横浜市中区にある隠れた名所
「横浜」には、“近代的な都市”や“港”といった印象を抱くかもしれませんが、落ち着いた雰囲気と美しさが広がる日本庭園「三渓園」を忘れてはいけません!
結婚式用の写真撮影の定番スポットでもある三渓園に、梅が開花をする時期に行ってきたのでご紹介します!
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三渓園
案内板
入園料を支払って園内に入り、まずは案内板を確認しました!
こちらでは見ごろの植物や、三渓園の中を飛び交う鳥などを紹介していました。
スマホで撮影してから園内を巡ることで、さらに三渓園の魅力を感じることができるかもしれませんね!
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梅の花(白色)
園内に一歩足を踏み入れると、忙しない日常とはかけ離れ、まるで別世界にでも迷い込んだかのような感覚に引き込まれ、しばらくの間はこの別世界に残りたいという気持ちも芽生えました。
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175,000㎡(53,000 坪)という広大な敷地内には、池や小さな滝、石組みの庭など、日本庭園ならではの要素が多く含まれていて、植物や歴史ある建造物が密集しているという印象はありません!
梅の花も密集はしていなくて、「梅林」というよりは三渓園のところどころに梅の木が点在しているので、伸び伸びと育っている梅の木を探し歩く感覚で楽しめました!
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緑萼梅(りょくがくばい)
こちらは緑萼梅(りょくがくばい)という品種で、横浜市から上海市に桜の木をプレゼントしたときの返礼品として贈られてきた、めずらしい梅の木ということです。
三渓園に行ったのは3月の上旬でしたが、2024年の本種の開花のピークは2月中旬だったようで、この日は既に開花のピークを終えていましたが、かろうじて残ったお花と出逢うことができました!
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歴史ある建造物
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園内にはさまざまな庭園が広がっていて、冬から春に差し掛かった季節には梅が開花し、春になれば桜がピンク色の花を咲かせ、夏には緑が広がり、秋には美しい紅葉が始まる、といった季節に応じた景観を堪能することができます!
三渓園には日本庭園をゆっくりと眺めながら休憩できる場所もあり、手焼きだんごや抹茶、おしるこ、おでんなども食べることができるので、昔の日本を感じながら心を清らかにできた気持ちになります!
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この日は天気がよすぎて、光が強すぎたので写真を撮るのが難しかったですが、日光浴が気持ちいい一日でした!
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小川・池
自前のカメラを首からぶら下げている観光客や、三脚で一眼レフを固定しシャッターチャンスを狙っている方など、横浜市内でも有数のフォトスポットが三渓園にはあります!
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池の中には赤や黄色をしたコイが泳いでいました!
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コイの他にも、水の中にはいろんな生き物が棲んでいるのかもしれませんね。
水の中から楽しむ三渓園も、素晴らしい景観が広がっていることでしょう。
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その他の植物
世界一成長の早い植物こと、竹もワサワサとした葉っぱを風の中で揺らしていました。
竹は、冬には落葉せずに5~6月ごろに落葉をする変わった植物です。
異常な成長速度といい、落葉するタイミングといい、オリジナリティあふれる植物の一つですね!
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こちらは椿(ツバキ)でしょうか。
椿は品種により開花時期に幅広いばらつきがあるため、長い期間お花を楽しめる植物の一つで、種子からとれる油は化粧品などの原材料になることもあります。
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馬酔木(アセビ)も、園内のさまざまな場所でユニークなお花を咲かせていました!
「清純な心」といった花言葉を持ちながらも、葉には毒を有しています。
変わった字をしていますが、“馬”がこの植物の葉を食べると毒にあたって苦しみ、“酔”ったようにふらついてしまう。というのが馬酔木の名前の由来となっています。
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三渓園の公式HPには、三渓園の魅力を感じることのできる3つの散策コースを紹介しているので、行く前にチェックすることをオススメします!
- 「じっくり満喫コース」
- ハイキング気分でじっくりと三渓園の魅力を楽しめる
- 「バリアフリーコース」
- 車いすの方でも園内を楽しめる
- 「本牧市民公園立ち寄りコース」
- 三渓園に隣接している公園も一緒に楽しめる
以上です!
桜の開花時期には夜21時までライトアップのイベントを開催している「三渓園」で、横浜のさらなる魅力にふれてみてはいかがでしょう!!
三渓園の基本情報
住所・アクセス
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
根岸駅、桜木町駅、横浜駅、元町・中華街駅からバス
開園時間・休園日
AM9時00分~PM17時00分
(入園は閉園の30分前まで)
12月26日から12月31日までは休園日
入園料
大人:900円
こども(小・中学生)200円 他
電話番号・公式HP
045-621-0634
三溪園の公式HP
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