園芸文化の薫る庭づくり
横浜市内でバラのお花見を楽しめるスポットは、どれぐらいあるのでしょうか!?
「横浜イングリッシュガーデン」の敷地内では、多くのバラが咲き誇り、お花見におとずれる方が多いスポットの一つ!
横浜イングリッシュガーデンの最大の魅力は、四季折々に咲き誇る花々です!
特に、春から夏にかけてのバラの開花シーズンは見逃すことができず、秋にもバラの開花が見られます!
横浜イングリッシュガーデンは2018年に、世界バラ会連合から「優秀庭園賞」を受賞しました!
世界バラ会連合は50年以上の歴史を誇る機関なので、世界中のバラ愛好家から、高い評価を得た証といえるでしょう!!
約2,200品種、2,800株ものバラが咲き誇る庭園は、横浜を代表するうつくしい景観として、多くの人びとを魅了しています!
本記事では、横浜イングリッシュガーデンで育つ植物などをご紹介し、その魅力に迫っていきます
横浜イングリッシュガーデンの様子
この日は秋の季節だったので、「ハロウィン・ディスプレイ」を展示していました!
ガーデン内には、かぼちゃのキャラクターやおばけが所々に飾られ、イベント感が満載でした!
ほかにも、「クリスマス・ディスプレイ」や「イースター・ディスプレイ」なども実施しているので、タイミングが合えば、イベント期間中の様子を楽しめるでしょう!
アンゲリカ:Rose Angelika
横浜イングリッシュガーデンでは、多くのバラが、花びらを開いていました!
こちらは「アンゲリカ」という品種で、淡いオレンジ色がやさしい雰囲気を演出しています!
バラのお花と言われなくても、ぱっと見でバラだと分かる、典型的なバラのカタチをしています!
1枚あたりの花びらは薄いですが、何枚もの花びらを重ねているので、見ごたえのある見た目です!
1年に1回だけお花を咲かせる植物が多い中、バラの開花時期は春と秋で、1年に2回お花を咲かせる植物です。
春は多くの品種が一斉にお花を咲かせますが、秋は春と比べるとお花の数は控えめ。
ですが、「アンゲリカ」を見ていると、秋バラも十分に楽しめることが伝わってきます!
レッド ムーン:Rose Red moon
別の場所では、「レッド ムーン」という品種もお花を咲かせていました!
バラらしくはないお花ですが、白を基調とした、ピンク色とのグラデーションが特徴的です!
「レッド ムーン」は、日本の大分県で生み出された品種なのだそう。
バラの生産国としては、ケニアやエクアドルなどが知られていますが、日本でバラの品種が生み出されていることは、とても誇らしいことではないでしょうか!
ピュル カプリス:Rose Pur caprice
「ピュル カプリス」という品種が咲かせるお花も、ユニークな色合いをしているものです!
植物の咲かせるお花で、黄色とピンク色の組み合わせもめずらしいですが、花びらを外側に開放的に広げるすがたは、バラの咲かせるお花の中では風変わりな印象を与えます!
そして、葉をつけている茎の色が独特な紫色をしているところも、ほかのバラには見られない特徴といえるでしょう。
たとえ花を咲かせていない状態であっても、観賞価値の高い品種だと思います!
横浜イングリッシュガーデンでは、伝統的なバラを象徴する品種がある一方で、「ピュル カプリス」のように個性的な品種もあり、飽きの来ない庭園が広がっています!
コトブキ(寿):Rose Kotobuki
そして、なんとも縁起のよい名前をしたバラのすがたも確認できました!
その名も、「コトブキ(寿)」!!
真っ赤な色合いは、バラを象徴するものとなっています!
実際に、バラが咲き誇る場所では、赤いバラの品種が多く見られます。
赤いバラ同士は、お花のカタチなどの特徴が似ている品種も多いため、見分けがつきづらいと感じることも・・・。
品種の違いが分からないままになることもありますが、どの品種も見ているだけで癒しをくれるので、「うつくしい見た目を楽しめれば、それだけで充分かな 」と思っています!
「優秀庭園賞」記念碑
「横浜イングリッシュガーデン」を出入り口から直進した位置には、優秀庭園賞を受賞した際につくられた、記念碑も建てられています!
ハロウィンのかぼちゃが記念碑の周囲を埋め尽くしていますが、記念碑や隣に設けられた車のすぐ近くまで立ち入れるようになっていたので、記念碑の近くでは多くの人たちが景色をカメラに収めていました!
ローズ&シュラブガーデン(Rose&Shrub Garden)
「ローズ&シュラブガーデン」という場所では、広場のようなエリアも設けられており、ここでもハロウィンの演出が全面にあふれていました!
同じ光景も、日没後に見ると不気味な雰囲気を醸し出すのかもしれません。
この周囲ではアジサイも植えられていたので、梅雨どきにはアジサイの開花とともに、姿を変えることでしょう!
アジサイ以外にも、敷地内ではクレマチスやカラーリーフなどが植えられているので、バラだけではない魅力が「横浜イングリッシュガーデン」にはつまっています!
緑のトンネル
「横浜イングリッシュガーデン」の敷地の中央部には、緑のトンネルも設けられています!
来園者が途切れることなく、シャッターを切っていたので、画像とともに来園者の記憶に刻まれていることでしょう。
秋の季節はバラのお花の存在は目立ちませんでしたが、暖かい春の季節には、多くの春バラで彩られるそうです!
ちなみに、自撮り棒や三脚などを敷地内に持ち込むことは禁止となっているので、注意が必要です
横浜イングリッシュガーデン
横浜イングリッシュガーデンは、横浜市西区に位置し、2006年に開園したうつくしい庭園です!
英国式庭園の伝統を踏襲したデザインとなっていて、本記事で取り上げてきたように、特にバラを中心に季節ごとに多彩な花々が咲き誇ります!
四季折々の花々が織りなす景色を楽しむことができ、散策の途中で休憩できるカフェも併設されています。
おいしい飲み物を飲んで、リラックスしながら、庭園の美しさを存分に堪能できるでしょう!
また、横浜イングリッシュガーデンでは、時間帯を選べばペットの同伴が可能となっており、愛犬と一緒におとずれることができます。
さらに、ランドスケープ事業も展開しており、理想のお庭づくりをサポートしているのだとか。
自宅のお庭を横浜イングリッシュガーデンのようにつくり上げることは、さすがにむずかしいかもしれませんが、お庭の相談をしたいときには、相談相手の選択肢にあげてみてもよいと思います!
以上です!
本記事では、「横浜イングリッシュガーデン」で見られる植物や、その魅力をご紹介しました!
神奈川県内&東京都内のお花見スポットは、下記の記事でご紹介しています
ご興味があれば、チェックしてみてください。
横浜イングリッシュガーデンの基本情報
住所・アクセス
横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内
相鉄線「平沼橋」駅から徒歩で約10分
横浜駅西口から無料送迎バス有(水曜日は運休)
開園時間・休園日
≪3月~11月≫
AM10時00分からPM18時00分まで
(最終入園はPM17時30分まで)
≪12月~2月≫
AM10時00分からPM17時00分まで
(最終入園はPM16時30分まで)
※日没後は、営業時間内であっても観賞することができなくなる場合があります。
≪休園日≫
年末年始
入園料
一 般:700~1,500円
小中学生:400~800円
未就学児:無料
※季節により、料金は変動します。
電話番号・FAX・公式HP
TEL:045-326-3670
FAX:045-313-2280
横浜イングリッシュガーデンの公式HP
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