栃木県小山市の「iku plants」(イクプランツ)は良心的な多肉植物専門店!

多くの品種が並ぶ園芸店

栃木県小山市に、多肉植物好きなら見逃せない専門店「iku plants(イクプランツ)」があります

温室内に一歩足を踏み入れれば、そこには個性豊かな多肉植物が並び、店主がつくり出す温かい植物愛に満ちた空間が広がっています

完成度の高い寄せ植えから、数多くのサボテン、めずらしいユーフォルビアの品種まで、店内を見て回ると気持ちが弾んできます

この記事では、「iku plants」の売り場の様子をご紹介します

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目次

ガーデニングショップ「iku plants」(イクプランツ)は旗が目印

「iku plants」は、「(植物を)育てる楽しみを始めてみませんか~」と書かれた旗が店先に立てられています

植物は、インテリアのひとつとして生活に取り入れられることも多いですが、それ以前に紛れもない生き物です。

インテリアだけではなく、株を大きくしたり増やしたりすることにも楽しさを覚えたら、多肉植物の魅力をさらに感じれるでしょう

「iku plants」(イクプランツ)の売り場

多肉植物の寄せ植え(Planting succulents)

ビニールハウスの入り口付近では、多肉植物の寄せ植えが何鉢か販売されていました

寄せ植えの技術を極めると、こんなに完成度の高いものが仕立てられるのか~!

感心してしまうほど、クオリティーが高い鉢が置かれ、見る者を圧倒しています

多肉植物の寄せ植えが並ぶコーナー。

「寄せ植え」は、品種が異なる株をひとつの鉢に植えることで、植物の魅力をより一層高める園芸技術です。

多肉植物との相性がよいブリキ製や陶器製の鉢には、大小さまざまな株が植えられ、カラフルな色彩を放っています

サボテン(Cactus)

ハウス内で歩を進めると、そこにはさまざまな多肉植物が立ち並んでいました
まずは、おもにサボテンが並んでいるエリアからです

売り場に並ぶ、サボテンの数々。

「サボテン」と一概に言っても、いろいろな品種があります!

サボテンの品種や株ごとの違い
  • 球状に育つ品種や、柱のように育つ品種
  • 茎を濃い緑色に染めるタイプや、淡い緑色に色づけるタイプ
  • 多くの鋭いトゲを付けている株や、ほとんどトゲを付けていない株

サボテンの綿毛は、強い光や紫外線から身を守るため

「iku plants」の売り場では、表面に、白い綿毛のようなものが付いているサボテンも見られます。
この綿毛は、強すぎる光や紫外線から身を守るために、トゲを進化させた組織です。

触っても痛くなく白い色合いから、かわいらしい印象を演出するため、綿毛が付いたサボテンもオススメです

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ユーフォルビア・ホリダ(Euphorbia horrida)

ハウス内には青白い色を身につけ、群生した多肉植物もいました
周辺に付けた子株の数は、ざっと30ほど。

名札が付いていませんでしたが、「ユーフォルビア・ホリダ」だと思います。

その奥には、サボテンの王様「キンシャチ」も並んでいます。

背の高さは30cmほどで、真っ白いトゲが全身を包んでいます。
サボテンの仲間ではなく、トゲのように見えるのは、花が咲いたあとに花柄が残ったものです。

市場に多く出回る「ホリダ」は、高さ5~10cmほどの株が多いため、植物園で展示されていても違和感がないサイズ感です。

販売価格のラベルが見当たらなかったため、非売品なのかもしれません。
「iku plants」に並ぶ株のように、特に表面が白い株を「白肌ホリダ」と呼ぶことがあります。

肌の色はさわやかですが、株すがたはワイルドで、黒い化粧砂との相性もバッチリです

ユーフォルビア・ギラウミニアナ(Euphorbia guillauminiana)

ユーフォルビア属の「ギラウミニアナ」は、休眠に入っていましたが、葉がない状態でも十分な存在感を放っていました
おそらく、日本でたねから育てられた株ではなく、自生地のマダガスカルから輸入したのだと思います。

「ギラウミニアナ」は、一本の幹を地上に伸ばし、その幹の上で枝を分岐させる品種です。
そのユニークなすがたから、「珍奇植物」の代表格と言えるでしょう

「ギラウミニアナ」は寒さに弱く、耐寒温度は10℃なので、寒い季節は「iku plants」の温室内では、加温設備が使用されているのかもしれません。

以下の記事で、自宅で育てている「ギラウミニアナ」の成長記録や育成環境をご紹介しています

トックリラン(Beaucarnea recurvata)(?)

地面には、大きな塊根部分をもつ植物のすがたもあります

おそらく「トックリラン」という品種だと思います。

園芸店で、ここまで立派なトックリランが鉢に植わっている光景を、はじめて見た…!

と、少しばかり驚いてしまいました。

肥大した幹の部分が「トックリ」のように見えることが、名前の由来となっており、ポピュラーな品種です

多くの塊根植物が寒さに弱いですが、「トックリラン」は3℃程度まで耐えられるため、耐寒性の高い植物です。

さいごに

さいごに、売り場を歩いてみて感じたことや、「iku plants」の特徴を記したいと思います

3棟建つビニールハウスのうち、販売用のハウスは1棟

「iku plants」の敷地内には、3棟のビニールハウスが建てられています。
今回お店を訪れたときは、そのうちの1棟に、販売株が並んでいました。

ただし、事前に「iku plants」について調べたところ、『販売用のハウスは2棟』という情報も見られました。
販売株の数や季節によっても、お店の売り場構成が変わるのかもしれません。

植物同士の間隔は空けられ、多肉植物周辺の風通しが確保されている

多肉植物は、ほどよく風が流れている環境を好みます。
「iku plants」の売り場は、鉢と鉢の間隔はできる限り空けられ、少しでも風通しがよくなるように工夫されています。

多くの植物がビッシリと並べられ、売り場の風通しが気になるショップもあるため、「iku plants」が植物を大事にしている様子が伝わってきました

店主は尋ねたことに、親切に答えていただける方

「iku plants」の売り場に、見た目が気になるものの、名前が分からないサボテンが並んでいました。
そこで店主に、

このサボテンは、なんていう名前ですか?

と尋ねてみたところ、品種名だけではなく交配元のサボテンの特徴まで教えてくださり、とても真摯に対応していただきました

とても腰が低い方だったため、「iku plants」の売り場で分からないことがあれば、気軽に質問してみることをオススメします

観葉植物やガーデニング用品の取り扱いはない

「iku plants」は多肉植物専門店のため、観葉植物や季節の花々の苗などは、取り扱いがありません。
また、ガーデニング用品も販売されていないので、多肉植物を楽しむための用品は、別のルートで揃える必要があります。

まとめ

多肉植物の魅力がぎゅっと詰まった「iku plants」は、園芸初心者からコアなファンまで楽しめる専門店です

豊富な品揃えに加え、植物への配慮や店主の真摯な対応が印象的で、じっくり多肉植物と向き合いたい方に特にオススメ。
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

以上、本記事では栃木県小山市にある多肉植物専門店、「iku plants」をご紹介しました!

以下の記事では、栃木県内にある園芸店をご紹介しています
「iku plants」以外にも魅力的なショップがあるため、ご興味があればお読みください

【TaiShoDo(大正堂)】

【CACTUS330(カクタスミサオ)】

「iku plants」(イクプランツ)の基本情報

住所&アクセス

【住所】
栃木県小山市塚崎1428

【電車】
最寄り駅の東北本線「小山駅」から、徒歩でアクセスする場合、1時間ほど時間がかかる。
※駐車場あり

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