アデニア・グラウカの強剪定をしました!~コーデックスの見た目を維持する~

緑色の塊根植物

目次

アデニア・グラウカの基本データ

原産地:南アフリカ(リンポポ州)、ボツワナ共和国
原産地の特徴①:最低気温が1~2℃以下になることは、ほとんど無い。
原産地の特徴②:最高気温が37℃以上になることは、ほとんど無い。
原産地の特徴③:年間降水量は少なく、日本の3分の1未満。

科・属:トケイソウ科 アデニア属
学名:Adenia glauca(アデニア グラウカ)

アデニア・グラウカの魅力のひとつとして、丸々と太った緑色をした塊根部分から、複数の幹を少しだけ伸ばして葉を展開させるという見た目が挙げられます!
剪定をせずに育てていくと幹が1本だけ伸びていき、ツルが周りの植物に巻き付いたり、周りに置いてあるモノに絡まったりと、不都合がでてくることもあります。
またカワイイ見た目を維持していくためにも、剪定はアデニア・グラウカを育てていく上で重要なお世話のひとつです!

ということで、今回はアデニア・グラウカの(強)剪定についての記事となります!

(強)剪定・剪定後の経過

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2023年5月5日

まずは、剪定をする前のアデニア・グラウカの様子です。

少し話がそれますが、アデニア・グラウカの強さの一つは、土を選ばないことだと思います!
それぞれ違う培養土に植えていますが、調子を崩すこともなく、良い意味で成育速度にも大きく差が出ていません。

ちなみに写真の左から多肉植物用の土、観葉植物の土、違うメーカーの多肉植物用の土、我が家のオリジナル培養土に植えています。

話を戻しまして、我が家のアデニア・グラウカは定期的に剪定はしているものの、今のところいずれの株も伸ばしている幹は1本のみです。
アデニアグラウカは、冬になると葉を落とし休眠に入りますが、上の写真に映っている一番左のアデニア・グラウカは、早い段階で休眠から目覚めていて、既に1m程度ツルを伸ばしています。

剪定時期としてベストなタイミングは、ここまで葉を展開させてからではなく、もう少し早い時期の方がよいと思います。

(強)剪定の注意点

なお、(強)剪定を行う際の注意点としては、下記4つです。

  • ①:剪定時に使用する刃物は、必ず消毒してから使用をする
  • ②:植物同士の病気感染を防ぐために、複数の株の剪定をする場合には、刃物の消毒を剪定のたびに消毒する
  • ③:剪定後は、アデニア・グラウカの切り口を殺菌する
  • ④:手指を切らないように、刃物の取り扱いにはご注意を!

(強)剪定作業

そしていざ、剪定です!
剪定といっても、アデニア・グラウカは幹がものすごく硬いわけではないので、根元の方から平行に切るだけです!
剪定道具にハサミを使用すると、幹の太さに対応しきれない場合があるので、カッターや包丁がよいですね。

今回は100均のカッターを使用しましたが、綺麗に切れました!

どの位置を剪定すればよいのか。という点に関しては人それぞれ好みがあると思いますが、個人的には塊根部分から1cm~2cm上の位置で剪定することで、自分好みのカタチになります!

さすがに一番太い塊根部分を剪定するのは良くないですが、かなり下の方から剪定しても、何事もなかったかのように新しい茎を伸ばすので、ある程度は見た目の好みで剪定位置を決めて良いと思います。

伸びすぎてしまった茎以外は、水耕での発根管理にチャレンジしてみようと思います。
多肉植物は多湿を好まない植物なので、水耕栽培では腐ってしまいそうですが、可能なのでしょうか。
また、水耕栽培をできたとしても、塊根部分が太るのでしょうか。
植物の情報は意外と流通していないので、何事もチャレンジあるのみです!

水が深すぎですね・・・

日ごろから愛情をもってお世話をしている植物を剪定するのは、結構な度胸が必要となりますが、一度剪定を経験すると、アデニア・グラウカが強い植物であることが分かるので、2年目以降は意外と躊躇なく剪定作業ができます!

2023年5月19日

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剪定後、2週間が経過しました。

切断をした断面の脇から、小さい葉のような出始めました!

2023年5月28日

小さな葉が確認できてから、約1週間が経過しました。

葉が伸びてきて、だいぶアデニア・グラウカらしい見た目になってきています!

剪定前には幹は1本だけ伸ばしていましたが、2か所から幹を伸ばし始めています!

以上、今回はアデニア・グラウカについての(強)剪定についての記事でした!

是非、ひとつの参考としてください!

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