寒さに強く育てやすい
アガベ「吉祥天錦」(パリー錦)の基本データ
育 て 易 さ:★★★★★
成 長 速 度:★☆☆☆☆
入手し易さ:★★★★★
耐 寒 性:★★★★★★★★(耐寒温度(目安):マイナス18℃程度)
耐 暑 性:★★★★★
原産地:メキシコ(ドゥランゴ州~サカテカス州)、アメリカ(ニューメキシコ州)
花言葉:繊細、気高い貴婦人
科・属:キジカクシ科(クサスギカズラ科)・リュウゼツラン(アガベ)属
学 名:Agave parryi huachucensis ‘Excelsior’(アガベ・パリー・ホーチエンシス・エクセルシオール)
アガベ「吉祥天錦」(パリー錦)の成長記録
アガベ「吉祥天錦(Agave parryi huachucensis ‘Excelsior’)」の成長記録を付けていきます
埼玉県草加市に位置し、”アガベの聖地”とも呼ばれる園芸店、「カトーエンゲー」で購入しました。
2023年2月23日(February 23, 2023)
自宅にお迎えしたときの、「吉祥天錦」の様子です。
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葉色は濃い緑色をベースにし、葉の中央部分に、明るい緑色の斑が入っているのが特徴的です。
今のところ葉はシャープで、葉先や葉の縁にある鋸歯(きょし)と呼ばれるトゲにも、鋭さは見られません。
‟錦”とは、斑入り品種をあらわす
名前に入っている「錦」(にしき)とは、一般的に斑入りの品種をあらわす言葉です。
「吉祥天錦」とは、「吉祥天」という原種に、斑が入っている品種のことを指します。
「吉祥天」は日本で呼ばれている和名で、「パリー(parryi)」が学名です。
「吉祥天錦」は「パリー錦」と呼ばれることもありますが、日本では「吉祥天錦」という名前の方が定着しています。
原種については、以下の記事でご紹介しています
吉祥天錦の成長速度は遅め
アガベはゆっくりと成長する品種ですが、「吉祥天」(パリー)は、アガベの中でも成長速度が遅い方です。
「吉祥天錦」は斑が入っている分だけ葉緑体が少ないので、原種以上に、ゆっくり成長していきます。
2023年5月12日(May 12, 2023)
自宅にお迎えしてきてから、約3か月が経過しました。
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あたらしい葉は、幅が広くなってきました
また以前は、葉が内側に巻いたような形状をしていましたが、あたらしく出した葉は、巻くような様子は見られません。
黄色く変色した下葉
植物をお迎えしたタイミングは、売り場からあたらしい環境に変わるので、株がストレスを感じることがあります。
全体的に見れば、「吉祥天錦」の調子は悪く見えませんが、一部の下葉は黄色く変色してきました…
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下葉が黄色く変色した原因は“植物の代謝”!?
「吉祥天錦」は中心部からあたらしい葉を展開していくので、外側(下側)に向かうにつれて、葉が古くなっていきます。
上の方の葉には光が当たりやすいですが、下葉には、光が当たりづらくなるものです。
下葉をいつまでも付けていても、光合成の効率が上がらないため、やがて意図的に古い葉を枯らしていきます。
株の調子が悪ければ、育成場所を変更する
「吉祥天錦」は多湿には強くありませんが、お迎えしてから、雨ざらしの環境で育てています
他の下葉も変色するようなら、代謝による影響ではないかもしれません。
株の観察をつづけ、調子が悪いようであれば、雨の当たらない軒下に移動する予定です。
2023年10月20日(October 20, 2023)
前回の記録から、5か月が経過しました。
「吉祥天錦」にとっての成長期にあたる、暖かい秋を迎えています!
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今は、暑い夏を乗り越え、あたらしい葉を何枚か展開させたところです
人気が高いのは、葉が詰まった株
「吉祥天錦」は、葉が外側に開き過ぎていない株が、高い人気を集めています
ただしアガベは、水を吸い上げていれば、葉が外側に開いていきます。
「吉祥天錦」も、外側に向かって葉が開いてきました。
自宅では「吉祥天錦」を大きく育てることを目標にしているので、葉が開いているかどうかは、あまり気にせずに水やりをしています
2024年4月27日(April 27, 2024)
前回の記録から約半年が経過し、自宅に「吉祥天錦」をお迎えしてから、1年以上が経ちました。
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「吉祥天錦」は根張りが旺盛
現在使用している鉢は、「プレステラ120の深鉢」というプラスチック製の鉢です。
本来は四角い鉢の見た目が歪み、手で押してみると、硬くなっています。
「吉祥天錦」の根が鉢内でギュウギュウに詰まっていることで、鉢の硬さに変化があらわれているのでしょう。
「吉祥天錦」の葉先が、鉢の外側にはみ出ていることからも、鉢増しをする必要性を感じています。
スリット鉢は、以下の記事でメリットやデメリットなどを、ご紹介しています
寒さにとても強い
寒さにとても強いのが、「吉祥天錦」の特徴のひとつ。
冬のあいだも、屋外に置き、雨風に当たる環境で育てていました。
雪が降った日は「吉祥天錦」の上に数cmほどの雪が積もっていましたが、特に冷害などのダメージを負うことはなく、何ごともなかったかのように振る舞っています。
2024年8月31日(August 31, 2024)
前回の記録から、約4か月が経過しました。
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お迎えしてから、約1年半。
当初の幼苗の面影はなく、大人のすがたに近づいてきたのではないでしょうか!?
葉によって斑の入り方が異なるので、葉ごとの違いを観察することも、「吉祥天錦」の楽しみ方です!
2025年2月24日(February 24, 2025)
前回の記録から、約半年が経過しました。
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水やりを控えた方が寒さに強くなりますが、寒さには強い「吉祥天錦」にとって、耐寒対策は不要かもしれません。
ただし、土が乾かないことで根腐れを起こすリスクはあるので、水やりは控えめにしています
今後も、成長記録を付けていきます!
(更新中)
自宅で育てているアガベの成長記録については、以下の記事でご紹介しているので、よろしければお読みください

アガベ「吉祥天錦」(パリー錦)の育成環境
アガベ「吉祥天錦」の魅力のひとつは、季節による寒暖差が大きい日本の環境でも、一年中屋外で育てられるところです。
特に寒さへの強さには目を見張るものがあり、多少の氷点下ぐらいの寒さであれば、ビクともしません。
また、真夏の直射日光を浴びても、葉焼けを起こす様子はないので、暑さや強い光にも強いです。
具体的な育成環境などについては、以下の通りです。
日当たり
「吉祥天錦」は、強い光が当たる環境を好みます。
なるべく長い時間直射日光に当てることで、詰まったすがたをキープしたまま、育てられるでしょう。
自宅では一年中、屋外に置き、朝から夕方まで直射日光に当てて育てています
今のところ、真夏の直射日光に当てても、葉焼けを起こす様子は見られません。
室内では光の量が足りず、ひょろひょろした見た目に、徒長するリスクが高まります。
「吉祥天錦」を室内で健康的に育てる場合は、植物育成用のLEDライトを使用した方がよいでしょう。
多肉植物の室内育成については、以下の記事で、準備するグッズや電気代などについてご紹介しています
ご興味があれば、参考にしてみてください
水やり
「吉祥天錦」は、乾燥した環境を好むので、水やりは控えめにしていくのが基本的な育て方です。
土の中までしっかりと乾いてから3~4日後に、水やりをするのが望ましいペースです。
自宅では「吉祥天錦」の成長を促すために、春から秋までは表土が乾いたら、すぐに水を与えています。
冬は土が乾きづらくなっているので、雨ざらしの環境で育てている場合は、水やりをすることはありません。
蒸れを苦手としているので、梅雨どきの管理は、軒下など雨が当たらない環境が望ましいです。
自宅では、排水性&通気性に優れた培養土を使用しているので、雨ざらしの環境で調子を崩したことはありません。
「吉祥天錦」は水分過多によって、徒長を起こすことはあっても、枯れるリスクは低いと感じています。
自宅で「吉祥天錦」を植えている培養土については、以下の記事で詳しくご紹介しています
肥料
「吉祥天錦」は成長のために、多くの肥料分を必要としません。
自宅では、固形肥料(緩効性肥料)を、土に混ぜています。
また、「吉祥天錦」の成長期にあたる春と秋のタイミングでは、1か月に1回程度、液体肥料を与えています。
肥料は、多く与えればよいというわけではありません。
用法容量を守ることが重要です。
液体肥料を使用する場合は、サボテン類と同じ濃度に希釈して、使用しています。
夏と秋は、「吉祥天錦」が多くの肥料分を必要としないので、液体肥料や追肥などは与えていません。
液体肥料と、固形肥料の違いなどについては、以下の記事でご紹介しています
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