根岸森林公園の梅林はすごかった!~梅林以外にも楽しさがつまった公園~

横浜市内の大型公園

東京ドーム約4個分という広大な敷地内には、カエデやケヤキ、イチョウを始めとしたさまざまな植物が植わっているため、四季折々でさまざまな植物を楽しめる「根岸森林公園」
特に1月~4月ごろには70種280本の梅や、400本以上の桜が開花シーズンを迎えるため、横浜市内有数のお花の名所へと変身をとげます!

そんな根岸森林公園の梅林に行き、圧倒されたときのことをご紹介します!

目次

園内の施設や植物

スポンサーリンク

別の植物園に行った時にまじまじと見た、重心の低さが特徴的な梅の樹形に魅力を感じていました。

せっかくなので梅の開花を見たいと思い立って、開花シーズンにあわせて根岸森林公園を訪れました!

森のテラスカフェ

管理センター(レストハウス)にある「森のテラスカフェ」では、コーヒーなどの飲み物、ホットドッグやたこ焼きなどの軽食を食べることができます!

2022年4月にオープンしたばかりのカフェで、キレイな施設です。

園内には、更衣室・シャワー・ロッカーもあるので、公園内で運動をして汗をかいたら、シャワーを浴びて着替えてすがすがしく帰路につくこともできます。

園内のどこにどれぐらいの梅が植わっているのかなどの事前情報はあまり仕入れていなかったので、レストハウスを後にして一通り園内を歩いてみようと思いましたが、意外と早いタイミングで梅林を発見しました!

梅林

梅林の付近ではテントを組み立てているファミリーや、レジャーシートを広げて梅の花のいい香りの中でお昼寝をされている方もいました!

開運(かいうん)

梅の中では開花時期が遅い「遅咲き」の開運(かいうん)です!

梅の花は小さい印象ですが、この開運のお花は大きく、まだまだツボミもあったので、さらに美しくなりそうですね!

日月(じつげつ)

開運と同じ梅の木が咲かせているとは思えない、真っ白なお花を咲かせている日月(じつげつ)です!

日月には挿し木の台木として、他の梅の花が接がれていました!

挿し木は、生命力が強くて成長の早い植物の力を借りて、成長の遅い植物を急成長させる技術なので、日月は丈夫な梅の木のなかでも、特に生命力の強い品種なのでしょう。

黒田(くろだ)

黒田(くろだ)の花は、花びらが数多く重なって花を咲かせる八重咲(やえざき)です。

こちらも「遅咲き」の梅ですが、まさに満開といったタイミングです!

春日野(かすがの)

こちらの梅の木では白いお花の中に、よく見るとピンク色のお花もまざっていました!

そのときは見間違いかとも思いましたが、春日野(かすがの)は、一本の梅の木が白とピンク色のお花の両方を咲かせる品種のようです!

贅沢な植物ですね。

無類絞り(むるいしぼり)

こちらの品種も、白とピンク色が入り交ざっていました!

同じ木から違う色のお花が開くのは、梅ではそこまで珍しくないのでしょうか。

ただ、無類絞り(むるいしぼり)は、一つのお花に白とピンク色が入るので、希少な品種のようです!

梅林の中央を通っている散策路ですれ違った方が「今年は梅林を見に来るのが3月になったから、もう開花が終わっているかと思ったけど、今年はまだ咲いていてよかった!」と言っていたので、根岸森林公園の梅の花見は2月中に来るのが無難なのかもしれませんね。

スポンサーリンク

梅林を少し遠くから

“梅林ロード”の一番端から、撮ってみました。

手前の梅の開花が終わっていて少し寂しい光景にも見えますが、全体的にみれば開花のピーク期といってもいいぐらい多くの梅がお花を咲かせていました!

オオカンザクラ

お花は完全には開かずに半分だけ開き、やや下を向いた状態で咲くオオカンザクラです!

散ってしまう前にピンク色が強くなる桜で、遅咲きの梅と開花時期が一緒だったこともあり、帰ってきて写真をよく確認まで八重咲の梅だと思っていました。

梅林とオオカンザクラを堪能し終わりましたが、せっかく来たので園内をぐるっと見て回ることに!

その他のエリア

根岸森林公園には、どこまでも芝がつづく「芝生広場」があり、たこ揚げやサッカー、キャッチボールなどをしている人たちで賑わいのある空間が広がっています。

エリカ属の植物

正確な品種名までは分かりませんが、園内には梅や桜以外にも見事に開花している植物がいました!

エリカ属はツツジ科の植物で、花が多すぎてもはや幹の部分が見えないぐらいです。

園内の池

芝生広場を通り過ぎると池があり、訪れた日は池の水が抜かれているタイミングでした。

なんでも、池に生息した特定外来生物の駆除と底質の改善を図るためだとか。

「ひとが勝手に持ち込んだ生き物を、ひとが駆除する」というのはなんとも身勝手な話ですが、今後、池の中の環境が良い方向に進むといいですね!

この池の水は、雨や芝生広場からの流れてきた水を利用しているため、一度水を抜いてしまうと水が溜まるまでに少し時間がかかるそうです。

隣接している施設

根岸森林公園に隣接している施設に「馬の博物館・ポニーセンター(根岸競馬記念公苑)」があります!

サラブレッドや日本の在来馬など、さまざまな品種の馬を見れるようですが、残念ながら行った日は休館日だったので外観のみです!

他にも園内には「遊具広場」「ドーナツ広場」「見晴らし台」などがあり、園内に設置されたバスケットゴールでは、バスケをしている子どももたくさんいました!

梅の開花シーズンが終わったあたりから、今度は桜の開花シーズンが始まり、春以外の季節でも緑あふれる空間の中で過ごすことのできる根岸森林公園。

横浜市内からは、アクセスもしやすい位置にある広大な公園のご紹介でした!

根岸森林公園の基本情報

住所・アクセス

神奈川県横浜市中区根岸台‎1-2
JR京浜東北・根岸線「根岸」駅、「山手」駅から徒歩約15分
「根岸」駅または「桜木町」駅からバス

開園時間・休園日

24時間入園自由
森のテラスカフェ:AM9時30分からPM16時00分まで

入園料

無料

電話番号・公式HP

045-641-9185
根岸森林公園の公式HP

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次