植物の乾燥対策
冬などの乾燥している季節には、手の乾燥にはハンドクリームが、唇の乾燥にはリップクリームが使用される頻度が上がり、お部屋内の乾燥対策として加湿器が使用される機会がふえるものです!
観葉植物の多くはジャングルのような湿度の高いところで暮らしており、適度な高温多湿を好むので、そのような植物もひとと同じく乾燥への対策が必要となります!
もちろん加湿器などを使用して湿度を上げることも乾燥への対策とはなりますが、植物の葉に霧吹きで水をかける「葉水(はみず)」も有効な対策です!
葉水用の霧吹きとして、100円ショップの“DAISO”と“Seria”で葉水用の霧吹きとして使用できる、ミストのスプレーボトルを見つけたのでご紹介します!
葉水の効果
「葉水」の効果は、乾燥への対策だけにとどまらず、他にも3つほどあげられます!
害虫予防
観葉植物に発生するハダニなどの害虫は、乾燥した環境を好みます。
葉水により葉に湿気を与えることで、害虫が嫌がる環境をつくり出すことができるので、害虫予防にもなります。
成長促進
雨があたる環境では、雨水によって葉の表面につく汚れを流してくれますが、雨のあたらない場所や室内で植物を育てている場合には、葉の表面にホコリや汚れや堆積しやすくなります。
葉水を行うとホコリなどを除去することができ、葉の表面がキレイな状態に保たれるため、効率的な光合成が行えるようになります。
また、植物は「根」からだけではなく「葉」からも、水分を体内に取り入れているので、葉水を行うことで植物が欲している水分を吸水できることにより、成長サイクルが促され順調な成育へとつながりやすくなるでしょう。
体温調整
暑い季節は、ひとも汗をかくことで体温調整をしていますが、植物も同じように植物は葉から水分を体外に放出することで、体温が暑くなりすぎないように調整しています。
この植物が水分を体外に放出する速度が間にあわないと、葉焼けを起こしてしまうリスクが高まります。
葉水を与えた水分が、植物の葉の表面から蒸発することで熱をにがす、「気化熱」の効果を得やすくなります。
ただし直射日光があたるタイミングで葉水を与えてしまうと、レンズ効果で逆に葉にダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。
DAISOのスプレーボトル
前段はここまでにして、グッズの紹介です!
まずは、DAISOの製品から!
DAISOのスプレーボトルの色はダークグリーンのみで、他のカラーバリエーションは取り扱いがありませんでした。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2023/01/霧吹きレビュー①(2023.1.1).jpg)
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2023/01/霧吹きレビュー②(2023.1.1).jpg)
パッケージには『ひと握りで ミストが長く続く!スプレーボトル!シューっと細かなミストシャワー』と書かれています。
なにか良い園芸グッズがないか店内を物色していたところ、『ミストが長く続く~』というフレーズに目がとまり、早速購入して、うちの室内で育てている観葉植物への葉水として使用しました!
使用感
実際に使用した感じ、たしかにパッケージに記載されているとおり、他の霧吹きと比べると細かいミストがでてきます。
また、普通の霧吹きと比べると、1プッシュで長い時間水が出続けます!
水が出ている間に間髪入れず、「2プッシュ・3プッシュ・4プッシュ」と続けてトリガーを握ることで、ミストを止めることなく出し続けることができるところも、他の霧吹きと違う点です!
肥料や薬剤などを散布するときに使用される園芸グッズには噴霧器(ふんむき)がありますが、噴霧器の簡易的なモノという印象です。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2023/01/霧吹きレビュー④(2023.1.1).jpg)
広角の調整機能
DAISOのスプレーボトルでは、先端部分にあるノズルを左右に回すことで、ミストシャワーの範囲(広角)を調整することができます!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2023/01/霧吹きレビュー③(2023.1.1).jpg)
試しに狭い範囲に調整しトリガーを握ってみたところ、想像していたよりもストレートで勢いも強く、室内の植物を通り越して、部屋の隅まで水が飛んでいきました・・・。
使用には、注意が必要ですね。
Seriaのスプレーボトル
次に、Seriaで購入したスプレーボトルです!
Seria産も、カラーバリエーションはホワイトのみを取り扱っているようです。
(購入時点の情報です)
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2023/01/2023.1.9).jpg)
このスプレーボトルは、園芸コーナーではなくて洗剤ボトル等を扱っているキッチンコーナーに置いてありました。
DAISOのスプレーボトルとの違いは、もちろん見た目もそうですが、Seria産のスプレーボトルには先端部分に広角を調整するノズルが付いていません。
使用感
Seria産も同じく、実際に使用してみました!
Seriaのスプレーボトルも、水が出ているときに続けてトリガーを握ることで、ミストを出し続けることができます!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2023/01/2023.1.9)-1.jpg)
DAISOとSeriaの商品比較
スプレーボトルは想像以上にコスパの良い商品で、観葉植物を育てている方にはどちらの商品もオススメできますが、DAISO産とSeria産の違いは下記の4つだと思います!
販売会社 | DAISO | Seria |
販売価格(税込) | 220円 | 110円 |
カラーバリエーション | ダークグリーンのみ | ホワイトのみ |
広角機能の有無 | 有 | 無 |
ミスト放射時間 | Seriaより少し長め | DAISOより少し短め |
観葉植物のなかにも頻繁に葉水を行うことを苦手とする品種もいますが、基本的にはこまめな葉水は観葉植物にとっては喜ばれることです!
わたしはこれまでスプレーボトルで葉水をあまりしたことがなく、今回は新しい感覚でもあったので、葉水を行うのが楽しくなりました!
最近では、DAISOやSeria以外の100円ショップでも同じような商品が置いてありますし、少し金額は上がりますが、Amazon等でも購入することはできます!
以上です!
他にもオススメの商品を見つけたら、紹介していきます!
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