また「大船駅」から電車に揺られ、帰路につきました!

さいごに

わたしが抱いた、「大船フラワーセンター」の印象は、下記のとおりです!

  • “フラワーセンター”の名前に負けないぐらい、園内では、とにかく“フラワー”(花)が多い!
  • 園内の植物をゆっくりと見て回って、所要時間は1時間半ぐらい!
  • 約3,000種類もの植物を扱っているので、植物園の中ではすごく広いとはいえない面積の割に多品種の植物を見れる!
  • 「大船駅」からのアクセスは、神奈川県道402号を真っすぐ進むルートで分かりやすい!

大船フラワーセンターのご紹介は以上です!

下記の記事で、実際に足を運んだ植物園をまとめています
よろしければ、あわせてお読みください。

大船フラワーセンターの基本情報

住所・アクセス

神奈川県鎌倉市岡本1018
【車】:駐車場有り
【電車】:『大船』駅から徒歩16分
【バス】:『岡本』停留所から徒歩3分

開園時間

≪3月~10月≫:AM9時00分からPM17時00分まで
≪11~2月≫:AM9時00分からPM16時00分まで

定休日

第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日が休み)
12月29日から1月1日まで

入園料

400円(20歳以上) ほか
年間パスポートあり

電話番号・HP

0467-46-2188
大船フラワーセンターの公式HP

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