葉が波うつ観葉植物
カシワバゴムノキの基本情報
育 て 易 さ:★★★☆☆
成 長 速 度:★☆☆☆☆
入手し易さ:★★★★★
耐 寒 性:★★★☆☆(耐寒温度(目安):10℃)
耐 暑 性:★★★☆☆
原産地:熱帯アフリカ
花言葉:永遠の幸せ、永久の幸せ
科・属:クワ科・フィカス属.
学 名:Ficus lyrata(フィカス・リラータ)
カシワバゴムノキの成長記録
100円ショップのダイソーで見つけた観葉植物、「カシワバゴムノキ(Ficus lyrata)」の成長記録を付けていきます!
2024年5月6日(May 6, 2024)
自宅にお迎えしてきたばかりの「カシワバゴムノキ」です!
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この「カシワバゴムノキ」は、購入時から一部の下葉に傷が付いていて、葉の表面には土ぼこりのような汚れが付着していました…。
傷は大きなものではなく、汚れは今後の雨や水やりの際に徐々に落ちていくと思うので、あまり気にせずにお迎えすることにしました!
カシワバゴムノキの葉の特徴
幹の大きさに比べると一枚あたりの葉は大きく、そして展開している葉の枚数が多いのも、特徴的です!
葉は濃い緑色を身にまとい、緑色の葉脈との組み合わせで、渋さの中にオシャレな雰囲気も演出しています!
波打つようなカタチの葉を展開するのも、「カシワバゴムノキ」の特徴ですが、さすがに100円ショップに並ぶ株にはその特徴は出ていません。
自生地では大きく育つ植物
お迎えした株の高さは6~7cmほどですが、自生地で大きく成長した個体は、10mを超える樹高まで成長するようです!
大きく成長した「カシワバゴムノキ」が付ける葉は、直径30cm以上まで大きくなるのだとか
日本で、ましてや鉢植えの環境ではそこまで大きく育てられないと思いますが、今後の成長にともない葉の大きさがどれほど大きくなるのか、楽しみなところです
学名&「カシワバゴムノキ」の名前の由来
「カシワバゴムノキ」は、正式には「フィカス・リラータ」という学名をもつ、観葉植物です。
「カシワバゴムノキ」の名前の由来は、柏餅(かしわもち)を包んでいる柏の葉のような葉を展開していることから、名付けられている名前なのだそうです。
カシワバゴムノキの植え替えをしました
このタイミングは、暖かい5月。
ひと回り大きな鉢に植え替えて、今後の成長を促すことにしました!
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「カシワバゴムノキ」の生やした根の量は、多くもなく少なくもなくといった状態でした。
植え替えが完了し、最後に水やりをしたところです!
このあとは、屋外のガーデンラックの下段に置き、1~2週間ほど日陰で休憩してもらってから、直射日光のよく当たる場所で育てていこうと思います。
カシワバゴムノキは人気のある観葉植物
「カシワバゴムノキ」は、100円ショップの植物コーナーに足を運べば、必ずといってよいほど売り場に並んでいる品種です。
いつも何株か売り場に並ぶ光景を見ると、売れ残っている雰囲気を感じることもありますが、物流は「需要」があるからこそ「供給」されるものです。
多くの「需要」があることを踏まえ、たくさんの株が「供給」がされ、結果として「需要≦供給」になり、当たり前のように並んでいるだけのことだと思います。
「カシワバゴムノキ」には、黄色い斑が入る“イヴォンヌ”という品種がいます。
“イヴォンヌ”は、小さな株でもかなり高額で販売されているので、希少性が高く、「カシワバゴムノキ」の中でも高い人気を誇っている品種です!
2024年7月21日(July 21, 2024)
植え替えをしてから、2か月半が経過した「カシワバゴムノキ」です!
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調子を崩してしまいました…
下葉の一部に、茶色い斑点があらわれ、調子を崩してしまったようです…。
肥料の与え過ぎや、カビの影響などでも斑点は発生するようですが、自宅の株は、おそらく強い光が当たり「葉焼け」を起こしたのだと思います。
お迎えしたときよりも、葉の緑色が淡い色に変わったことから、葉に預けている葉緑体を少なくし、強い光に備えている様子が伝わってきます。
まだ株が小さく繊細な状態なので、気温が高い状態で屋外の強い光に当たると葉焼けを起こすと思い、最高気温が30℃に突入してから、他の植物の日陰になる場所に置いていたつもりですが、完全に日陰にはなっていなかったようです…。
この症状に気付いてから、日中でも完全に日陰になる場所に、「カシワバゴムノキ」を移動しました。
鉢を移動してからは症状が進行しなくなりましたが、これだけ小さな株が不調を起こすと、一気に枯れてしまうリスクも低くはないでしょう…。
不調の様子に早めに気付けたのは、不幸中の幸いです。
カシワバゴムノキはゴムノキの仲間
「カシワバゴムノキ」はゴムの木の仲間。
ゴムの木は、樹液に「ラテックス」と呼ばれる、アレルギー反応を引き起こす成分を含んでいます。
2024年8月14日(August 14, 2024)
お迎えしてから3か月、前回の記録から1か月が経過したときの「カシワバゴムノキ」の様子です。
季節はお盆をお迎えています。
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先月よりも、不調な様子が顕著にあらわれはじめました…。
植物は「代謝」により古い葉を落とし、あたらしい葉を展開するので、調子がよいときも葉を落とすことがあります。
しかし、この株のサイズで一気に3枚もの葉が黄色くなるのは、代謝によるものとは考えにくいでしょう。
暑い季節に水やりが不足すると、枯れてしまうリスクが高いので、水やりは多めにしています。
日当たりは、季節によって徐々に変わるもの。
こまめに日の当たり具合を確認し、なるべく直射日光に当てないように、気を付けています。
あと2~3か月ほど経過すれば、最高気温が落ち着いてきて、「カシワバゴムノキ」の成長期を迎えるでしょう。
それまで、なんとか生き延びてほしいです。
2024年9月7日(September 7, 2024)
前回から3週間が経過したところです。
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株の中心にある成長点が茶色く、枯れているように見えますが、これはお迎え当初から変わらない状態です。
不調のサインがあらわれている葉が増えているので、調子が悪い状態がつづいているように見えます。
すべての葉が黄色く変色しているわけではないので、株自体は生きていますが、この状態から回復してくれるでしょうか!?
直射日光の当たる場所で撮影していますが、普段育てている場所は日陰です。
暑い季節はまだつづきますが、もう少し辛抱してほしいです…!
2025年1月8日(January 8, 2025)
お迎えしてから9か月、前回の記録から4か月が経過した「カシワバゴムノキ」の様子です。
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なんとか枯れずに過ごしていますが、お迎えしてから葉数は減り、株のサイズ感に変化はありません。
最低気温がひと桁になる直前に暖かい室内に取り込み、今は植物育成用LEDライトを遠くから当てて育てています。
根の成育は順調なようで、鉢底からあふれ出てくる状態に…。
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土の中の部分の成育にともない、土の上も成育してくれればよいのですが。
今後も、「カシワバゴムノキ」のペースにあわせて育てていきます!
土台である「根」がしっかりと成育したので、成長速度が一気に上がる可能性がありますが、おそらく、悪戦苦闘するような気がします…。
(更新中)
以前に、植物園で地植えの「カシワバゴムノキ」と出逢いましたが、園芸として楽しまれているすがたとは、別の植物のようでした!
その植物園の様子は、下記の記事でご紹介しているので、ご興味があればお読みください
また、これまでに100円ショップでお迎えしてきた観葉植物は、下記の記事でまとめています!
よろしければ、こちらの記事もチェックしてみてください

カシワバゴムノキの育成環境
日当たり
「カシワバゴムノキ」は、強い光には弱い植物なので、直射日光に当たらない場所で育てる必要があるでしょう
特に、夏に屋外で育てる場合には、強い光が当たらないように注意が必要です
自宅では、春は直射日光によく当て、夏は葉焼けを起こしてしまってからは、屋外の日陰で育てています。
秋からは1~2時間ほど直射日光に当て、冬は植物育成用LEDライトを遠くから当てています。
「カシワバゴムノキ」は耐陰性があるなので、室内でも育てやすい観葉植物のひとつ。
室内のインテリアとして、植物を生活に取り入れたいひとに、向いている植物といえるでしょう
水やり
「カシワバゴムノキ」は、他の観葉植物と比べると乾燥には強い性質をもっていますが、過度の乾燥には耐えられないので、土の中までしっかり乾いたら水やりをすることで、健康的に育てられるでしょう。
水分不足の状態で強い光に当ててしまうと、葉焼けのリスクが高まってしまうもの…。
特に夏は葉焼けのリスクが高まるので、ほとんど毎日水やりをし、春と秋は、3~4日に1度ぐらいのペースで水やりをしています。
冬は土が乾きづらくなり根腐れを起こしやすくなるので、他の観葉植物と同じように、水を切り気味で育てています。
土の中が乾いているか見極める方法に、割り箸を使用する方法があります
下記の記事で詳しくご紹介しているので、よろしければあわせてご確認ください。
肥料
「カシワバゴムノキ」は、肥料分が好きな植物なので、適切な肥料を与えることで健康的に育つでしょう。
自宅では、元肥が入っている市販の観葉植物の土に植えているので、土の中から、じわじわと効果を発揮していると思います。
春と秋には、2週間に1度ほどの頻度で液体肥料を活力剤とあわせて与えていますが、夏と冬は、液体肥料も活力剤も与えていません。
観葉植物は肥料を与えるかどうかで、株の成長に大きく差が出ます。
「カシワバゴムノキ」には、適切な肥料を与えられていると思いますが、今のところ大きく成長する兆しは感じられません…。
今後も焦らずに、じっくりと育てていきたいです
自宅で使用している液体肥料と活力剤は、下記のハイポネックスのものを使用しています。
液体肥料の中で、もっともメジャーで、プロの生産農家さんをはじめ、いろいろな植物愛好家が使用しています。
【液体肥料】
【活力剤】
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