丸ビルの『garage TOKYO(ガレージ東京)』は、おしゃれな植物が集う園芸店

大都心で緑に癒される

2022年12月、東京駅直結の丸ビルに、ガーデニングショップ「garage TOKYO(ガレージ東京)」がオープンしました

都会のど真ん中にありながら、ゆっくりと植物と向き合える空間は、「植物と暮らす(Living with plants)」というコンセプトを体現しています

店内には、さまざまな観葉植物や多肉植物が並んでいるため、お気に入りのひと株を見つけられるでしょう

この記事では、穏やかな時間が流れるガーデニングショップ、「garage TOKYO」を訪れたときのことをご紹介します

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目次

「garage TOKYO(ガレージ東京)」の売り場

フラワーベース(花瓶)のコーナー

まずは花を飾るための容器、「フラワーベース(花瓶)」が並ぶ一角です。

透明なフラワーベースもよいですが、「garage TOKYO」に並ぶ木質のタイプも、色あざやかな花々の魅力を引き立ててくれます

筆者

同じフラワーベースでも、球状に近いものから細長いものまで、その形状はさまざまです。

選び方の基本は「フラワーベースの形状」と「花のシルエット」の相性です。

フラワーベースと花の合わせ方
  • 横幅があったり、口が広かったりするフラワーベース
    • 水量が多く入り、安定感があるため、大ぶりの花でも飾りやすい
    • 自然に花を周囲に広げられる
  • シャープなフラワーベース
    • 少ない花の本数でも、スタイリッシュに飾りやすい
筆者

基本はあっても、自分が気に入ることがもっとも重要です。
細かいことは気にせず、フィーリングで決めてもよいでしょう。

生け花を飾るのもよいですが、特殊な加工がされた「プリザーブドフラワー」も魅力的な楽しみ方です
以下の記事では、生花とプリザーブドフラワーを比較したメリットや、お手入れ方法などをご紹介しています

観葉植物のコーナー

つづいて、「観葉植物」のコーナーに足を運びました。

同じ品種でも複数の株が並ぶ

「garage TOKYO」では、同じ品種の観葉植物がいくつも並んでいます。

筆者

他の株と比較しながら選べるため、理想のひと株に出逢えるチャンスが高いです。

観葉植物が所狭しと並んでいます。

鉢が密集して並んでいるため、手に取る際は、植物を倒さないように注意しましょう

背丈が高い「ヘゴの木」

店内には、背丈が2mほどある、迫力にあふれた観葉植物も販売されていました。

貫禄がある観葉植物。
幹の質感が特徴的

この観葉植物は「ヘゴの木」という品種で、特に、細い木の枝が重なったような幹の質感が印象的です。

幹に見えるのは「根」で、茎から垂れ下がり、幹の表面を覆っています。

南国のイメージを再現できる
筆者

これだけ大きな植物なので、ひと株あるだけで、お部屋の印象をガラッと変えられるでしょう。

スペース問題もありますが、南国の印象を再現したいときは、選択肢に入れたい植物です

苔テラリウムのコーナー

次に向かったのは、人気沸騰中の「苔テラリウム」のコーナーです。

プロが手掛けた完成品はもちろん、自分でつくれるグッズまで、さまざまな商品が並んでいました

筆者

コンパクトで透明なビンに苔を植えた苔テラリウムは、男女問わず人気です。

苔は、ジメジメした環境を好むイメージが強いですが、苔テラリウムのお世話は意外とカンタンです。
週に1回ほど、霧吹きで水をあげるだけで育ちます。
基本的にフタを閉じた密封空間で育てるので、観葉植物のように風通しを気にすることもありません。

お世話の手間が少ないため、忙しい方でも気軽にはじめやすい植物です

巨大なサボテン

筆者

一体、何年モノ!?

と目を奪われる、巨大なサボテンが「garage TOKYO」の一角に立ち並んでいました。

存在感を放つサボテン。

ワイルド感あふれるこの柱サボテンは、おそらく「鬼面角(きめんかく)」です。

「鬼面角」は胴体の途中で切る「胴切り」をすると、その断面の脇から、あたらしい茎が生えてきます。

店内の株はいくつも枝分かれしていたので、何度も胴切りを繰り返し、このすがたに成長したことが想像できます。
茎は茶色く色付けているのは、以下の目的のためで、「木質化」と呼ばれる現象です。

木質化の目的
  • 体内に蓄えている水分を蒸散させない
  • 木質化した部分を硬くする
筆者

この木質化が進んだすがたが、このサボテンの力強さと、生きてきた時間の重みをいっそう感じさせてくれました。

ちなみに、自宅で育てている「鬼面角」を胴切りしたときの様子は、以下の記事でご紹介しています

多肉植物のコーナー

「garage TOKYO」では、多肉植物のコーナーも広く、多種多様な株が並んでいます。

ユーフォルビア、アガベ、パキポディウムなど、たくさんの品種が並んでいました

植物育成用のLEDライトで
明るく照らされた売り場の様子。

郊外の専門店に比べると、販売価格は特別に安いわけではありません。
しかし都心の一等地で、これだけのめずらしい植物に出逢えることを考えると、妥当な価格設定でしょう。

筆者

多肉植物の高い人気がうかがえる、品揃え豊かな売り場でした。

訪れたのは冬でしたが、通常は落葉するはずの多肉植物が、青々とした葉を付けていたのが印象的です。
お店のような理想的な育成環境と自宅の環境は異なるため、購入前に店員さんに育て方を確認することをおすすめします。

「garage TOKYO(ガレージ東京)」のまとめ

都心の雰囲気に圧倒されがちな人も、丸ビルにある「garage TOKYO」は、植物好きなら訪れたいガーデニングショップです

植物がゆったりと配置されている売り場が多く、一つひとつの植物の状態を正確に把握しやすいのも、「garage TOKYO」の特徴です。

オープンしたばかりのガーデニングショップなので、キレイに保たれ、立ち並ぶ植物も一段と輝いて見えます

植物に少しでも興味があるひとは、いちど「garage TOKYO」を訪れてみてはいかがでしょうか!?

東京都内には「garage TOKYO」以外にも、おすすめガーデニングショップがあります
以下の記事で詳しくご紹介しているので、よろしければお読みください

「garage TOKYO(ガレージ東京)」の基本情報

住所&アクセス

【住所】
東京都千代田区丸の内2-4-1
丸の内ビルディング4F

【アクセス】
JR「東京駅」丸の内南口より徒歩1分
丸ノ内線「東京駅」直結
千代田線「二重橋前<丸の内>駅」直結

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