ココエニコ 

2022年にグランドオープンした多肉植物専門店、「COCO ET NICO」に行ってきたので、ご紹介します！

千葉県内の“タニラー”こと、多肉植物愛好家にはよく知られているお店のひとつです。

「COCO ET NICO」の最寄り駅である小湊鉄道線‟上総牛久駅”は、開業から約100年が経過し沿線でもっとも利用者の多い駅です。
周囲には自然豊かな環境が広がっていて、これだけ自然が豊かな環境で植物育成に励んでいたら、日々害虫との闘いが待っていそうな環境でした。

そんな、「COCO ET NICO」をご紹介していきます！

COCO ET NICOの多肉植物たち

お店の名前にはあまり見ることの無い配置で、10個のアルファベットが並んでいますが、「COCO ET NICO」の読み方は“ココエニコ”。
「ここに来るとみんなが笑顔になる。」というコンセプトで付けられた名前ですが、とてもステキな意味合いです！

多肉植物生産スペース（立入禁止エリア）

「COCO ET NICO」の敷地の奥にはビニールハウスが2棟建てられていて、おうかがいしたタイミングでは、そのうち1棟には「ハウスの開放はしておりません　立入禁止エリア」の張り紙が・・・！
この立入禁止となっているビニールハウスには大きくて立派な株が多かったので、多肉植物を増やすための生産用として建てられているのだと思います。

エケベリアやグラプトペタルムなどの多肉植物は、大木のように何十メートルといった大きさにまで成長することはありませんが、自分自身の分身を増やすことにはピカイチの能力を発揮する植物です。
もちろんすべての品種が容易に増やせるワケではありませんが、雨が植物に当たらない環境さえ準備できれば、植物の数を増やすことには苦労しないと思われます。

「COCO ET NICO」のビニールハウスでは、年間で一体いくつの新しい株が生産されているのだか、検討もつきません。

中には入れませんでしたが、遠めから見るだけでもスゴイ株が並んでいて、コレクションのし甲斐がありそうな、多肉植物が並ぶ光景が広がっていました！

寄せ植え（見本株）

立ち入りできるビニールハウスに一歩立ち入ると、そこには寄せ植えされた多肉植物たちの姿を拝むことができます。

多くの寄せ植えには、鉢までこじゃれたものが使われ、ひとつの鉢だけでも存在感があります！

寄せ植えコーナーで「なるほど！」と思ったのが、一番左の四角い大きめな鉢の寄せ植え。
多肉植物の中でも人気の高い“緑の鈴”こと「グリーンネックレス」が、鉢の下につるや葉を伸ばし、寄せ植えの魅力をさらに引き立てている仕立てに。
寄せ植えでは、よく使われる手法なのでしょうか。
あらためて見ると、「グリーンネックレス」は他の多肉植物と合わせやすく、寄せ植え向きな品種なのかもしれせん！

多肉植物の数々

売り場の多肉植物の様子は、こんな感じです！

鉢ごとの間隔があけられているのは、おそらく風通しなどを良好に確保するため！

ビニールハウスの大きさは、先ほどの立入禁止エリアとなっていたコーナーと同じでした。
取り扱っている多肉植物の株数は分かりませんが、わたしの感覚ではざっと1,000～1,500株ぐらいの多肉植物が売られているのだと思います。

デカべリア

「COCO ET NICO」の売り場では、“デカべリア”と書かれた札が近くに立てかけられた「エケベリア」も並んでいました。

しばらくの間「COCO ET NICO」の売り場に並ぶうちに、大きなサイズに育ったのでしょうか！？
それとも入荷時点から、すでにDekaveriaサイズだったのでしょうか！？

いずれの株も葉は肉厚ではなく、葉のカタチなども似ているので、色が違うだけで同じ品種の植物たちかもしれません。
‟Dekaveria”、、、ネーミングセンスの光る多肉植物たちです！！

COCO ET NICOの店内

「COCO ET NICO」で扱っているのは多肉植物だけではなく、植木鉢も置かれています。
特に、動物をモチーフにした植木鉢の数が多く、クジラやカエル、うさぎ、ナマケモノ、ハリネズミなどの多肉植物とも相性が合いそうな、とてもかわいらしいグッズが販売されていました。

そして、日本全国ここでしか購入することができないであろうオリジナル鉢、「ココニコ Original鉢」も売られていましたが、個人的にもっとも気になったのは「コチョ鉢」！！

とてもユニークな植木鉢ですが、特徴が強すぎて多肉植物の魅力を引き立てるというよりも、「コチョ鉢」のみでインテリアとして飾る方がいいのかもしれません！
「COCO ET NICO」の店内でという枠に留まらず、この日朝起きてから寝るまでにわたしの視界に入った中で、もっとも印象的でした！

他にも、非売品でしたが店内には気になるグッズも！

ビニールハウス内には売られていない見本株があり、また店内でも非売品のサンプル品があったりと、単純に商売のことだけを考えているワケではなく、多肉植物をもっと楽しめるヒントが転がっています。

屋外のスペース

地面に植えられた植物

舞台は、再び屋外に戻ります。
ビニールハウス以外にも、「COCO ET NICO」の敷地内には地面に直接植えられている植物もいます。

植物が育つことでお店の看板が少し隠れてしまう・・・植物を扱うお店でたまに見かける光景ですが、こちらのスペースではユッカやアガベを始めとして、比較的寒さに強い多肉植物の姿も見られます。

多肉植物の地植え、マンションやお庭の付いていない戸建てでは地面に植えることはできないので、贅沢な楽しみ方です！

ヤギのまいちゃん

「COCO ET NICO」は多肉植物専門店ですが、番犬ならぬ‟番ヤギ”こと、ヤギの“まいちゃん”がいらっしゃいました！

個人的に植物だけではなく動物も好きなので、まいちゃんに癒されながら、写真を撮ろうとカメラモードのスマホを構えていると・・・いきなりケージ越しに頭突きをしてきました・・・！
驚きすぎて、顔はこんな感じになっていたと思います・・・。
Σ(ﾟДﾟ)Σ(ﾟДﾟ)Σ(ﾟДﾟ)Σ(ﾟДﾟ)Σ(ﾟДﾟ)

なにかまいちゃんの気に障るようなことをしてしまったのかと思い、あとあと店員さんに聞いてみたところ、まいちゃんは人見知りな性格なようで、知らないひとに対しては頭突きをしてくるようです。
わたしが何かしたワケではなく、また凶暴な性格をしているワケでもなく、単純に照れ屋さんなのですね！
頭突きをされた瞬間には周囲に結構な音が響きましたが、店員さんや常連のお客さんと思われる方は、どなたも反応されなかったので、いつものことなのだと思われます。

中華ココエニコ

「COCO ET NICO」には、中華屋さんが併設されています！

「COCO ET NICO」に行ったのが日曜日だったということもあるかと思いますが、車でランチを食べに来られている方も結構いらっしゃったので、日ごろから繁盛しているお店なんだと思います。

以上、植物や動物だけではなくお食事の面でも恵まれている多肉植物専門店のご紹介でした！

下記の記事で千葉県にある、おすすめガーデニングショップをご紹介しています。

COCO ET NICOの基本情報

住所　等

千葉県市原市鶴舞1194
「江古田バス停」付近
駐車場有り

営業時間・定休日

AM10時00分からPM16時00分まで
定休日：月曜日・火曜日

公式HP・電話番号

多肉植物専門店COCOETNICOの公式HP
0436-67-1766