ダイソー産の観葉植物
「レックス・ベゴニア」の基本データ
育 て 易 さ:★★☆☆☆
成 長 速 度:★★★☆☆
入手し易さ:★★★★☆(100円ショップではめずらしい)
耐 寒 性:★★★★☆(耐寒温度(目安):5℃)
耐 暑 性:★☆☆☆☆(蒸し暑さに要注意 )
原産地:インド(アッサム地方)
花言葉:愛される喜び
科・属:シュウカイドウ科・シュウカイドウ属
学 名:Begonia rex cultorum(ベゴニア・レックス・カルトラム)
「レックス・ベゴニア」の成長記録
100円ショップで入手した「レックス・ベゴニア(Begonia rex cultorum)」の成長記録を付けていきます
2023年10月13日(October 13, 2023)
まずは、記録開始時の「レックス・ベゴニア」の様子です。
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ハート型の葉は、葉脈の周辺をベースの緑色よりも、濃い緑色や紫色に染めています。
葉の大きさの割に枝は細く、強風時に折れてしまわないか心配になります。
フェイクグリーンのような色合いが特徴的
「レックス・ベゴニア」の葉は奇抜な色合いで、つくり物のような見た目をした品種が多いです。
そのユニークなすがたから、フェイクグリーンのモチーフにされることも少なくありません。
今回お迎えした株は、「レックス・ベゴニア」の中では控えめな色合いで、他の品種と比べると、あまり風変わりな印象は受けません。
一年草として扱われることが多い
「レックス・ベゴニア」は、暖かい地域で育つ植物で、自生地では何年も生きる『多年草』として扱われています。
ただし寒さに強くないため、日本で育てる場合、冬に枯れてしまいます。
日本では、発芽してから枯れるまでのサイクルが一年以内の『一年草』として扱われることが多いです。
葉の強いインパクトを超えるほどの花は咲かせない
「レックス・ベゴニア」は葉を赤や白、紫などの目を引く色合いに染める品種が多いものの、咲かせる花には葉を超えるインパクトはありません。
毎年のように、あざやかな花を咲かせる植物は、花の観賞はもちろん、以下のように季節ごとの変化も楽しめます
- つぼみを付ける
- 花を咲かせる
- 花が枯れ、たねを付ける
水分が不足すると、あきらかに葉が萎れる
実は2~3週間ほど前、「レックス・ベゴニア」の葉が萎れてしまいました。
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葉が地面につきそうなくらい枝から大きく折れ曲がり、普段は生い茂る葉で見えづらい株元が、顕著にあらわれています。
これは早くも、やらかしてしまったかもしれない…。
と焦りましたが、このあと水やりをしたところ、無事に復活しました
レックス・ベゴニアを植え替えました!
このままの状態では、いずれ水切れで調子を崩すリスクが高い。
と考え、大きな鉢に植え替え、鉢内の土の量を増やしました。
土の量が多ければ多いほど、乾きにくくなるため、ある程度の水切れ対策になるでしょう。
ちなみに、植え替え後に使用した土は、以下の花ごころさんの培養土です。
排水性や通気性、保水性のバランスがよいため、観葉植物が育てやすい培養土だと感じています。
2023年11月26日(November 26, 2023)
前回の記録から1か月半が経過しました。
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植え替えて土の量を増やしたあとも、水やりが足りず「レックス・ベゴニア」の葉が萎れることが、何度かありました…。
「レックス・ベゴニア」の場合、葉が萎れていても、水やりをすると翌日には復活します。
2023年は長いあいだ残暑がつづいていましたが、11月の下旬に差しかかり、一気に気温が下がりました。
このタイミングで「レックス・ベゴニア」を室内に取り込み、春までは室内で育成していきます
2024年1月2日(January 2, 2024)
前回の記録から約1か月が経過し、2024年を迎えました。
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はっきりと紫色の斑があらわれている葉と、斑の存在が目立たない葉が共存しています
ただしこのままの調子で成長をつづけると枝葉が密集し過ぎてしまい、蒸れるリスクが高まるため、暖かくなったら剪定した方がよいのかもしれません。
2024年5月6日(2024年5月6日)
前回の記録から約4か月が経過し、ゴールデンウィークの最終日を迎えています。
「レックス・ベゴニア」の一部の葉が焼けてしまい、全体的な色合いも悪く、調子が悪そうな様子です…。
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4月の中旬以降に、最低気温が10℃以下になる日がなくなったため、屋外に出していました。
光が弱い室内から、午前中の1~2時間ほど直射日光が当たる屋外に移動し、環境が急激に変化したことが、不調の原因だと思います。
このままだと深刻なダメージに発展しそうなため、屋外の日陰に避難させました。
日陰でも枯れてしまったため、夏のあいだは、室内に取り込んだ方が無難でしょう。
また購入したとしても、屋外で夏越しできる自信はありませんが、いずれまた「レックス・ベゴニア」の育成にチャレンジしたいです
(完)
自宅で育てている100円ショップ産の観葉植物は、「レックス・ベゴニア」だけではありません
以下の記事で、実際に育てている観葉植物の成長記録などをまとめているので、よろしければあわせてお読みください

「レックス・ベゴニア」の育成環境
日当たり
「レックス・ベゴニア」は強い光を苦手としているため、直射日光には当てない方がよいです。
特に暖かい季節の強い光は、避けた方がよいです。
自宅では暖かい季節には屋外の日陰で育成し、寒い季節は室内に取り込み、レースのカーテン越しの光を当てていました。
光が弱いことで樹形が崩れたことはありませんが、光が強いと葉焼けを起こしやすいため、弱い光を当てて育てるのが基本の育成方法でしょう。
水やり
「レックス・ベゴニア」は、降水量が多い地域で自生しているため、水やりが多い方が健康的に育ちます。
逆に乾燥には弱く、自宅で育成している観葉植物の中では、真っ先に水切れの症状があらわれる植物です。
自宅では一年を通して、表土が乾いたらすぐに水やりをしていました。
冬に寒い環境で育てる場合は、水やりを控えた方が寒さに強くなるため、葉が萎れない程度に水を切った方がよいでしょう。
湿った環境で自生する「レックス・ベゴニア」でも、土が湿った状態がずっとつづくと、根腐れを起こすリスクが高まります。
水やりをする前に、表土が乾いていることを、しっかりと確認することが重要です
植物の寒さ対策は、以下の記事で詳しく解説しています
ご興味があれば、あわせてお読みください
肥料
「レックス・ベゴニア」の適温は、15~25℃ほどと言われており、暖かい季節が成長期です。
春と秋に肥料を与えることで、健康的に成長します。
逆に夏と冬は、栄養分を吸い上げなくなるため、肥料を与える必要はありません。
自宅では、元肥が入っている市販の「観葉植物用の培養土」に植えていました。
液体肥料などは与えていませんが、成長期に与えてもよいでしょう。
液体肥料と固形肥料については、以下の記事で詳しく解説しています
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