キングバンブー(ミリオンバンブー)の成長記録&育て方~100均の観葉植物編~(更新中)

ダイソー産の観葉植物

目次

「キングバンブー」(ミリオンバンブー)の基本データ

育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★★☆☆
入手し易さ:★★★★☆
耐 寒 性:★☆☆☆☆(耐寒温度(目安):10℃~15℃)
耐 暑 性:★★★★☆

原 産 地:カメルーン
原産地の特徴①:降水量が多い
原産地の特徴②:年間を通じて暖かい(過去最低気温で14℃)
原産地の特徴③:暑い季節は、関東の夏と同じくらいまで気温が上昇する

風 水:仕事運、金運UP
花言葉:長寿、幸福、開運
科・属:リュウゼツラン科(キジカクシ科)・ドラセナ属
学 名:Dracaena sanderiana(ドラセナ・サンデリアーナ)
英 名:Lucky Bamboo(ラッキーバンブー)
別 名:万年竹(まんねんだけ)、開運竹(かいうんだけ)

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「キングバンブー」(ミリオンバンブー)の成長記録

ダイソーで購入した「キングバンブー(Dracaena sanderiana)」の成長記録を付けていきます

2023年11月19日(November 19, 2023)

まずは、自宅にお迎えしたときの様子です。

幹は竹のような見た目で、バンザイをしたように上向きに葉を展開しています
表面にツヤがある葉を、3~5枚ほど連ならせるように広げるすがたも特徴的です。

なんとも愛らしい見た目に惹かれたため、自宅にお迎えし、育てることにしました!

季節は11月中旬で、気温が低く、植物をお迎えする時期としては望ましいタイミングとは言えません。
この季節から屋外で育てはじめるのは、環境の変化が激しく、「キングバンブー」がストレスを感じることにも…。
暖かい春がくるまでは、温度が高い室内で冬越しをしようと思います。

寒さに弱く、水が好きな性質がある

「キングバンブー」の大きな特徴は、以下の2つが挙げられます。

  • 寒さに弱い
    • 15℃以上の環境を確保するのが望ましい
      (一般的な観葉植物の耐寒温度は、10℃ほど)
  • 水が好き&乾燥に弱い
    • 湿度が高い環境で自生している

竹の仲間ではなく、ドラセナ属の植物

名前にある「バンブー」(bamboo)は、英語で“竹”のことを意味する言葉で、「万年竹」や「開運竹」などの名前で流通していることもあります。

「キングバンブー」は、竹の仲間なのかな!?

と思いきや、植物学的には竹の仲間ではなく、ドラセナ属の植物です。
幹の部分に白い横線が入っている模様も、竹を思わせますが、それは見た目だけのようです。

キングバンブーとミリオンバンブーは同じ植物

「キングバンブー」と書かれていた植物を100円ショップで見つけたときに、情報収集のために、インターネットで「キングバンブー」と検索してみました。
するとなぜか、検索結果には「キングバンブー」ではなく、「ミリオンバンブー」の情報が表示されます。

遺伝子的に近い品種だから、「ミリオンバンブー」が表示されるのかな。

と思い、さらに調べてみたところ、「キングバンブー」と「ミリオンバンブー」は同じ植物なのだそうです。
植物をとりまく世界は、同じ植物でもさまざまな別名で呼ばれていることがあるため、困惑することがあります。

キングバンブーを植え替えました!

寒い季節ですが、100円ショップの培養土は育てづらいと感じているため、植え替えをすることにしました!

「キングバンブー」をビニールポットから抜き、根に絡みついていた土を、シャワーで洗い流したところです。

ん?
根の向きに、なんだか違和感が…!?

横というより、もはや上に向かって根が生えています…。
おそらく、100円ショップで販売時に使用されている小さなビニールポットに普通に植えると、株のバランスを保てないため、深く植え過ぎていたことで、根が上に生えてきたのだと思います。

根の向きには違和感を覚え、量はそこまで多くないものの、白っぽくて元気がよさそうです

培養土に植え付け、さいごに水やりをして、植え替えが完了しました!

水が好きな「キングバンブー」の特徴を踏まえると、水持ちのよい培養土に植えた方がよいかもしれないな。

と考え、今回は『観葉植物用の培養土』ではなく、水持ちがよい『野菜用の培養土』を使用しました。

以下の培養土を使用するか、または観葉植物用の培養土に混ぜて使ってみるのも、よいかもしれません。
これまでにさまざまな園芸用土を使用してきた中で、特に安心できる用土メーカーは「花ごころ」さんです。

もちろん、観葉植物用の培養土を使用しても、問題ないでしょう。

2023年12月17日(December 17, 2023)

「キングバンブー」を植え替えてから、約1か月が経過しました。
今のところ大きな動きはありませんが、植え替えのストレスから立ち直ったように見えます

今は日中に25℃前後まで温度が上がる室内に置き、レースのカーテン越しの光を当てて育てています

水やりをしてから土が乾くまでの時間が短くなってきているため、根が順調に成長し、水分を吸い上げられているようです。

今のところ、株の調子は悪くなさそうです!

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2024年5月1日(May 1, 2024)

前回の記録から、3か月半が経過しました。
「キングバンブー」にとっての成長期である、暖かいシーズンが訪れました。

このタイミングで、今後の成長を見越し、ひと回り大きな鉢に植え替えました

育てはじめてから半年弱が経過したタイミングですが、まだ「キングバンブー」の旺盛な成長を感じられていません。
それでも以前の写真と比べると、葉数が増え、一枚あたりの葉のサイズも大きく成長しています

最低気温が15℃以上になる日が多くなったため、今は屋外に出し、お天道様の光のもとで育てています。
よく日に当てていれば、寒さにも強くなりますが、最低気温には注意しながらの屋外管理です。

葉の表面には焼けた跡やキズが目立ち、葉色が薄くなっている様子が見られますが、大丈夫でしょうか…!?

2024年9月12日(September 12, 2024)

前回の記録から、約4か月が経過しました。

幹の部分は高さが増した様子はなく、そこまで太くなった様子もありません。

ただし枝葉の成長は著しく、幹の3倍くらいまで背が高くなりました

キングバンブーにとっての適温は、15~30℃程度

「キングバンブー」が過ごしやすい温度は、15℃~30℃程度とされています。
真夏は「キングバンブー」にとっても暑すぎる季節だと思いますが、自宅では最高気温が30℃付近になってから、一気に成長したように思います!

株が小さなうちは気づきませんでしたが、成長に伴い、ドラセナ属の植物らしい風貌に近づいてきました

2025年4月2日(April 2, 2025)

前回の記録から、約7か月が経過したときの様子です。

秋の成長期は日当たりのよい屋外に置き、最低気温が15℃以下になってからは、室内で育てています。
ある程度株のサイズが上がってからは、直射日光に当てても、焼けることがなくなりました。

育てはじめてから1年半ほどで、見ごたえのある株に成長するため、育てていておもしろい品種です

もう少ししたら、屋外に出す予定です

(更新中)

100円ショップ産の観葉植物は、他の品種も育成し、成長記録を付けています
以下の記事でまとめているので、よろしければあわせてお読みください

「キングバンブー」(ミリオンバンブー)の育成環境

日当たり

「キングバンブー」は強い光にそこまで強くないため、特に、暑い季節の直射日光を避けることが重要です

自宅では最低気温が15℃を下回ったら、室内に取り込み、レースのカーテン越しの光を当てて育てています。
春から秋までは屋外に置き、午前中だけ直射日光に当てていますが、一部の葉は焼けてしまうこともあります…。
キレイな状態で健康的に成長させたい場合は、屋外の明るい日陰で育てるのがベストです

「キングバンブー」は、耐陰性のある植物なので、室内でも育てられます。
室内でも、『本を読めるくらいの明るさ』があれば、植物が枯れない程度の光量があるとされています。
植物を室内で育てる場合には、ひとつの参考にしてみてください。

水やり

一般的な観葉植物と同じように、季節を問わず、表土が乾いたタイミングで水やりをしています。

冬のあいだ、暖かい環境を確保できないのであれば、水やりを控えめにすることで耐寒性を上げられます。
逆に冬に暖かい環境で育てる場合は、土を乾かせすぎると、乾燥によって「キングバンブー」にダメージを与えることにも…。
温度によっても、土の乾きやすさは変わるため、季節によって調整することが望まれます。

植物の葉に霧吹きで水をかける“葉水”も、「キングバンブー」にとって、有効な吸水方法と言えるでしょう。

100円ショップには、植物の葉水に使用できるスプレーが販売されています。
以下の記事で詳しくご紹介しているので、よろしければお読みください

肥料

「キングバンブー」は肥料が好きなため、成長期に肥料を与えることで、旺盛な成長を見せてくれるでしょう。

自宅では、元肥が配合されている市販の培養土を使用しており、固形肥料は加えていません。
春と秋の成長期には、1か月に1度ほどの頻度で、液体肥料を与えています。
真夏と冬は、「キングバンブー」が肥料を必要としなくなるため、液体肥料は与えていません。

液体肥料と固形肥料については、以下の記事で詳しく解説しています
よろしければ、参考にしてみてください

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