日本さくら名所100選
お花見のシーズンに、神奈川県を代表する花見スポット「小田原城」に行ってきました!
小田原城には過去にも何度かいきましたが、この季節のお城は、いつも以上に風格を増していました!
小田原城の歴史
小田原駅から徒歩10分の場所にある小田原城ですが、駅から小田原城の間に高い建物はないので、駅からもお城が見ることができます。
そんな小田原城ですが、15世紀中ごろに造られたと考えられています。
これまでの長い歴史のなかで解体なども行われてきていますが、1960年に復興し、2015年から2016年にかけて耐震補強工事も行われ、いまの小田原城があります。
500年を超える歴史が、小田原城には刻まれているのです。
小田原城址公園
小田原城の周辺は「小田原城址公園」という、ファミリーで楽しめる施設があります。
- こども遊園地
- NINJA館
- 甲冑着付け体験
- 手裏剣打ち体験
お城の付近では「忍者」がマイクを片手に武器や道具、忍術などについて詳しく紹介していて、小さなお子さんが熱心に説明を聞いていました!
現代では、忍者は悪役よりもヒーローに近いイメージとして描かれることがありますが、実際に戦国時代や江戸時代に生きていた忍者は、異なる側面も持っていたようですね。
小田原城址公園内の植物
小田原城址公園(おだわらじょうしこうえん)は、平成18年に「日本の歴史公園100選」にも選ばれている由緒正しい公園のひとつです。
園内には小田原の歴史だけではなく、たくさんの植物も拝むことができます!
桜
園内では、桜の開花時期にあわせて3月下旬~4月中旬にかけて桜がライトアップされていて、21時まで「夜桜」を楽しむことができます。
小田原城址公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれていて、約300本の桜が開花する名所です。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/小田原城③-1024x768.jpg)
数ある公園のなかでも、いろいろな面で選ばれている小田原城址公園で楽しめる桜は、下記の通りです。
- カワヅザクラ(2月上旬~3月上旬)
- ソメイヨシノ(3月下旬〜4月中旬)
- オオシマザクラ
- シダレザクラ(3月下旬~4月上旬)
わたしが行ったときには、「小田原おでんサミット」が開催されていて、沖縄おでんを始めとし、各地域のおでんの屋台が集結しているエリアは、特に大勢の人混みであふれていました。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/小田原城-1024x768.jpg)
今回は桜を見にいきましたが、ほかの季節にも小田原城址公園では多くの植物が“季節を感じさせる変化”を見せてくれるようです。
- 梅(約250本)
- つつじ(約1,900本)
- ハナショウブ(約10,000本)
- アジサイ(約2,500本) 等々
植物たちは長生きするので、小田原の長い歴史を実際に自分の「芽」で見てきたのかもしれませんね。
二宮金次郎
かの有名な二宮金次郎は、ここ小田原市で生まれた人物です。
園内にも、二宮金次郎の銅像がありました。
![](https://midori-no-nikki.com/wp-content/uploads/2024/04/小田原城⑦-768x1024.jpg)
なかなか、貧しい家庭で育った人物で、室内での勉学させてもらえなかったことから、この歩きながら本を読む銅像が生まれています。
いまは、歩きスマホや歩きタバコなど、歩きながらなにか別のことをすることに対しては、あまりよいイメージがないですが、歩きながら本を読むことのはものすごい勉強家というのが伝わってきますね。
なにかの事故にならないことを祈るばかりです。
小田原城・小田原城址公園の基本情報
住所・アクセス
神奈川県小田原市城内6-1
「小田原駅」から徒歩7~10分
営業時間・休み
AM9時00分〜PM17時00分
(入館はPM16時30分まで)
休み:12月31日〜1月1日
入館料(天守閣)
一般:510円
小中学生:200円
電話番号・公式HP
0465-23-1373
【公式】小田原城の公式HP
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