「渋谷区ふれあい植物センター」に行ってきました!~日本一小さな植物園~

育てて食べる植物園

植物園に行けば、街なかでは出逢うことのできない、世界中の植物たちとの出逢いがあるもの。

じっくりと植物を見て回ると丸一日かかる植物園や、動物園と併設されている植物園など、植物園といえばそれなりに大きいところをイメージされることが多いですが、日本でもっとも小さい植物園が日本のど真ん中「渋谷」にあるのをご存知でしょうか!?

本記事では、「渋谷区ふれあい植物センター」に行ってきたときのことを、ご紹介しています!

出入り口にはアルファベットで「SHIBUYA CITY Botanical Garden FUREAI」と書かれていました。

そして、当日利用チケットはこんな感じでした!

入園料は、ひとり100円です。

100円ショップで売られている商品は税込で110円なので、100円ショップよりも安い金額で園内に立ち入ることができます!
日本一小さな植物園とはいえ、そう考えると、とてもコスパがよく感じてしまいます。

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目次

渋谷区ふれあい植物センター

「渋谷区ふれあい植物センター」の、コンセプトは“育てて食べる植物園”で、ほかの植物園のように世界中のめずらしい植物に触れあうキッカケを与えてくれるのではなく、環境問題に向き合い、資源を循環させていくことを考えるキッカケを与えることに焦点を当てた植物園です。

「渋谷区ふれあい植物センター」は渋谷駅から徒歩で10分ちょっとという場所に位置し、2023年7月にリニューアルオープンしたばかりなので、建物の外観や内装はとてもキレイです!

冒頭に触れましたが植物園としてはとても小さい施設で、植物だけを見るのであれば、ゆっくりと見たとしても1時間あれば充分周り切れる規模感になっています。

渋谷区ふれあい植物センターの植物たち

ここからは、「渋谷区ふれあい植物センター」で実際に育つ植物たちの紹介です!

どの品種もなじみのある植物や、いちどは成らせた実を口にしたことのある植物たちが、待ち構えていました!

果樹

「渋谷区ふれあい植物センター」で入園料を支払って立ち入る場所は、すべて室内のスペースになっていました。

園内に植えられている植物は、「オレンジ」や「マンゴー」などの果樹が多かったです。

特に、「マンゴー」は南国で暮らしている植物なので、寒さにはとても敏感な植物で、関東の屋外で育てられるケースは稀でしょう。
冬の間は室内か温室の中でないと、寒さに耐え切れず枯れてしまう植物です。

ほかにも、「コーヒーノキ」もいくつか育てられていました。
「コーヒーノキ」は、100円ショップの植物コーナーでも見かけるぐらい観葉植物としてメジャーな品種ですが、「オレンジ」や「マンゴー」は、どのような植物が実を成らせているのか、あまり見る機会がない植物ではないでしょうか。

ちなみに「コーヒーノキ」は、自宅でも観葉植物として育てています。

LEDライトで育成されている植物

「渋谷区ふれあい植物センター」の園内の一部では、植物育成用のLEDライトで植物を育てているコーナーもありました!

何の植物を育てているのかは分かりませんでしたが、“育てて食べる”ことをコンセプトに掲げているため、何かの野菜を育てているのだと思われます。

こちらのコーナーを見られていたほかの来園者が「近未来的だね!」と言っていましたが、たしかに植物育成用のLEDライトを使用して育てた植物を食べる。といった点では近未来的なものを感じます!

ただ、植物にドハマりしているひとりの人間からすると、“照明の色”の面では近未来的だと思わなかったのもひとつの事実。
家庭用の植物育成用のLEDライトも進化して、目で見ても普通の照明と変わらない光の色を発するモノが普及しているので、この独特な色を発するLEDライトは、どうしてもひと昔前のイメージを持ってしまいます。

実際に植物育成用LEDライトをチェックすると、普通の照明のように見えるライトよりも紫色のライトが安いので、見た目は度外視でコスパよく植物を育てるには、紫色のライトがベストなのだと思います!

いずれ、この光景がもっと世の中に普及していけば、その場で食べものを調達できることにもなり、野菜などを輸送する必要も最小限に抑えられるので、環境問題の前向きな前進につながりそうです!

ココヤシ

渋谷区ふれあい植物センターでは、暖かい地域に自生している南国系の植物「ココヤシ」も植えられていました!

観葉植物の多くの品種が、10℃程度の寒さまで耐えることができますが、この「ココヤシ」は最低でも15℃以上の気温が必要な植物。

先ほどの「マンゴー」も暖かい環境を好む植物ですが、真冬でも「渋谷区ふれあい植物センター」では、少なくとも15℃以上をキープするために、空調が完備されているのは間違いありません!

渋谷区ふれあい植物センターで育てられている「ココヤシ」はまだまだ子どもサイズで、自生地では約30mといった樹高までまで成長する植物です。
「ココヤシ」が大人になるまで成長したら、渋谷区ふれあい植物センターの屋根を、突き破って空高く伸びていきそうです。

ちなみに、ココヤシの実は「ココナッツ」として日本でも流通しているので、渋谷区ふれあい植物センターのコンセプト“育てて食べる植物園”にピッタリな植物のひとつ。
ヤシの木は約3,000種もの品種が存在していますが、ヤシの木の中でもっともメジャーなのは、この「ココヤシ」かもしれません!

全体的に屋外に面している壁面部分は、ガラス張りになっているので、屋外からも植物に必要な光量が届けられていることでしょう。
園内で育つ植物も、どこか気持ちよさそうに育っている印象を持ちました!

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外構部分の植物

「渋谷区ふれあい植物センター」の外構部分にも、すこしだけですが、植物が植えられていました!

屋外の環境なので、寒さや暑さには強い植物たちが並んでいるのだと思います。

渋谷区ふれあい植物センターのコンセプトは、めずらしい植物を扱うことではないので、ここでもめずらしい品種は植えられていないのだと思います。

外構に植えられていた植物
  • グロッソ
  • スイートラベンダー
  • オリーブ
  • フェンネル
  • レモンマートル  など

シンボルツリーとして自宅のお庭を飾ることもある「オリーブ」も、渋谷区ふれあい植物センターで育っていました。

タネの販売

今回は購入しませんでしたが、「渋谷区ふれあい植物センター」の受付には、すこしだけ植物のタネが売られていました!

タネの種類は、季節に応じて入れ替わるそうです。
東京都の観光に訪れることがあれば、東京都で植物をタネを買って、ご自宅に持ち帰ってから育てるのは、とても良い思い出になりそう!

タネも、食に通じるものが多かったです!
食べるとなくなってしまうのは残念ですが、自分でタネから育てて食べることも、資源を循環させることを考えるキッカケになりそうです!

さいごに

一日中、植物に癒されたいのであればもっと大規模な植物園の方がよいと思いますが、「渋谷区ふれあい植物センター」は、都会や人混みに疲れてしまった時などにひと息つけるスポットが広がっていました!

最寄り駅の渋谷駅からの徒歩ルートには、おしゃれなカフェなどの飲食店が立ち並んでいて、植物センターの中にもカフェが入っています。
「渋谷区ふれあい植物センター」とランチTimeやおやつTimeを組み合わせて、出かけることでも「渋谷&植物」を満喫できることでしょう!!

また、園内は基本的に屋内のスペースで植物が育てられているので、園内を見て回る間は天候に左右されないところもよい点としてあげられます!

以上、今回は「渋谷区ふれあい植物センター」をご紹介した記事でした!
渋谷近辺にお住まいの方や、渋谷を通学・通勤路として活用されている方、渋谷に観光に訪れた際は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか!?

下記の記事で、これまで実際に足を運んだ植物園のご紹介をしています

渋谷区ふれあい植物センターの基本情報

住所・アクセス

東京都渋谷区東2丁目25-37
「渋谷駅」から徒歩で約12分

営業時間・休み

AM10時00分からPM21時00分まで(入園は20:30まで)
【休み】
月曜日(祝祭日または振替休日の場合は翌平日)

入園料

小学生以上:100円

電話番号・公式HP


03-5468-1384
渋谷区ふれあい植物センターの公式HP

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