『リトープス』をタネから育てる成長記録~冬型の多肉植物・メセン類の実生~

石に擬態する多肉植物

目次

『リトープス』の基本情報

原産地など

原産地:南アフリカ・ナミビア
花言葉:こよなき魅力、用心深い
科・属:ハマミズナ科・リトープス属
学 名:Lithops(リトープス)
別 名:砂漠の宝石、イシコログサ(石塊草)、 イシコロギク(石塊菊)

冬型でメセン類の多肉植物

「リトープス」(Lithops)は、すずしい季節を好む“冬型”の多肉植物で、メセンの仲間です。

‟メセン”と呼ばれる多肉植物は、ハマミズナ科の植物のことを意味します。

乾燥に強い

「リトープス」の自生地は雨が少なく、年間降水量は日本の4分の1ほどしかないため、おもに乾燥に強い植物が暮らしています。

筆者

リトープスも、体内に多くの水分を蓄え、乾燥地帯に適応した植物のひとつです。

女性からの人気も高い

多肉植物にもさまざまな品種がいますが、「リトープス」は、かわいらしい見た目から女性からの人気も高いです。
多肉植物のイベント会場に足を運ぶと、多くの女性のお客さんが、「リトープス」の販売ブースを取り囲んでいる光景を見かけます。

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『リトープス』のタネの購入・タネ蒔き

ネットショップでタネを購入しました

購入したのは、リトープス“ミックス”という種子

多肉植物や観葉植物のタネを販売しているネットショップ、「多肉植物ワールド」で「リトープス」のタネを購入しました。

多肉植物ワールド(yahoo!ショッピング)

「種子ミックス」という名前のタネを購入しました。
筆者

さまざまな品種が入ったミックスにした理由は、ひとつの品種だけではなく、多くの品種を楽しみたいと思ったためです。

白い紙に包まれた状態で到着しました

「リトープス」のタネは、白い紙に包まれた状態で到着しました。
以前、他の品種のタネを多肉植物ワールドで購入したときは、小さなビニール袋に入れられて送られてきました。
他の多肉植物と比べて「リトープス」のタネは小さいため、落下防止や静電気を発生しづらくし、タネを蒔きやすくするためにビニールを使用していないのだと思います。

多肉植物のタネの購入ルートは、以下の記事で詳しくご紹介しています
もしご興味があれば、あわせてチェックしてみてください

タネの蒔き方

多肉植物のタネの蒔き方については、土に蒔く以外にも、濡らしたキッチンペーパーの上に蒔く方法などもあります。
いずれの方法でも、ポイントになるのは以下の点です。

発芽率を高めるコツ
  • 高い湿度を保つ
  • 適温を保つ
    • リトープスの場合は、15~25℃程度
  • 直射日光に長時間当てない など

多肉植物のタネの蒔き方については、以下の記事で解説しています

「リトープス」のタネ蒔き後の成長記録

タネ蒔き後70日目(2024年1月13日)

タネを蒔いてから約2か月が経ち、まだまだ小さいですが、ようやく「リトープス」らしい特徴があらわれました。

手前の鉢のグミみたいな植物が、リトープスの幼苗です。

植物のタネは鮮度がよいほど発芽率が高く、鮮度が悪いと発芽しないこともあります。

筆者

今回は発芽までこぎ着けたので、ひと安心です!

ただし現状の直径は2~3mmほどなので、慎重に扱う必要がありそうです。
コケの繁殖によって緑が広がる鉢内では、より一層「リトープス」の存在が目立ちません…。

耐寒温度は0~5℃

「リトープス」はすずしい季節を好む“冬型”の多肉植物ですが、冬型の品種といっても耐寒温度は0~5℃ほど。

特に株が小さなうちは寒さに強くないため、今回の冬は室内で育てていく予定です。

園芸用トレイは便利な存在

室内で植物を育成する場合、園芸用のトレイを使用すると、鉢の受け皿の役割を果たしてくれます。
水を溜めた容器に鉢ごと浸ける「腰水」で、多くの植物を管理するときも、トレイは便利なアイテムです。
自宅では、以下のトレイを使用しています。

タネ蒔き後77日目(2024年1月20日)

前回の記録から、1週間が経過しました。

「リトープス」は大きく成熟しても直径5~6cmほどなので、短期間で大きく成長したら驚きますが、案の定、目立った成長は見られません。

鹿沼土はコケが発生しやすい

コケの繁殖状況は、相変わらずです…。
コケが発生している部分を確認すると、鹿沼土(かぬまつち)にコケが生えていることが分かります。

筆者

自宅では、以下のメリットを踏まえ、培養土に鹿沼土を配合しています。

鹿沼土のメリット
  • 排水性や通気性、保水性がよい
  • 軽い
  • 濡れると、土の色が変わる
    • 水やりのタイミングの目安になる

ただし、コケの繁殖を後押しする存在は、植物にとってよい影響ではありません

室内で植物を育てる場合、鹿沼土を使用しないか、使用量を減らした方がよさそうです。

自宅で使用している多肉植物用の培養土

自宅で使用している多肉植物用の培養土については、以下の記事で詳しくご紹介しています
アガベに焦点を当てている記事ですが、自宅で育てている多肉植物には全般的に使用しているので、ご興味があれば参考にしてみてください

タネ蒔き後88日目(2024年1月31日)

前回の記録から、11日が経過しました。

相変わらずマイペースな成長速度ですが、水を吸い上げ、葉が膨らんでいる様子が分かります

まずは根の成長を優先させている

特に発芽したばかりの植物は、土から上の部分よりも、土の中で根を張り巡らせることを優先させます。
「リトープス」があまり成長していないように見えても、土の中では、根がグングンと成長しているかもしれません。

筆者

成長していることは伝わってくるため、肥料を追加したり、光を強めたりせず、ゆっくりと育てていきます。

水切れには要注意

大きく成熟した「リトープス」は、体内に多くの水分を蓄えているため、乾燥気味に育てていくのが基本です。
ただし直径数mmの「リトープス」では、十分な水分を蓄えられません。

今の状態で水切れを起こすと、高い確率で枯れてしまうでしょう…

「リトープス」が発芽するまでは腰水で管理していましたが、今は表土が乾きはじめたら、すぐに水やりをしています。

タネ蒔き後224日目(2024年6月15日)

前回の記録から、約4か月半が経過しました。

順調に育つ「リトープス」で直径1cmほどまで成長し、株ごとの個性も、徐々にあらわれはじめました

筆者

「リトープス」の体を染める色合いが、株ごとに異なります。

屋外に出してから、成長速度が上がりました

4月に入り、最低気温が安定して10℃以上になったタイミングで屋外に出し、その後は1~2時間ほど直射日光の当たる場所で育てています。

屋外に出してから、一気に「リトープス」の成長速度が上がりました
昼と夜の寒暖差が、「リトープス」の生育に、よい影響を与えたのかもしれません

株同士がギュウギュウに詰まり、苦しそうです…。

今回の「リトープス」は発芽率が高く、想像より生育が順調なこともあり、株同士が密集しています…。
「リトープス」は複数の鉢にタネを蒔きましたが、タネを一定の間隔で蒔けなかったため、鉢によって密集具合に違いが見られます。

筆者

「リトープス」のタネはとても小さいため、一定間隔で蒔くのがむずかしいです…。

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タネ蒔き後350日目(2024年10月19日)

「リトープス」のタネを蒔いてから、350日が経過しました。

苦手な暑い季節を屋外で乗り越え、その後は順調な成長を見せています

今は最高気温が25℃前後まで下がり、「リトープス」の成長期を迎えました
今後も、タネから育てている「リトープス」の成長記録を付けていきます

(更新中)

自宅では「リトープス」以外の多肉植物も、タネから育成し、成長記録を付けています
以下の記事で多肉植物の実生の記録をまとめているため、あわせてお読みください

以下の記事では、大人の株から育てている「リトープス」の成長記録を付けています

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