虫よけの効果も!?
アロマティカスの基本情報
育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★★★☆
入手し易さ:★★★★☆
耐 寒 性:★★★★☆(耐寒温度(目安):5~10℃)
耐 暑 性:★★★★★(直射日光には強くない)
原産地:インド、南アフリカ
花言葉:友情、鎮静
科・属:シソ科・プレクトランサス属
学 名:Plectranthus amboinicus(プレクトランサス・アンボイニクス)
別 名:キューバンオレガノ、スープミント、スープオレガノ
アロマティカスの成長記録
実家に帰省したときに譲り受けた、「アロマティカス(Plectranthus amboinicus)」の成長記録を付けていきます
2024年8月6日(August 6, 2024)
まずは、実家から持ち帰ってきてから2週間ほどが経過した、「アロマティカス」の様子です。
「アロマティカス」は丸っこい葉を展開し、茎の部分は淡い緑、葉は茎より濃い緑色をしています。
葉の裏側から見ると、水分や栄養分を運ぶための葉脈が、くっきりと浮き上がっています。
「アロマティカス」は多肉植物ではあるものの、ハーブ系の植物でもあり、観葉植物としても親しまれている品種。
ガーデニングショップでは、多肉植物のコーナーに並ぶことがあれば、ハーブ系の植物コーナーに並ぶこともあります。
実家のベランダでは、「アロマティカス」がプランターで大量に繁殖していたので、繁殖力がとても旺盛な品種だと思います。
挿し木用として枝葉を3つ切り取り、持ち帰ってきました!
持ち帰ってきたあと、速やかに土に植えればよかったのですが、2週間ほど放置してしまいました…。
このタイミングは、多肉植物用の培養土に植え込んだところです!
屋外は暑さがピークな時期で、植物にとっても過酷な環境を迎えていますが、3つの株のうちいずれかの株は発根してほしいので、それぞれ別々の環境に置くことにしました!
- 直射日光が当たらない、屋外の日陰
- 室内の窓際(日当たり良好)
- リビングのテーブルの上(日当たりはよくない)
今のところ、株が少し萎れていますが、発根してくれたらすぐに復活してくれるはずです!
まずは、土が完全に乾くことのないように、水やりを多めにして発根を促していきます。
2024年9月27日(September 27, 2024)
土に挿してから、1か月半が経過したときの「アロマティカス」の様子です。
3株のうち室内のテーブルの上に置いていた1株は、その後元気がなくなっていき、やがて枯れてしまいました…。
日当たりや風通しがよくない悪い環境では、植物が発根しづらいので、過酷な環境を与えてしまったのかもしれません。
残った2株のうち、もともと背が高かった右側の株は、背筋が伸びてきました!
根が土に定着してきて、水分を吸い上げているのが見た目でも分かるぐらい、茎や葉の状態もよさそうです!
左側の株はそこまで調子がよくなさそうですが、以前と比べれば、株の萎れがなくなってきたように思います。
「アロマティカス」は、20~30℃が適温といわれている植物なので、真夏の時期は暑すぎるでしょう。
夏の終わりに差しかかったことで気温が落ち着き、秋の成長期を迎える段階なので、今後の成長に期待しています!
2024年11月18日(November 18, 2024)
前回から1か月半が経過した「アロマティカス」の様子です。
秋の成長期を終えて、ひと回り大きく成長しました!
ここまで来たら、株がしっかりと根を張っていることは間違いないので、挿し木が無事に成功したといえるでしょう。
しっかりと根付いたのは、3株中2株だったので、挿し木は66%という成功率になりました!
植物に絶対はないので、なかなか上出来な結果です!
この2株は自宅にお迎えしてから屋外で育ててきましたが、最低気温がひと桁の日が多くなってきたので、今後は室内に取り込む予定です!
ほかのハーブ系の植物と異なり、寒さにかなり弱いので、最低気温が10℃を下回ったタイミングで室内に取り込んだ方が無難です。
「アロマティカス」は、ゴキブリなどの害虫を寄せ付けない植物としても知られていますが、その効果はそこまで大きいものではありません。
実際には「チノール」という成分が含まれており、その成分はたしかにゴキブリに効果を発揮しますが、成分を凝縮したものでない限りは決定的な効果を発揮しません。
2024年12月22日(December 22, 2024)
前回から1か月が経過しました。
いずれの株も、青々しい葉を展開させています!
もともと小さかった1株は、茎が間延びする「徒長」を起こしていますが、もう1株は目立った徒長を起こしていません。
植物育成用LEDライトの当たる強度や風通しなど、2株を取りまく環境には大きな差がないので、この成長の仕方は株の個性によるものでしょう。
「アロマティカス」は、ハーブティーとして飲まれることもあります。
いちど根付いてからの成長速度は早いので、たくさんのハーブティーをつくることができそうです!
(更新中)
自宅で育てている多肉植物の成長記録&育て方は、下記の記事でまとめています
もしよろしければ、あわせてお読みください。
アロマティカスの育成環境
「アロマティカス」は、次の3つのグループに所属するめずらしい植物ですが、育て方は一般的な多肉植物に合わせることで健康的に育てやすくなります
多くの観葉植物のように、室内に差し込む弱い光では成育がむずかしいので、注意しましょう
- 多肉植物
- 観葉植物
- ハーブ系の植物
日当たり
「アロマティカス」は、直射日光を避けて育てていくことが基本的な育て方。
特に夏の季節は強い光を避けた方がよいでしょう。
自宅で育てている株は、挿し木株です。
発根して株の調子がよくなるまで、強い光の当たらない場所に置き、発根を促していました。
発根してからは、屋外の直射日光に毎日1~2時間当てて、育てています。
今のところ葉焼けの症状はありませんが、強い光に当てる場合は、株の様子を観察しながら当てていきましょう。
水やり
「アロマティカス」は、乾燥に強い植物。
葉の中に水分を多く含んでいるので、水やりは控えめにしていくことで、健康的な成長を見せてくれるでしょう。
自宅では、発根管理中は土が乾く前に水やりをし、根を出してもらうことを促していました。
発根後、株の調子が落ち着いてきてからは、土が乾いた3~4日後に水やりをし、乾燥気。に育てています。
自宅で使用しているスリット鉢は、多肉植物との相性が抜群の特徴をもっています。
下記の記事でメリットやデメリットを解説しているので、よろしければ、あわせてお読みください
肥料
「アロマティカス」は、多くの肥料分を必要としません。
肥料を与えずに育てるか、控えめに与えるのが、基本的な育て方です。
葉が黄色くなるなどの症状が、肥料が不足しているサインです。
肥料切れのサインが出たら肥料を与えるぐらいでも、よいかもしれません。
市販の培養土で多肉植物を育てるのであれば、下記の花ごころさんから出ている培養土をオススメします。
排水性&通気性に優れているので、多肉植物が健康的に育ちます。
金額もリーズナブルなので、コスパに優れた培養土といえるでしょう。
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