「トロピカルガーデン埼玉」は様々な多肉植物&サボテンを扱う園芸店

ネットショップでも販売

すぐ近くには神流川が走る、埼玉の自然に囲まれた静かなエリアに、知るひとぞ知る多肉植物の楽園があります

「トロピカルガーデン埼玉」は、サボテンやエケベリア、ハオルチアなど、さまざまな品種が整然と並ぶ多肉植物専門店

センスあふれる寄せ植えや、枯れ木と一緒に飾られた植物のすがたにも癒されます。
この記事では、そんな魅力いっぱいの「トロピカルガーデン埼玉」の様子をご紹介します

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目次

「トロピカルガーデン埼玉」の売り場の様子

出入り口付近の様子

「トロピカルガーデン埼玉」の売り場に一歩足を踏み入れると、多肉植物やサボテンと一緒に、3羽のフクロウがお出迎えです

最上段に並ぶ、白いフクロウたち

多段式の木製ラックには、立派に育つサボテンや、寄せ植えされた多肉植物のすがたも見られます

床面にはバークチップが敷き詰められ、オシャレで歩きやすい空間が演出されているのも特徴的です

店内の全景

つづいて、店内の全景の様子です。

売り場は熱がこもりやすいハウスの中ですが、大型の扇風機で換気されているため、暑すぎず寒すぎず、ほどよい気温が保たれていました。

整理整頓が行き届いている売り場では、調子を崩した株のすがたは見受けられません

カット苗(エケベリア)

販売数が多い品種

「トロピカルガーデン埼玉」でもっとも多く販売されている多肉植物は、以下の品種です。

  • エケベリア
  • グラプトペタルム
  • グラプトベリア

売り場面積の4分の1ほどは、エケベリアなどの「カット苗」が占め、売り場をにぎわせていました

カット苗が並べられた一角の様子。

培養土の上に置かれたカラフルな鉢には、園芸用ラベルが入れられており、それぞれの品種名が記載されています。

カット苗は茎からスパッと切られた株のため、まずは多肉植物を、しっかりと根付かせる必要があります。

使用している培養土

「トロピカルガーデン埼玉」で、カット苗の株に使用している培養土について、店員さんに尋ねてみました!

カット苗には、赤玉土をメインに使っているのでしょうか?

店員さん

赤玉土に加え、バーミキュライトやピートモスを配合した培養土を使用しています

「エケベリア」などには、黄色っぽく色付いた鹿沼土をメインで使用するひとが、比較的多いです。
赤玉土をベースにしているのは、「トロピカルガーデン埼玉」の特徴と言えるでしょう。

寄せ植え(エケベリア)

売り場に並ぶ寄せ植えは数十鉢

複数の株をひとつの鉢に植えた「寄せ植え」も、数十鉢並んでいました

小さな株だけが集結する鉢や、背丈が異なる品種同士が植えられたものなど、そのバリエーションは豊かです

寄せ植えは意外とカンタン!?

多肉植物の寄せ植えはキレイですが、うまく仕立てるのはむずかしい印象があります…。

店員さん

ひとつずつ植えていけば、意外とカンタンにできますよ

最初は手こずりそうですが、経験を積めば、店員さんのようにカンタンに寄せ植えができる日がくるのかもしれません!

寄せ植えのモニュメント

「トロピカルガーデン埼玉」ではモニュメントのような、クオリティが高すぎる寄せ植えもありました

ビッシリと仕立てられた多肉植物。

それぞれの株が色とりどりに葉を色づかせ、数字の『8』のような形状に仕立てられています!

たとえ寄せ植えの経験が豊富な方がつくっても、何時間もかかりそうなくらい、完成度の高いものでした

寄せ植えは仕立て直さず、長期的に楽しめる

寄せ植えは、こまめにメンテナンスをしないと楽しめない印象があるため、長期的に楽しめる方法についても尋ねてみました。

自宅で多肉植物の寄せ植えを育てていますが、それぞれの株の成長速度が異なり、時間の経過とともに全体的なカタチが崩れてしまっています…。

店員さん

カタチが崩れたら、植え直せば仕立て直せますが、崩れたカタチをそのまま楽しむ方法もあります

と言い、見せていただいた鉢もありました

たしかに、少しカタチが崩れていますが、これはこれでよい味が出ているのではないでしょうか

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ハオルチア

店内には“砂漠の宝石”や“クリスタルプラント”という別名をもつ、「ハオルチア」も販売されています

店内に並ぶハオルチア。

ハオルチアは大きく分けると、「軟葉系」と「硬葉系」に分類されます。

  • 軟葉系
    • プックリと軟らかい葉が特徴
    • 軟葉系の品種の多くは、“窓”と呼ばれる葉先の透明な部分をもつ
      • オブツーサ など
  • 硬葉系
    • 硬い葉が特徴
      • 十二の巻 など

「トロピカルガーデン埼玉」には窓をもつ‟軟葉系”の品種が多く並び、別名に恥じない窓を輝かせていました

寄せ植え(サボテン&ハオルチア)

「寄せ植え」として販売されていたのはエケベリアだけではなく、サボテンやハオルチアもひとつの鉢に集結しています

エケベリアの寄せ植えは、カラフルで洒落た印象を受けますが、サボテンなどの寄せ植えはワイルドさを演出しています

ハオルチアにとっては、隣にあるサボテンのトゲが肌に直接当たり、痛い思いをしているかもしれません…。

マウガニー(コノフィツム)

コノフィツムの「マウガニー」が、鉢に規則正しく植えられていた様子も印象的です!

フルーツ味のグミのような見た目をしており、到底植物のすがたとは思えません…!

コノフィツムは、外敵対策のために石に擬態し、目立たないすがたに進化したと言われる植物。
ここまで奇抜なすがたに進化した「マウガニー」は、石には見えず、目立ってしまっているような気もします…。

なにはともあれ、涼しい季節が好きな“冬型”の多肉植物「マウガニー」も、販売されていました

ドロサンテマム

なにか、イチオシの品種はありますか?

と店員さんに尋ねたところ、最近話題になっている多肉植物があるということ!

その名は、ドロサンテマム

多肉質な葉はハート型で、表面には、うっすらと白い毛が生えているように見えます
大樹のすがたをそのままに、サイズだけ小さくしたような樹形ですが、葉の印象が強くワイルドさは感じさせません

今回は購入を見送りましたが、たしかに「ドロサンテマム」は、今イチオシの品種と言えるでしょう

枯れ木+多肉植物

店内のバークチップの上には枯れ木が何本か置かれ、その上では、枯れ木に着生するように多肉植物が育っていました

寄せ植えのモニュメントだけではなく、枯れ木とのオシャレな演出も、「トロピカルガーデン埼玉」をつくり上げている要素のひとつ

外観はなんの変哲もないビニールハウスですが、実際に中に入ってみると、鉢に植わった多肉植物以外にも、さまざまな発見があります

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まとめ

「トロピカルガーデン埼玉」は、豊富な品種と整った売り場環境、そして目を惹く寄せ植えの数々が魅力の園芸スポットです

カット苗から完成度の高いモニュメント寄せ植え、最近人気の品種まで、見ているだけでも楽しめる空間が広がっています!
自然に囲まれた落ち着いた環境の中で、お気に入りのひと鉢を探す時間は、特別な時間になるかもしれません。

ネットショップでも新鮮な苗を販売しているそうなので、お近くにお住まいでない方も、チェックしてみてもよいでしょう。

埼玉県内には、たくさんの園芸店が存在します。
おすすめのガーデニングショップについては、以下の記事でまとめています
ご興味があれば、あわせてお読みください

「トロピカルガーデン埼玉」の基本情報

住所&アクセス

埼玉県児玉郡神川町下阿久原1013-1

【バス+徒歩】
JR八高線「丹荘駅」からバス+徒歩で約31分

※駐車場有り

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