伊勢神宮にいって、「心のふるさと」と称される風景と植物に癒されてきました!

三重県の神聖な地

伊勢神宮は三重県にある神社ですが、三重県の公式HPによると、「電子部品・デバイス・電子回路製造業」や「造花」の出荷額が日本一の都道府県とのこと。
三重県産の電子機器を実際に使ったことや、ショッピングセンターなどで置かれている、三重県産の造花に目が留まったことがあるかもしれません。

三重県の観光名所には、日本一多くの種類の生物が暮らしていて、特にラッコの「メイちゃん」と「キラちゃん」が有名な「鳥羽水族館」や、「なばなの里」などがありますが、多くのサイトや観光の本などで三重県内の観光スポットおすすめランキング1位に輝いているのが、ここ伊勢神宮です!

目次

伊勢神宮

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最高位の神社

日本には80,000を超える神社があり、多くの神様がいますが、果たして何人の神様がいるかご存じでしょうか。

なんと日本には、神社の数をはるかに上回る800万人の神様がいます。
そして多くの神様のなかで、もっとも偉い位置づけにいる天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀り、日本の最高位の神社に位置づけられているのが、伊勢神宮です。

「アマテラス」は、わたしが昔ハマったゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ(通称“パズドラ”)」のキャラクターに出てくるので名前は知っていましたが、恥ずかしながら伊勢神宮のことを調べるまでは、ここまで偉い神様とは存じ上げておりませんでした・・・。

また、他の神社ではごく普通に置かれているモノですが、伊勢神宮には昔から「おみくじ」がありません。
おみくじが無い理由は、一生に一度と憧れさえ抱かれることのある「お伊勢神宮へのお参り」は、それだけでもとても価値のあることなので、伊勢神宮に参拝に来たのに大吉でないわけがないからと考えらているそうです。
昔から、ここ伊勢神宮がとても高貴な位置づけにあり、いかに重要視されているかが伝わってきますね。

とても長い歴史のある伊勢神宮ですが、古さを感じさせない美観をしています。
それもそのはず、20年に1度の頻度で社殿が造りかえられているため、建物自体は比較的新しいのです!
「古くて新しい社殿」が伊勢神宮の特徴です。

参拝者数

初詣の参拝者が日本一多いことで知られている、明治神宮の年間参拝者数が約1,000万人なのに対し、伊勢神宮の年間参拝者は約800万人にのぼります。
参拝者数は明治神宮にはおよばないものの、明治神宮のある東京都の人口が約1,400万人なのに対して、三重県の人口は約180万人にとどまるので、人口比でみてみると伊勢神宮にはいかに多くの方が参拝に訪れているかが分かると思います。
県外からの参拝者数がゼロということは、まずあり得ませんが、単純に三重県民の人口で割ってみると、一人当たり1年に4回以上参拝しているという計算にもなります。

歴史的な人物では、武士として初めて貴族の最高位である太政大臣になった「平清盛」、南北朝合一を果たした「足利義満」、桶狭間の戦いで今川義元に勝利した「織田信⻑」なども、ここ伊勢神宮へ参拝に訪れています。

内宮と外宮

伊勢神宮は内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれていますが、それぞれ内宮には約2,000年、外宮には約1,500年の長い歴史があります。

「内」は天皇を、そして「宮」は天皇などの権力者が住んでいるところを意味します。
昔は離宮のことを「外」と呼んでいたので、「内宮」と「外宮」の由来は、このあたりの意味から付けられているものと思われます。

内宮と外宮は離れた位置にあり、その距離は約4km。
ひとが歩く速度は時速4~5kmなので、徒歩では移動時間だけでも約1時間程度かかります。
観光に来られている方はバスや自家用車、タクシーなどで「外宮⇔内宮」間を移動していますが、移動手段としては人力車という選択肢もあります!

伊勢神宮の植物

大樹

伊勢神宮にある立派な大樹の樹齢は、約400年から900年といわれているので、大昔より高い位置からひとびとを温かく見守ってくれているのでしょう。
一方のひとは、この大樹の皮を“縁起物”として自宅に持って帰ってしまうこともあり、大樹の皮を持ち帰ってしまうことを防ぐ目的で、現在は大樹の下に竹が巻かれているそうです。

神様に祈りをささげるための儀式の一つとして竹が巻かれているとも思ったので、、ひとの身勝手な行動に少し残念な気持ちを抱いてしまいました。

黒松

黒松(くろまつ)は、サンサンとふりそそぐ太陽光をあびて気持ちよさそうな佇まいをしていました!

黒松は、針のような硬い葉やたくましい枝ぶりから、雄松(おまつ)や、男松(おとこまつ)とも呼ばれることのある植物。
厳しい寒さでも葉をおとすことのない生命力の強さから、とても縁起の良い植物として、古くから親しまれています。

盆栽でも定番の黒松が、伊勢神宮の大自然の環境のなかで大きく成長している姿は、植物を小さく仕立てる盆栽好きからしたら、逆に新鮮な姿なのかもしれませんね。

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伊勢神宮の内宮では、梅が咲いていました!

品種名はわかりませんでしたが、梅のなかでは開花時期の遅い「遅咲き」の品種が、大きく伸ばした枝の各所に白っぽいお花を散りばめていました。

伊勢神宮ではありませんが、近所に“白いお花”と“赤いお花”を同じぐらい付けている梅の木が育っています。
おそらく、本来違った品種である植物を、同じ一つの木に接いだ「接ぎ木」の梅だと思いますが、半分人工的に造られたものとは分かりながらも、とても目を引く梅です!

ひとの目からはとても美しく見える接ぎ木の植物ですが、接ぎ木をされる植物からしたら、本来付けるお花とは違ったお花をつけることになるので、ありがた迷惑な園芸ワザなのかもしれませんね。

その他の植物

伊勢神宮でみられる約850種類もの植物のうち、代表的なお花は下記のとおりです。

季節ごとのお花
  • 桜(3月下旬から4月上旬まで)
  • ヒトツバタゴ(5月)
  • 花菖蒲(はなしょうぶ、はなあやめ:5月下旬から6月下旬まで)
  • あじさい(5月下旬から6月下旬まで)
  • コスモス(8月下旬から10月中旬まで)

またお花ではありませんが、植物の大きく成長する暖かい春には勢いよく生い茂る植物たちの「緑」色、また、冬を前にすると、こんどは植物たちが葉を落とす前にみせる「紅」色など、伊勢神宮では、神様も充分に楽しめるであろう季節ごとの植物の色鮮やかな姿を堪能することができます!

まとめ

伊勢神宮のすぐ近くには、五十鈴川(いすずがわ)も流れ、また敷地内ではちょっとした水路も流れています。

都心の川とは違って、川の底までよく見える透き通っていて、見た目だけではなく川のせせらぎはとても癒されるネイロでした♪

たくさんの植物と、付近に住み着く動物や虫たち、川が奏でるネイロ、さらに神社付近を飛び交う鳥たちのさえずりと、生き物や自然豊かな伊勢神宮に行ってきたときのお話でした!

伊勢神宮の基本情報

住所・アクセス

三重県伊勢市宇治館町1(内宮)
近畿日本鉄道鳥羽線「五十鈴川駅」から徒歩で約30分 他

開園時間・休園日

【1・2・3・4・9月】AM5時00分~PM18時00分
【5~8月】:AM5時00分~PM19時00分
【10〜12月】:AM5時00分〜PM17時00分

入園料

無料

電話番号・公式HP

0596-24-1111
(AM9時00分~PM16時00分)
伊勢神宮の公式HP

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