おすすめお花見スポット
横浜市鶴見区にある総合公園「三ツ池公園」にお花見にいってきたので、ご紹介します!
「三ツ池公園」は、かつて田畑に水を引いてくる灌漑(かんがい)用のために作られた3つの池を中心にしている公園です。
園内でおよそ70品種、約1,000本の桜が開花を見せる景色は、「日本さくら名所100選」に選ばれるほどの絶景で、横浜市や神奈川県の枠を超えて、日本を代表するお花見スポットです!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園⑬-1024x768.jpg)
神奈川県立三ツ池公園
「三ツ池公園」の歴史は昭和32年から一般公開されている公園で、約29.7ヘクタールという広大な敷地面積を誇っています。
東京ドームが約4.6ヘクタールなので、東京ドーム6個分以上の面積という計算になりますね!
公園内のエリア
公園内は複数のエリアに分かれていて、期間限定で公開されているエリアもあるので、行く前にはチェックが必要です!
- パークセンター
- パンフレットの配布、休憩スペース、コインロッカーなどがある。
- 3つの池
- 公園の名前にもなっている。上の池(かみのいけ)中の池(なかのいけ)下の池(しものいけ)からなっている。
- コリア庭園
- 本格的なコリア庭園。行ったときは工事中で立ち入り禁止となっていた。
- スポーツ施設
- テニスコート、軟式野球場、多目的広場がある。
- じゃぶじゃぶプール
- 夏に開設される施設
- 売店・キッチンカー
- 食べものや飲み物、お菓子などが購入できる。
三ツ池公園内の動植物たち
10月下旬からはイチョウの並木の紅葉が始まり、11月中旬には紅葉が見ごろを迎え、カエデの紅葉もみられます!
サクラ
この日の三ツ池公園は暖かい春を迎えていたので、池の周辺を中心にサクラが満開を迎えていました!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園⑦-1024x768.jpg)
園内でみられるサクラは、半分以上が「ソメイヨシノ」です!
「ソメイヨシノ」といえば、気象庁の開花や満開の基準になっている日本を代表するサクラですが、両親は“エドヒガン”と“オオシマザクラ”を人工的にかけあわせた、いわゆる園芸品種です!
日本でもっとも知られているサクラは、ひとの手によってつくり出された品種なのですね!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園⑥-1024x768.jpg)
「三ツ池公園」にある池の周辺では、風景画をデッサンしているひとたちも大勢いました。
風景がキレイで有名なスポットでは、たいてい1~2人はデッサンを描いているひとはいるのですが、10名以上デッサンを描いているひとたちがいる光景には驚きました!
絵を描くのが上手いかたは、デッサンをしに行くのもアリですね。
ベビーカーなどの貸出やおむつの販売、授乳室もあるので、小さなお子さんとも一緒に園内をお散歩できますが・・・。
「三ツ池公園」に生息する動植物には注意が必要です!
ヘビ
“三ツ池公園の守り神”こと、ヘビがいました!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園②-768x1024.jpg)
種類は分かりませんがほとんど動かなかったので、おそらくお昼寝中ですね!
ヘビにはまぶたが無いので、寝ていても目をとじることはありません。
昔は、ネズミが家にでるといろいろなところをかじられることから、悪戦苦闘していたのでしょうか。
ヘビが家にいることで、ネズミが寄り付かなくなることが“家の守り神”といわれていた理由です。
ヘビが住み着いているということは、ヘビが食べる小動物なども園内に住み着いているのでしょう。
ここ「三ツ池公園」は“かながわの探鳥地50選”にも選ばれている公園でもあります。
地面のなかに根を張らせる植物だけではなく、地面のうえを生きる動物、空を飛ぶ鳥と、ひとはもとより、さまざまな動植物が寄り添う公園ですね。
触る度胸はありませんが、遠くから見ている分にはカワイイです。
ヤマブキ
やはり、この時期に「三ツ池公園」を訪れるひとは、サクラが目当てのひとがほとんどでしたが、お散歩道の途中には「ヤマブキ」も開花していました!
ヤマブキを写真におさめているのは、わたしぐらいでしたが、わき役としてはもったいないですね。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園⑰-1024x768.jpg)
よく似た植物に「シロヤマブキ」という植物がいますが、花の色が白いのと葉の付け方が違います。
ヤマブキと調べると、“シロヤマブキとの見分け方”という内容が多くでてくるので、品種は違っても兄弟のような位置づけで捉えられている植物です。
ネモフィラ
こちらも、池の周辺になりますが「ネモフィラ」のじゅうたんが広がっていました!
園内でたねを蒔いて、育てたモノということです。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園⑩-1024x768.jpg)
この後に、神奈川県公園協会のHPをチェックしていたら、摘み取りを実施するご案内がだされていました。
ネモフィラは、“清々しい心”といった花言葉をもっています。
ここまでキレイに育てたものを摘み取るのはすこし残念ですが、摘み取ったひとに清々しい心を持ってもらえるように、すこしでも長くお花を咲かせてもらいたいところです!
アジサイなどもブルーのお花をつけますが、意外とブルーなお花は多くないですし、このネモフィラのような鮮やかなブルーをつける植物となるとさらに少ないですね。
お花畑
園内の複数の箇所では、チューリップやビオラ、パンジーなど、カラフルなお花が勢ぞろいなお花畑も!
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/三ッ池公園㉒-1024x768.jpg)
周囲にはこのカラフルな風景を写真に撮っているひとたちも多く、実際に行ってみるとここのお花畑が蜜のいい香りがいちばん強かったです!
「三ツ池公園」には、花壇の維持管理を行っているボランティア活動を行っている団体もいるので、ボランティアのひとたちがここまでキレイにしてくれているのかもしれません。
三ツ池公園のボランティア活動
さいごに、園内のボランティア活動について、簡単にふれます。
- 環境探偵団
- チョウや野草の観察会、トンボの調査などを行う
- 花壇クラブ
- 花壇や芋畑の手入れを行う
- 里山クラブ
- 農薬や化学肥料を使用せずにお米づくりを行う
- 雑木林クラブ
- 原木が育つ環境づくりを目指した活動を行う
三ツ池公園の基本情報
住所・アクセス
神奈川県横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
アクセス(バス):「新横浜駅」、「鶴見駅」から
アクセス(車):駐車場有り
営業時間・休み
常時開放・年中無休
※施設により、使用時間の制限やお休み有り
入園料
基本無料
施設による
電話番号・公式HP
045-581-0287(管理事務所)※ 8:30~17:00
三ツ池公園の公式HP(神奈川県公園協会)
コメント