戸建てでもマンションでもキッチンや洗面所、トイレには、植物の成長に必要な光が外から挿し込まず、風通しも良くないところが多いため、本物の植物を育てるのは難しい場合が多いでしょう。
もしも枯らすことなく育てることができたとしても、ヒョロヒョロとした見た目にさせてしまったり葉が黄色くなってしまったり、何らかの不調のサインが出ることも珍しくありません。
しかし、本物の植物が成育するのに適さない環境であっても、近年技術が進歩している「フェイクグリーン」を活用することで、キレイなグリーンをお手軽に取り入れることができます!
「フェイクグリーン」は良くも悪くも生きものではないため、植物の成育に必要な水を与えたり伸びすぎた枝葉を剪定したりといった管理が必要なく、害虫が発生することもなければ枯れることもありません。
また、多湿の環境でもカビやサビが発生しづらい性質も持っているので、キッチンや洗面所、トイレのような多湿で水がかかりやすい水回りに最適なインテリアのひとつ。
「フェイクグリーン」には用土や水を必要とならないこともあり、軽いものが多く、設置場所の選択肢が幅広いのもメリットです。
本記事では、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りに「フェイクグリーン」を取り入れることのメリットや、水回りの環境に適した「フェイクグリーン」の素材などを紹介しています!
造花・フェイクグリーン専門店プリマオンラインフェイクグリーンを取り入れるメリット
フェイク(fake)とは“ニセモノ”といった意味もありますが、ここでいうフェイクは「模造品」といった意味合いの方が強いですね。
日本語では、「人工植物」や「人工観葉植物」といった呼ばれ方をします。
お手入れ簡単
「フェイクグリーン」の最大のメリットは、なんといってもかかる手間が最小限で済むこと。
水やりや肥料を与えることや、太陽の光にあてるなど日常の管理は必要はなく、植え替えや剪定作業など植物の成長に併せて定期的に実施するガーデニング作業も発生しません。
たまに行う手間といえば、「フェイクグリーン」の上に埃が溜まった場合に払ったり、たまに雑巾などで拭き掃除をするだけで済みます。※
多くの観葉植物は下記のような環境を好むため、植物にとって適した環境を準備する必要がありますが、「フェイクグリーン」は直射日光と雨風が防げれば、あとは置き場所を選ばないのも魅力のひとつです。
- 最低気温が10℃以上の環境
- 寒い冬には、加温が必要なことがあります。
- 湿度が高い環境
- 湿度が低い場合には、加湿器を使用したり葉に霧吹きなどで水をかける必要があります。
- 適度に風通しのよい環境
- 風通しの悪い室内の場合には、サーキュレーターを使用し空気の流れをつくる必要があります。
そのため日々忙しくてお世話をする時間がとれない方や、観葉植物のお世話をするのが苦手な方でも、気軽にグリーンを楽しむことができます。
また本物の植物を育てている場合には、長期的な旅行などで家を空けてしまうと、旅行から帰ってきたときには大切な植物に元気がなくなっている。なんていうこともありますが、長期的に自宅を不在とする場合も気に掛けることなく、思う存分おでかけを楽しむことができます。
※「フェイクグリーン」には水洗いが可能なものと、水を使用した掃除には適さないものがあるので、掃除を行う際には素材などをよく確認した上で行いましょう。
清潔に保てる・虫がつかない
美味しい食事をとる食器などが土で汚れてしまったら、気持ち的にも萎えてしまいますが、「フェイクグリーン」は土に植える必要がないため、土で周囲の環境が汚れる心配がなく、キッチンのような水回りでも清潔に保ちやすいです。
また、水回りの環境は湿気が高くカビが発生しやすい環境ですが、「フェイクグリーン」にはカビや細菌が繁殖しにくいのも特徴です。
本物の観葉植物を育てていると、たまに害虫が発生することがあります。
害虫は植物の葉や根などを食べたり、植物が植わっている用土の中の有機物を食べたりして繁殖をしていきますが、「フェイクグリーン」には害虫が好んで食べる成分が含まれていません。
お部屋内を害虫が飛んでいる光景は不快な気持ちとなりますが、基本的には害虫の発生にもつながらないので、小さなお子様がいる家庭でも安心して飾ることができます。
安定している見た目
これはデメリットにもなりえる特徴ですが、「フェイクグリーン」は花を咲かせたり休眠期に入ったりするなどの季節感がありません。
また葉が黄色に変色させることもなければ、落葉することもありません。
トイレや洗面所は、来客があれば使用される機会もあるスペースです。
また、日常生活をおくっていれば何度も使用し、よく目に触れる場所でもあります。
この場所で、季節を問わずに常に緑色が保たれていることは、「フェイクグリーン」ならではの特徴です。
軽量で安全
「フェイクグリーン」は本物の植物と比べて軽量に設計されているものが多く、たとえ誤って落としてしまっても、ケガや思わぬ事故につながるリスクが少なく済みます。
そのため、小さな子供やペットがいる環境でも安心して飾ることができます。
本物の植物は小さめなものならまだしも、わりと大きめなサイズともなると、結構な重さになりますからね。
飾り方のバリエーション
軽量といった点から派生するメリットといえますが、本物の植物だと、通常は用土に植えて育てていく必要があります。
用土ではなく水を溜めた容器に入れて、育てる“水耕栽培”といった方法もありますが、いずれもある程度の重さがあるもの。
本物の植物を飾る場合には、用土や水を入れた容器を設置することを考慮に入れて植物の飾り方を検討する必要がありますが、「フェイクグリーン」は用土や水に入れて育てる必要がないので、飾り方にバリエーションを持たせることができます。
飾り方を工夫すれば、地面に置くだけではなく、壁面に設置することもできれば天井から垂らすこともできるでしょう。
本物の植物と比べると、「フェイクグリーン」の種類はまだまだ少ないですが、多岐にわたる飾り方は「フェイクグリーン」のメリットです。
空気清浄・消臭効果
普段閉め切った室内では、空気がどんどん汚れていくもの。
光触媒加工された「フェイクグリーン」には、光に当たることで空気清浄効果や消臭効果を発揮する機能が備わっています。
あまり光の挿し込まない環境で光に当てるには工夫が必要なこともありますが、臭いがこもりやすいトイレなどの場所で、「フェイクグリーン」の消臭効果を有効活用させることができれば、より快適な空間を作ることができます。
トイレに消臭剤を設置する必要がなくなるかもしれません!?
水回りへのフェイクグリーンの取り入れ方
キッチンには食材や調味料、食器などが常に置かれているので、清潔に保つ必要性が高く、本物の植物を取り入れるのが特に難しい環境です。
また、特にトイレや洗面所は日当たりが悪いので、より一層ハードルの高い環境ですね。
その環境に「フェイクグリーン」を取り入れることができれば、殺風景になりがちな空間を明るく、そして爽やかにすることもできます。
取り入れ方は、いくつかあります。
- カウンターや食器棚に飾る
- 天井やカウンターの上部から吊るす
- キッチン家電と一緒に飾る
- 洗面所の上から垂れ下げて飾る
- トイレの窓付近に飾る
注意点は油がかからず、水が特にかかりやすい環境はなるべく避けること!
また、殺風景な場所を選んで設置することで、生活感を感じさせない空間が広がり、キッチンなどの水回りの環境が今以上にステキな環境になるでしょう!!
キッチンがステキになると、料理にもより一層精が出て、美味しい料理がつくれるかもしれません。
また、毎日使用するトイレがキレイに彩られると、すがすがしい気持ちになります。
おすすめのフェイクグリーンの素材
水回りは、どうしても湿度の高い環境になりやすいので、カビやサビに強い素材のものを選ぶ必要があります。
“ポリエチレン”や“シルク”の素材のものは、カビやサビが発生しにくい素材なので、水回りの環境に適した「フェイクグリーン」といえるでしょう。
逆に水回りに適した素材ではないものは、紙や布、木材を素材に使っているもので、もしも紙などの品質で気に入ったものがあるのであれば、水回りは避けて飾った方が無難です。
ニトリやIKEAなどの家具を扱うお店だけではなくDAISOをはじめとした100均でも取り扱いがありますが、長い期間お部屋を彩るものなので、専門的に扱っているお店を選択肢にあげてもいいかもしれません。
下記の「PRIMA」はフェイクグリーンの専門店として、品質の高いフェイクグリーンを取り扱っています。
20年以上も、こだわりのフェイクグリーンをつくり出している会社なので、購入を検討している場合は、いちどチェックしてみる価値はあるでしょう。
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まとめ
「フェイクグリーン」は、本物の植物の成育に適しない水回りの環境でも、お手軽に緑で彩ることができるアイテムです。
風水効果は本物の植物と比べると劣るといわれていますが、水やりの手間がかからず枯れる心配もないため、忙しい毎日でも設置さえしてしまえば簡単にグリーンを楽しむことができます。
キッチンや洗面所にフェイクグリーンを取り入れて、空間を明るく爽やかな環境に、そして一段とリラックスのできる空間にしてみませんか!?
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