ダイソーの観葉植物「クロトン」の育て方・成長記録~100円ショップ編~

斑入りの観葉植物

目次

クロトンの基本情報

育 て 易 さ:★★★☆☆
成 長 速 度:★★★★☆
入手し易さ:★★★★☆
耐 寒 性:★★★☆☆(耐寒温度(目安):10℃)
耐 暑 性:★★★★★

原産地:マレーシア、ジャワ島、オーストラリア
花言葉:「妖艶(ようえん)」、「艶(つや)っぽい」
科・属:トウダイグサ科 クロトンノキ属
学名:Codiaeum variegatum
別名:「クロトンノキ」、「変葉木(ヘンヨウボク)」

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クロトンの成長記録

100円ショップのDIASOで購入してきた観葉植物、「クロトン(Codiaeum variegatum)」の成長記録です!

旅行で沖縄を訪れたときに、「クロトン」が一般家庭のお庭で育っている光景をお見かけしたことがあるので、南の地域では本州以上にメジャーな植物なのかもしれません。

2024年5月6日(May 6, 2024)

小さなビニールポットの中に2株が植わっていましたが、すでに購入時には、そのうちの1株が枯れかけている様子でした。

枯れかけているというか、すでに枯れているのかも・・・!?

100円ショップの植物コーナーでは、それまでに見かけたことのない品種ということもあり、2株のうち1株だけでも元気よく育ってくれたらそれで充分だと考えたので、自宅にお迎えしてきて育てることにしました!

かわいい手のひらサイズの、挿し木株ですね!

ダイソーのパッケージには「クロトン」としか書かれていませんでしたが、「クロトン」には、園芸品種だけでも100種類以上の品種数がある観葉植物です。

パッケージに「クロトン」としか書かれていない以上、正確な植物名が分からなくなった“札落ち(ふだおち)の植物”ということになりますが、調べてみたところクロトンの中でも「アキュビフォーリア(Codiaeum variegatum ‘Acubifolium’)」という名前の品種なのではないかと思われます。

そして、植え替えのために、ビニールポットから出した状態がこちらです。

黒い異物が混入しているような・・・!?

側面からは根があまり見えませんが、鉢底には白っぽくて元気そうな根も確認できました!

そして、「クロトン」が植えられていたビニールポットの中には、なぜか園芸用土ではない黒いボタンのようなモノも・・・。

これまで100円ショップで購入してきた植物はおそらく30株ぐらいですが、こんなことは、これまでにはなかったことです。
ただ、特に植物の成育上は問題なさそうなので、過剰に気にしなくても大丈夫でしょう。
なにかのタイミングで、ビニールポットの中に、誤って異物が紛れてしまったのだと思われます。

このあと、ヤシの繊維が多くつかわれていそうな園芸用土を洗い流し、新しい鉢と新しい園芸用土に植えて、植え替え作業は完了です!

やはり、1株はすでに枯れていそうです・・・。

しかしあらためて見ると、緑色に鮮やかな黄色い斑が入っている姿が、とてもキレイな植物です!

強い光を浴びて葉焼けを起こしているワケでもなく、病気にかかっている状態でもないことは伝わってきますが、なかなか見ない色合いをした観葉植物ですね!

ピンク色や真っ赤な斑が入る“あけぼの”という品種もクロトンの代表種のひとつですが、ほかにも変わった斑が入った品種が多いので、「クロトン」を言い表す表現として、“エキゾチック”という言葉がつかわれることもしばしば。

正直なところ、好き嫌いは分かれそうな品種ですが、刺さるひとにはトコトン刺さりそうな植物です!

ちなみに、自宅で使用している観葉植物の土は、花ごころさんから出ている下記のものを使用しています。
金額も高くないですし、観葉植物がよく育つので、用土をお探しの方にオススメしています。

2024年7月21日(July 21, 2024)

前回から2か月半が経過した、「クロトン」の様子です!

結局、1株は不調の状態から立ち直る気配もまったく感じさせず、完全に枯れてしまいました。

多肉植物ならこの状態からも奇跡の復活をすることもありますが、この小さなサイズの観葉植物がここまで調子を崩した状態から立ち直ることは、ほぼ無いでしょう。

購入時よりもひと回り大きく成長した「クロトン」ですが、緑色の葉を染める黄色い斑は、すこし減ってきたような気がしています。

2024年8月14日(August 14, 2024)

さらに、その翌月を迎えたダイソー出身の「クロトン」です。

ここ最近、新しく展開させている葉は斑がキレイに入っているように思います!

葉の枚数でいえば、お迎え時の3倍ぐらいになりました!

そして、「クロトン」の特徴のひとつに、暑さに強いところが挙げられますね!

猛暑がつづく中、周囲で育てている観葉植物がほとんど成長を見せていませんが、「クロトン」は旺盛な成長を見せてくれています。

ただ、真夏のこの季節は2日も水やりをしないと、水切れを起こしている「クロトン」。

最高気温が35℃を超える日が続き土がすぐに乾いているので、4~5日間水やりをしないと、もう1株も枯れてしまうか、または大ダメージを負うことになるでしょう・・・。
油断は禁物ですね

真夏の季節は、朝に観察するタイミングでは用土の表面が多少濡れていても、仕事を終えて自宅に帰ってくると水切れでグッタリとしていることもあるので、水やりがほんとうにむずかしい・・・
今思えばですが、水切れ対策として、もうすこし大きな植木鉢に植えて用土の量を増やすべきだったのかもしれません。

以前、植物園に足を運んだ際に大きく成長した「クロトン」がお花を咲かせているのをお見かけしましたが、葉に負けず劣らずのキレイなお花を咲かせていました。
そのときに訪れた、植物園のご紹介は下記の記事で書いています。

(更新中)

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クロトンの育成環境

日当たり

暖かい季節にお迎えしてきたこともあり、直射日光には当たらないような屋外の育成スペースで育てていますが、遮光ネットを使用して日照を調整しているワケではないので、時間帯によっては、真夏の強い直射日光に当たっています。
それでも、今のところ葉焼けなどの不調を起こしたことはありません。

本来「クロトン」は、日光を好む植物ですが、特に小さい株を強い光に当てるときには徐々に光に慣れさせていきましょう。
自宅の株はまだまだ小さく、株自体に体力が備わっていないので、水切れのリスクは極力避けたいところ。
ある程度大きい株であれば、春と秋は直射日光に当てて育てていくことで、よく成長していく品種だと思います。

「クロトン」の弱点をあえて挙げるなら、室内の暗い環境に弱い、いわゆる耐陰性の低さです。
育成場所には屋外を基本として、冬の季節は室内に取り込む必要があるとしても、なるべく窓に近い位置に置き、最低限の日照を確保するようにしましょう。

水やり

観葉植物には、「用土が乾いたら水やりをする」のが基本的な水やりのサイクルとなります。

自宅で「クロトン」を植えているのは、小さな植木鉢で比較的すぐに用土が乾いてしまいます。
夏の季節は気持ち大きめの鉢に植えると、水が足りなくなってしまう「水切れ」のリスクを下げられますが、冬に大きめの鉢に植えていると用土が乾かない原因にも。

鉢サイズを間違えてしまうと水やりの難易度がすごく上がるので、鉢サイズは慎重に選んだ方がよいでしょう。

植物の成長を促したいのであれば、ひと回り大きめな鉢に植えていくことが望まれますが、枯らしてしまうなどのリスクを極力避けたいのであれば、ジャストフィットなサイズの鉢を選ぶことが基本となります。

水やりをするときは鉢底から水が流れでてくるまで与え、水やりのタイミングで鉢内に新鮮な空気を送り込むことができるように、水やりをしています。

「クロトン」は水が好きな部類の植物で、体内の水分が足りていないとあからさまに展開している葉が萎れてくるので、できれば葉が萎れる前に水やりをしていきたいところ。

葉が萎れている場合は鉢底から流れ出てくるまで、水やりをしっかりと行うことで回復していますが、萎れている状態で水やりをせずに放置していると、枯れるリスクが高まってしまいます。

肥料

市販の観葉植物の土を使用していますが、用土の中に堆肥や腐葉土など肥料分となる成分が含まれています。

春には、液体肥料を1か月に1度程度与えていますが、夏や冬の季節には植物が肥料分を必要としない季節です。
この季節に肥料を与えてしまうと、「肥料焼け」などの症状がでやすいので、肥料を与える必要はないでしょう。

肥料は植物が欲しがっているタイミングで与えることで、植物の成長を加速させることができますが、タイミングを間違えてしまうと植物が体調を崩すことにも。
最初は規定量よりも少なめに与えて、徐々に本来の規定量にあわせていくことで、肥料による失敗も軽減させることができます。

100円ショップのミニ植物をお迎えするときの注意点などについては、下記の記事でご紹介しています!

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