町田薬師池公園:四季彩の杜に行き、梅や桜などの大自然に触れあってきた話

日本の歴史公園100選

小田急線とJR横浜線の2路線が走っている「町田駅」には、おいしい料理屋さんやオシャレな洋服屋さん、家電量販店などがあり、とてもにぎやかな街として知られています!

特に駅前には、下記のショッピングモールを中心に大きな建物が並び、老若男女問わずお買い物には困らないといった印象を受けます!

町田駅周辺のショッピングモール
  • 町田マルイ
  • 町田モディ
  • ルミネ町田
  • 町田東急ツインズ
  • ミーナ町田  等々

そんなにぎやかな町田駅から、バスに揺られること約15分の位置に、四季によってさまざまなお花を咲かせる公園があるのをご存知でしょうか!?

町田薬師池公園(まちだやくしいけこうえん)は1982年に「新東京百景」、1998年には「東京都指定名勝」に指定され、さらに2007年には「日本の歴史公園100選」に選ばれたこともある、町田市や東京都のわくをこえて日本を代表する公園のひとつとして知られています。

今回は「町田薬師池公園 四季彩の杜」に行ってきたときのことを、記事にします!

目次

町田薬師池公園:四季彩の杜

「杜」という漢字は日常的に使われることがほとんどありませんが、本来の読み方は“やしろ”で、神を祭る建物や場所のことを指すことばとして使われています。
ただ、「四季彩の杜」の場合に使われるときには、“やしろ”ではなく“もり”と読むようですね!

町田薬師池公園の敷地内には、神を祭る建物「野津田薬師堂(のつだやくしどう)」があるので、その施設があることが名前に「杜」が付いている由来となっているものと思われます。

東京都町田市にある「町田薬師池公園 四季彩の杜」は、町田駅から徒歩で向かうと約1時間かかりますが、バスも出ているのでバスで向かいました!

町田駅のバス停の場所は、町田駅前からはすこしだけ離れた場所にあるのでちょっと分かりづらいですが、バスを降りるときの停留所(「薬師池」か「薬師ヶ丘」)はほかの乗客の方も結構な人数降りるので、よっぽどボーっとしていなければ乗り過ごしてしまう心配は低いと思います!

アクセス面でいえば、梅や桜が開花するお花見のタイミングは大変混み合うため、混雑を緩和するため臨時バスがだれている時期もあります。

水車

バスで向かうと、公園内に入って階段を下りていくようなつくりになっていますが、「町田薬師池公園」に入ったところには大きな水車が設置されていました!

この水車の周辺では観光に来られているひとびとがめずらしさから、スマホや首から下げている自前のカメラでシャッターを切っていました!

この水車は米のぬかをとる「精米(せいまい)」のためのものですが、昔の方は水流を利用するという発想をよく思いついたものですね!
電気がない時代でも、水流や風の力、牛馬の力を借りるなど、工夫次第でなんでも補っていた時代は、すこし興味が湧くものがあります。

背景の竹には、水車から飛び散って付いたであろう水跡が、アートのように色を放っていました!

わたしが「町田薬師池公園」に行ったときは“梅まつり”が開催されていて、楽器を演奏されている方がいるなど、にぎやかな雰囲気に包まれていました!

「町田薬師池公園」の敷地内では白花のお花を咲かせる梅、紅花のお花を咲かせる梅を合わせて約300本もの梅の木が植えられています。

梅の開花時期としてはすこしだけピークを過ぎていましたが、それでもまだキレイな景色が広がってる公園内です!

「町田薬師池公園」の景色を楽しもうと観光に来られていた方は、わりとご高齢の方が多かったですが、高校生や大学生ぐらいの世代の方も梅の花を見に来ていました!

幅広い世代で多くの方が見に来るだけの納得いくお花が待っていたので、写真におさめるのはもちろん、心の中にもステキな景色を刻んでいたように思います。

この日は快晴とまではいきませんでしたが、天気もよくて、園内を歩くひとたちだけではなく、植物も心地よい春の太陽光を浴びて、葉を展開させるこれからの季節に向けてエネルギーを蓄えているようにも見えました。

お花を咲かせること、そしてキレイなお花を維持することには、想像以上に体力を使いそうなので、太陽のエネルギーをしっかりと自分自身の力に変換してほしいものです!

スポンサーリンク

梅の花と桜の花は、品種によって開花が重なることもありますが、全体的にみれば梅の花が散ってから桜が花びらを開く印象を持ちます。

桜の開花時期としてはすこし早いタイミングに訪れましたが、「町田薬師池公園」には、すでに開花時期を迎えている桜もありました!

梅にも桜にもいろいろな品種がありますが、梅にも桜にも早い時期に開花する“早咲き”の品種と、他の品種よりも遅い時期に開花する“遅咲き”の品種があります。

梅の遅咲きの品種と、桜の早咲きの品種は、開花時期が重なるようですね!

そこまで大きな桜がお花を咲いている姿は見つけられませんでしたが、「町田薬師池公園」は桜の名所としても有名な、お花見スポットのひとつ。
季節がバッチリであれば、多くのひとたちであふれている光景が想像できます。

ひな壇

「町田薬師池公園」には歴史ある建造物もあり、建造物の中には同じく歴史がありそうなひな壇が造られていました。

段ごとに飾られているひとたちが異なり、もっとも上段には天皇一家、二段目には三人官女、などなど順番にも決まりがありますが、すこしバリエーションが豊かな気も・・・!!

植物だけではなくいろいろなものがある公園で、飽きないスポットといえます!

季節ごとに園内で咲く植物・お花

「町田薬師池公園 四季彩の杜」は、まさに四季を感じさせる開花を見ることができる公園です。
冬から春にかけての「梅」、春の「桜」、桜の開花が終わった6月から7月にかけては「花ショウブ」や「アジサイ」、秋には真っ赤に染まった「紅葉」と、1年を通して変化する公園内の植物には、見ごたえがあります!

それぞれお花のピーク期には、「紅葉まつり」や「しょうぶ・あじさいまつり」などの植物を楽しむ季節ごとのイベントも開催されていて、イベント期間中は盛り上がりをみせる公園へと変身を遂げます!

それぞれ植物の数も多く、同じ品種でも異なる色のお花を咲かせ、大きなものになると迫力のある佇まいとなり、観光客をお迎えしてくれます!

町田薬師池公園内の植物の品種・数
  • 花ショウブ
    • 2,200株
  • アジサイ
    • 1,000株
    • 300本
    • 250本

まとめ

実は、駅周辺には多くの商業施設が立ち並ぶ町田駅ですが、バスでほんの少し離れた場所からは結構落ち着いたエリアが待っている駅でもあります。

隣接地にも「民権の森公園」や「ふるさと農具館」等の施設もあり、そちらにもおうかがいしたので、また別の記事でご紹介をしています!

また、ほかのお花見スポットについては、下記の記事でまとめています。

「町田薬師池公園 四季彩の杜」は、丸一日かけて回ることのできる日本を代表するスポットのひとつで、いろいろな植物に癒される公園でした!

スポンサーリンク

町田薬師池公園:四季彩の杜の基本情報

住所・アクセス

東京都町田市野津田町3270(薬師池公園)
小田急「町田駅」バスで「薬師池」か「薬師ヶ丘」下車

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次