横浜市にある「四季の森公園」は桜や梅のお花見&ピクニックができるスポット!

梅と桜を楽しめる公園

「四季の森公園」の近くで仕事があり、その帰り道に、梅と桜のお花を見に行きました!

「四季の森公園」の最寄り駅であるJR横浜線の中山駅は、新幹線の停車駅でもある新横浜駅から、電車で約10分の場所に位置する駅で、快速の停車駅でもあります!

中山駅前は飲食店やショッピングのできる店舗も多く、発展した駅のひとつですが、駅前から少しだけ離れると、地元の方々をはじめとした多くの方々に親しまれている、自然豊かなスポットも存在しています!

「四季の森公園」は“森”と付いている名前に恥じないぐらい、多くの樹木が立ちならび、園内を散策していると新鮮な空気と鳥のさえずりで、心が洗われていくスポットでした!

本記事では、「四季の森公園」の魅力について、書いています

神奈川県立「四季の森公園」
目次

神奈川県立「四季の森公園」の園内の様子

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さっそくですが、「四季の森公園」の園内の様子をご紹介していきます!

ハツユキカズラ

「四季の森公園」に一歩立ち入ると、まずは「ハツユキカズラ」がつくり上げるオブジェクトが存在していました!

噴水のようなカタチにも見えます。

もはや、「ハツユキカズラ」が育っていない状態が、どのようになっているのかも分からないぐらい植物でビッシリ・・・!

「ハツユキカズラ」は、あたらしく出した芽に“初雪”を被ったような見た目をしていることが、その名前の由来となっている植物です!

「ハツユキカズラ」は、かわいい見た目をしていますが、お庭に軽い気持ちで植えてはいけない植物のひとつです。
その理由は繁殖力が強すぎて、周囲の植物を圧倒し、どんどん増えてしまうから。
実際に「四季の森公園」でも、旺盛な生長力を見せているものです・・・!

また、毒性は強くはないものの、毒をもっている植物なので、取り扱いには注意が必要です

屋外で見る「ハツユキカズラ」はとてもキレイですが、実際に自宅にお迎えするのであれば、いろいろな面で、計画的な事前準備が必要となるでしょう。

展望台

「四季の森公園」の敷地内にある展望台は、標高78mの高さにあり、約45.3ヘクタール(東京ドーム約10個分)の広大な公園内を見わたすことのできるスポットです!

標高78mの高さにある展望台の様子。

上の写真の最上段に位置している場所が、実際の展望台です。

特別に高い位置から夜景が楽しめるような展望台ではありませんが、無料で入れる公園内にある展望台としては充分な高さを誇っています!

展望台から眺める景色は、あたり一面が「緑」、「みどり」、そして「Midori」と、どこまでも植物が広がっている様子を間近に感じることができるものになっていました!

展望台から眺めた「四季の森公園」の景色。

わたしが「四季の森公園」をおとずれた日は、曇りときどき晴れというあいにくのお天気でしたが、晴れの日に同じ景色を眺めたら、また違った光景が広がっているのだと思います!

景色だけではなく、空気もすごく新鮮です!
大自然の中を自分の足で歩き、そして周囲にある植物が立ち並ぶ景色を見渡し、新鮮な空気を吸い上げるときに感じるリラックス効果は、なかなか代替えが効かないものといえるでしょう!

ジャンボすべり台

そして展望台の近くには「ジャンボすべり台」たるモノがあり、名前のとおり一般的なサイズのすべり台の何倍もありそうな長さで、スリリングな見た目をしていました!

実際に、木々のあいだをすべり落ちていくことは、気持ちが良さそうです!

まさに、ジャンボサイズです!

このタイミングでは小雨が降りはじめたこともあり、この日に実際にすべっているお子さんはいませんでしたが、結構な勢いも出るのかもしれません!

「ジャンボすべり台」は楽しそうな施設でしたが、いちど下まですべり降りたら、また出発地点まで戻るのが大変そうです。
何度もすべり降りている子どもは、それだけで良い運動になりそうです。

(参考)ジャンボすべり台の使用時間
  • 使用可能時間:AM9:00からPM16:30まで
  • 雨天時は使用できない

花木園

「ジャンボすべり台」から少し歩くと、そこには「花木園」があります!

「花木園」のエリアは、2上旬~3月上旬ごろに開花の見ごろを迎える、梅林のスポットです!

梅の木々&お花

梅のお花を独占できる空間が広がっていました。

いくつか開花時期を終えている梅もいましたが、まだ開花時期を迎えている梅のお花を見ることができました!
梅のお花は、サルスベリのようにひとつずつの開花期間は長くないものの、早咲きから遅咲きまで多品種にわたることから、開花時期にお花見スポットに足を運べば、いくつかの梅のお花に出逢える確率が高いものです!

梅と桜がすぐ近くで育っているお花見スポットに足を運ぶと、桜の周りには人だかりができることがありますが、梅の周りには“人だかり”といえるぐらいの人が集まることは、ほとんどありません・・・。

たしかに梅のお花を桜のお花と比べると、迫力感では桜に軍配が上がるかもしれませんが、個人的に梅のお花もとてもお気に入りです!
歴史を感じさせる樹形や、高すぎない位置にお花を咲かせるので、すぐ近くでお花を見ることができることなど、桜とはまた違った魅力があると思います!

「花木園」には数十本の梅の木が育っていたので、お休みで天気がよい日であれば、ビニールシートを敷いて、お花見を堪能しているひとがいるのかもしれません!

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桜の木

一方の桜ですが、「四季の森公園」内の別のエリアで、お花を咲かせていました!

ピンク色にかわりはないですが、「ソメイヨシノ」にしてはやや紅色の強いようにも見えます!

桜はお花だけではなく、春からの光合成に向けて、新しい葉を展開させはじめていました!

今回わたしが見つけられたのは、この桜だけですが、「四季の森公園」ではソメイヨシノやしだれ桜、山桜なども咲き誇るようです!

来園者が歩ける通行路よりも少し低い位置に植えられていたので、蜜のよい香りが飛んでくるぐらい、近い位置で桜のお花を楽しむことができます!

ちなみに、下記の記事で、神奈川県や東京都内のオススメお花見スポットをまとめています。

この日は平日にもかかわらず、「四季の森公園」にある池の前では、長い望遠レンズを付けたカメラを構えている方が何人もいました!

「四季の森公園」では6月中旬から8月上旬まで、ホタルがお尻を光らせる光景を見ることができる、神奈川県内でも数少ない公園です!
わたしはホタルの飛び交う季節におとずれたことはありませんが、ホタルを求めてたくさんのひとびとがおとずれているのでしょう!

ただし、この日は3月で、ホタルの飛び交う季節ではありません。
また、昼間のうちからカメラを構えていたので、ホタルではなく「カワセミ」のシャッターチャンスを狙っていたのだと思われます!

数が減ってしまったカワセミですが、ここ最近は、また生息数を取り戻してきているという情報もあります!
「四季の森公園」でも生息し、そして繁殖して、かわいい姿をもっと見せてほしいところです!

遊具広場

夏の期間だけ開放されるじゃぶじゃぶ池の付近には、遊具が設置された広場もあります!

床面は、膝に負荷が掛かりづらい仕様となっていたので、子どもと一緒に遊ぶおじいちゃんおばあちゃん世代にも、うれしい配慮となっていました!

わりと新しめな遊具で、ほかの公園ではあまり見かけない、スポーツクライミングができる施設もあります!

もしかしたら「四季の森公園」の遊具広場から、オリンピック競技であるスポーツクライミングの日本代表選手が、近い将来誕生する日がくるかもしれません・・・!?

その他のエリア

夏のあいだは「じゃぶじゃぶ池」で水遊びをすることができ、秋に入ると「紅葉の森」のエリアでは、モミジやケヤキなどの葉が紅く染まっていき、紅葉を楽しむことができるでしょう。

また、園内には伐採したあとの樹木が通行路の脇に並んでいる場所もありましたが、おびただしい数のキノコによって、分解されている最中でした。

実際のキノコの様子です。

これは、おそらく「ハカワラタケ」というキノコだと思いますが、食用には適さないようです。

キノコは枯れ木を分解する存在として、森にはなくてはならない存在でもあります。
「四季の森公園」の土壌を、再生して、植物やほかの生き物にの循環サイクルをつくり上げているのでしょう!

しかし、それにしてもキノコの量が多すぎるようにも・・・。
ハツユキカズラ同様に、生命力や繁殖力が旺盛な品種なのでしょうか!?

イベント

「四季の森公園」では、自然に触れあえる「草笛教室」や「キャンプに関係するイベント」なども開催されています。

以前から、子どもたちが公園に集まり、鬼ごっこやスポーツに励むよりも、ポータブルゲームをしている光景を見かけることが多くなったように思います・・・。
それはそれで悪くはないと思いますが、自分が小さいときには一日中走り回っていた記憶があるので、大きなギャップを感じてしまうことも・・・。

自然とのふれあいや昔ながらの遊びも充分楽しいので、ぜひ、「四季の森公園」で開催されているイベントにも参加してほしいものです!

園内での禁止事項

「四季の森公園」では、なんでも自由に遊べるワケではなく、以下のものは禁止されているので注意が必要です。

  • ローラースケート
  • スケートボード
  • キックボード
  • 野球
  • サッカー

周囲に少しでも危険をおよぼす可能性があるものは、禁止ということです。

ルールがある以上は、守りましょう

さいごに

「四季の森公園」には多くの坂道や階段が設けられていて、敷地内では舗装されていない歩行路もあるので「四季の森公園」に足を運ぶときは、歩きやすいスニーカーで行くことをオススメします!

ハイヒールや厚底サンダルなどは、ケガの原因となるので、ガッツリ散策する場合には避けた方が無難でしょう

またスニーカーを履いていたとしても、雨天時や、雨の降ったあとには滑りやすくなっているので、足元に注意しながら歩くことも重要です

また、園内には「まむし」が発生することもあり、立て看板で注意が促されていたので、その意味でも足元をよく確認しながら歩く必要があります

「四季の森公園」では“ナラ枯れの発生”や“かかり木”の影響を受けて、来園者が立ち入り禁止となっているエリアも見受けられました。
ナラ枯れは神奈川県森林協会の公式HPにわかりやすい説明がありましたが、感染すると倒木につながってしまうおそろしい病気です。

また、かかり木とは、伐採した木が周囲にある木などに引っかかって落ちてこない状態をいいます。
おそらく、ナラ枯れの対策の一環として伐採をした結果、かかり木が発生したということだと思います。

いずれにしても、ナラ枯れの被害から一日でも早く回復して、本来の「四季の森公園」に戻ってほしいところです!

以上です!
本記事では、「四季の森公園」の魅力について、ご紹介してきました!
お近くでお花見スポットをお探しの方は、いちど行ってみてはいかがでしょうか!?

神奈川県立「四季の森公園」の基本情報

住所・アクセス

神奈川県横浜市緑区寺山町291
≪徒歩≫
 →JR横浜線または、横浜市営地下鉄グリーンライン「中山駅」から約15分
≪バス≫
 →「中山駅」か相鉄本線「鶴ヶ峰駅」から

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