税込100円の多肉植物
フォーカリア「怒涛」の基本データ
育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★★★☆
入手し易さ:★★☆☆☆
耐 寒 性:★★★★☆(耐寒温度(目安):0℃)
耐 暑 性:★★★★☆
原産地:南アフリカ
科・属:ハマミズナ科・フォーカリア属
学 名:Faucaria ‘Dotou’(フォーカリア どとう)
フォーカリア「怒涛」の成長記録
千葉県にある多肉植物専門店「二和園(ふたわえん)」で購入してきた、フォーカリア属 「怒涛(どとう:Faucaria ‘Dotou’)」の成長記録を付けます!
2024年6月10日(June 10, 2024)
お迎えしてきたときの「怒涛」の様子です。
金額は、なんと税込で100円!
破格の価格で、お買い得に入手することができました!
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「怒涛」という漢字はむずかしいですが、読み方は“どとう”です。
「荒れ狂う大波」という意味をもち、怒涛の日々を過ごすというと、荒れ狂う大波のように目まぐるしい日々を過ごすという意味になります。
「怒涛」の葉が、荒れ狂う大波のように見えることから、この名前が付けられたのではないでしょうか。
「怒涛」の見た目は、葉を濃い緑色に染め、鋭い歯を付けた恐竜が大口を開けているようにも見えます。
ほかの品種では見られないすがたをしているので、「珍奇植物」の代名詞がよく似合います!
葉の表面がゴツゴツしている部分が、株全体のイカツさを、さらに増しているといえるでしょう。
植え替えをしました!
「怒涛」を自宅にお迎えしたのは、暖かい季節。
植え替えを行うには、適期を迎えています。
鉢が小さかったので、大きな鉢に植え替えをすることにしました!
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もともと植わっていた鉢から抜いたところです。
「怒涛」の根の状態をチェックしてみると、株の大きさにしては量が多めです!
もう少し根が白っぽかったら、さらに状態がよかったといえますが、この状態でも悪くはなさそう!
植え替え後には、余裕のある鉢に植える予定なので、根はほとんど整理しないつもりです。
自宅では400鉢ほどの植物を育てていますが、ひと株ずつ水の管理をしていると、かなり大変なことに…。
そのため、なるべく同じグループに所属している植物が植わっている培養土は、同じものに統一しています。
具体的には、以下のようにグループ分けしています。
- 多肉植物の培養土
- とても水はけのよいものを使用
- 観葉植物の培養土
- 水はけのよいものの、多肉植物の培養土よりは多少水持ちのあるものを使用
- それ以外の植物の培養土
- 観葉植物よりも水持ちのよいものを使用
培養土を統一することで、どの植物が水をよく吸い上げていているのか把握しやすくなり、株ごとの状態を見極めやすくなります。
たとえば、水をよく吸い上げている植物は調子がよい証拠なので、多くの植物を育てている場合にはオススメな方法になるでしょう!
自宅で多肉植物に使用している培養土は、下記の記事でご紹介しています。
そして、あたらしい鉢に植え込みました。
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かなり大きめの鉢に植えましたが、きっとすぐに大きくなってくれるはず!
という期待を込めています。
「怒涛」を植えたスリット鉢のご紹介は、下記の記事で詳しく書いています
多肉植物には、スリット鉢がオススメです。
「怒涛」は、涼しい季節に成長速度を加速させる「冬型」の多肉植物と紹介されていることもあれば、暑い季節に成長速度を加速させる「夏型」の多肉植物と紹介されていることもあります。
たしかな情報源がなく、謎のベールに包まれたままお迎えしましたが、その点も今後育てていきながら自分なりの解釈をしていくつもりです。
もしも「怒涛」が冬型の多肉植物なら、暑い季節にはほとんど成長をしないので、冬までの約半年間を大きな鉢で過ごすことになりますが…。
2024年6月18日(June 18, 2024)
お迎えと植え替えをしてから約1週間が経過した、「怒涛」の様子です!
この短期間ですが、早くも葉が外側に開いてきました!
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多肉植物が葉を外側に広げるときは、水を吸い上げて、調子がよいときによく見られる状態です!
暑い季節に差し掛かるタイミングで、植物に動きがあるということは、少なくとも暖かい季節は苦手ではないということ。
葉の中央部分にある小さな緑色のものが、次に展開される葉なのでしょう。
葉の中央の一部が赤紫色をしていますが、植物の成長に伴う葉色の変化だと思います。
葉が展開してきているので、今のところ順調に成育しているのではないでしょうか。
今後も株の様子を見ながら、屋外の環境で育てていきます!
葉の展開の仕方は少し異なりますが、「怒涛」はアガベ属の植物と見た目が似ているので、勘違いされることもあると思われます。
2024年7月6日(July 6, 2024)
前回から約3週間が経過した、「怒涛」の様子です。
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葉がさらに外側に開き、葉の中央部分にある小さな葉が大きくなりました!
屋外は最高気温30℃を超えるのは当たり前、35℃にまで達する猛暑日もありますが、暑い季節でも変わらず成長を続けているので、暑さに強いようです!
この調子で、旺盛に成長をしてほしいところです!
そして、ゆっくりと成長する多肉植物の中では、今のところ成長速度が早い!
このままのペースで成長を続けたら、秋ごろには鉢相応のサイズにまで、変貌を遂げているかもしれません!
購入した多肉植物専門店では、「怒涛」だけで少なくとも100株ぐらいは置かれていたので、繁殖力は強めのだと思います。
2024年12月19日(December 19, 2024)
前回から半年弱が経過した「怒涛」の様子です。
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葉数は、前回の時点から2倍ほどになり、鉢サイズにまで成長しました!
鋸歯のイカツさには変化はありませんが、株のゴツゴツした部分が増え、「珍奇植物」の見た目に磨きがかかったように思います!
これから、どのように成長していくのか想像が尽きませんが、「怒涛」のペースにあわせて見守っていくつもりです!
いまだ、屋外で育てていますが、寒さにどれぐらい強いのかという点も検証していきます!
(更新中)
自宅で育てている「フォーカリア」、「エケベリア」、「ハオルチア」、「ユーフォルビア」の成長記録については、下記の記事でまとめています
よろしければ、あわせてチェックしてみてください
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フォーカリア「怒涛」の育成環境
日当たり
「怒涛」は、日光浴が大好きな多肉植物。
自宅では、午前中から正午ぐらいまで直射日光が当たる、屋外の育成場所で育てています。
ひとの目で見る限りは、ビニールハウス越しの光は明るく見えるものの、意外とビニールを通すだけでも日照は弱くなっています。
ビニールハウスの売り場に並ぶ植物を、お迎えする場合には、いきなり直射日光に当てると環境の変化が大きくなるので注意しましょう
水やり
「怒涛」は多肉植物の仲間なので、水やりは少なめにして育てていくのが、基本的な育て方です。
水はけのよい土を使用して、土が乾いてから2日~3日後ぐらいに水やりをすることで、根腐れのリスクを回避できるでしょう。
「怒涛」が小さいうちは、土が完全に乾いていなくても2日~3日ごとに水やりをすることで、早く大きく成長させることを優先していました。
水やりの頻度を上げる場合は、風通しのよい環境で水はけのよい土を使用することが、必要となります。
肥料
培養土の上に置くタイプの固形肥料を与えています。
「怒涛」は肥料が少なくても成長をしていける植物ですが、少量の肥料を与えると、成長速度が早くなるように感じています。
肥料を与える場合には、与えすぎないようにすることで、失敗するリスクを下げることができるでしょう
「怒涛」に使用している土の上に置くタイプの肥料は、下記のものです。
培養土の中に肥料を入れ忘れてしまったり、長いあいだ植え替えをせずに、肥料が切れてしまったりした場合にも使用できるので、オススメできる肥料です。
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