伊勢神宮にいって、「心のふるさと」と称される風景と植物に癒されてきました!

三重県の神聖なスポット

三重県の観光名所には、日本一多くの種類の生物が暮らしていて、特にラッコの「メイちゃん」と「キラちゃん」が有名な「鳥羽水族館」や、「なばなの里」などがありますが、多くのサイトや観光の本などで三重県内の観光スポットおすすめランキング1位に輝いているのが、ここ「伊勢神宮」です!

「伊勢神宮」は三重県にある神社で、日本に数ある神社の中でも、全国的によく知られている神社のひとつです。

三重県の公式HPによると、三重県は「造花」の出荷額が日本一の都道府県ということなので、三重の県外に住んでいるひとでもショッピングセンターなどに置かれている、三重県産の造花に目が留まったことがあるかもしれません。

三重県は造花の生産地ですが、「伊勢神宮」に植わっている植物は、造花ではなく生きている本物の植物です!
本記事では、「伊勢神宮」の中にそびえ立つ大樹や黒松、梅の木などをご紹介しています!

この日は天気にも恵まれて、敷地内を歩いているだけでとても心地よかったです!!

目次

伊勢神宮

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最高位の神社

日本には80,000を超える神社があり、多くの神様が存在しますが、果たして何人の神様がいるかご存じでしょうか。

なんと日本には、神社の数をはるかに上回り、約800万人の神様がいます。
そして多くの神様の中で、もっとも偉い位置づけにいる天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀り、日本の最高位の神社に位置づけられているのが、「伊勢神宮」です。

「アマテラス」は、わたしが昔ハマったゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ(通称“パズドラ”)」のキャラクターに出てくるので名前だけは知っていましたが、恥ずかしながら伊勢神宮のことを調べるまでは、ここまでエライ神様とは存じ上げておりませんでした・・・。

また、他の神社ではごく普通に置かれているモノですが、伊勢神宮には昔から「おみくじ」がありません。
おみくじが無い理由は、一生に一度と憧れさえ抱かれることのある「お伊勢神宮へのお参り」は、それだけでもとても価値のあることなので、伊勢神宮に参拝に来たのに大吉でないワケがないからと考えらているそうです。
昔から、ここ伊勢神宮がとても高貴な位置づけにあり、いかに重要視されているかが伝わってきますね。

とても長い歴史のある伊勢神宮ですが、古さを感じさせない美観をしています。
それもそのはず、20年に1度の頻度で社殿が造りかえられているため、建物自体は比較的新しいのです!
「古くて新しい社殿」が伊勢神宮の特徴です。

参拝者数

初詣の参拝者が日本一多いことで知られている、明治神宮の年間参拝者数が約1,000万人なのに対し、伊勢神宮の年間参拝者は約800万人にのぼります。
参拝者数は明治神宮にはおよばないものの、明治神宮のある東京都の人口が約1,400万人なのに対して、三重県の人口は約180万人にとどまるので、人口比でみてみると伊勢神宮にはいかに多くの方が参拝に訪れているかが分かるでしょう。
県外からの参拝者数がゼロということはあり得ませんが、単純に三重県民の人口で割ってみると、一人当たり1年に4回以上は伊勢神宮に参拝しているという計算にもなります。

歴史的な人物では、武士として初めて貴族の最高位である太政大臣になった「平清盛」、南北朝合一を果たした「足利義満」、桶狭間の戦いで今川義元に勝利した「織田信⻑」なども、ここ伊勢神宮へ参拝に訪れています。

内宮と外宮

伊勢神宮は内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれていますが、それぞれ内宮には約2,000年、外宮には約1,500年の長い歴史があります。

「内」は天皇を、そして「宮」は天皇などの権力者が住んでいるところを意味します。
昔は離宮のことを「外」と呼んでいたので、「内宮」と「外宮」の由来は、このあたりの意味から付けられているものと思われます。

内宮と外宮は離れた位置にあり、その距離は約4km。
ひとが歩く速度は時速4~5kmなので、徒歩では移動時間だけでも約1時間程度かかります。
観光に来られている方はバスや自家用車、タクシーなどで「外宮⇔内宮」間を移動していますが、移動手段としては人力車という選択肢もあります!

伊勢神宮の植物

ここから、実際に「伊勢神宮」の中で実際に育っていた植物のご紹介となります。

「伊勢神宮」は植物園ではなく神社なので、世界のユニークな植物を集結させているワケではなく、昔から日本で育つ植物が中心となりますが、日本庭園のようにつくられたエリアもあり、近くにお住まいの方は植物を目当てに来ている方もいるかもしれません。

大樹

「伊勢神宮」にある立派な大樹の樹齢は、約400年から900年といわれているので、大昔より高い位置からひとびとを温かく見守ってくれているのでしょう。

一方のひとは、この大樹の皮を“縁起物”として自宅に持ち帰ってしまうこともあり、大樹の皮を持ち帰ってしまうことを防ぐ目的で、現在は大樹の下に竹が巻かれているそうです。

神様に祈りをささげるための儀式のひとつとして、この竹が巻かれているとも思ったので、、ひとの身勝手な行動にすこし残念な気持ちを抱いてしまいました。

街なかの公園でもひとよりも大きな植物が植えられていますが、なかなかこの大きさの植物ともなると、見かける機会が少ないサイズ感ですね!

黒松

「黒松(くろまつ)」は、サンサンとふりそそぐ太陽光をあびて気持ちよさそうな佇まいをしていました!

「黒松」は、たくましい枝ぶりから針のような硬い葉を展開させる植物で、「雄松(おまつ)」や、「男松(おとこまつ)」とも呼ばれることのある植物。
厳しい寒さでも葉をおとすことのない生命力の強さから、とても縁起の良い植物として、古くからひとびとに親しまれている植物です。

盆栽でも定番となっている「黒松」が、伊勢神宮の大自然の環境の中で大きく成長している姿は、植物を小さく仕立てる盆栽好きからしたら、逆に新鮮な姿なのかもしれませんね。

この「黒松」以外にも、何十本も植えられている光景が広がっていました。

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伊勢神宮の内宮では、「梅」のお花が咲いていました!

品種名は分かりませんでしたが、梅の中では開花時期の遅い「遅咲き」の品種が、大きく伸ばした枝の各所に白っぽいお花を散りばめています。

「伊勢神宮」の敷地内ではありませんが、近所に“白いお花”と“赤いお花”を同じぐらい付けている梅の木が育っていることがあります。
おそらく、本来違った品種である植物を同じひとつの木に接いだ「接ぎ木」の梅だと思いますが、半分人工的に造られたものとは分かりながらも、とても目を引く梅です!

ひとの目からはとても美しく見える接ぎ木の植物ですが、接ぎ木をされる植物からしたら、本来付けるお花とは違ったお花をつけることになるので、ありがた迷惑な園芸ワザなのかもしれませんね。

桜のお花とも開花時期が重なる遅咲きの「梅」は、冬の終わりと春の訪れを感じさせてくれる植物のひとつです!

その他の植物

その他、「伊勢神宮」でみられる約850種類もの植物のうち、代表的なお花は下記のとおりです。

季節ごとのお花
  • 桜のお花(3月下旬から4月上旬まで)
  • ヒトツバタゴのお花(5月)
  • 花菖蒲のお花(はなしょうぶ、はなあやめ:5月下旬から6月下旬まで)
  • あじさいのお花(5月下旬から6月下旬まで)
  • コスモスのお花(8月下旬から10月中旬まで)

また、植物のお花ではありませんが、植物が大きく成長する暖かい春には勢いよく生い茂る植物たちの「緑」色をした葉や、冬の季節を目の前にすると、今度は植物たちが葉を落とす前にみせる「紅」色をした葉など、「伊勢神宮」では、神様も充分に楽しめるであろう季節ごとの植物の色鮮やかな姿を堪能することができます!

わたしは神奈川県在住なので、三重県にはとても気軽に行ける距離間ではありませんが、お近くにお住まいの方は季節ごとに魅せる“「伊勢神宮」の顔”を楽しめることでしょう。

まとめ

「伊勢神宮」のすぐ近くには、伊勢市を流れる五十鈴川(いすずがわ)も存在し、また敷地内でもちょっとした水路が流れています。

都心の川とは違い、ひとの目でも川の底までよく見える透き通った色をしていて、見た目だけではなく川のせせらぎはとても癒されるネイロでした♪

この光景にも、とても癒されるものがありました!

古くから日本の地で育つたくさんの植物と、付近に棲みつく動物や虫たち、五十鈴川や水路が奏でるネイロ、さらに神社付近を飛び交う鳥たちのさえずりと、生き物や自然豊かな伊勢神宮に行ってきたときのことをご紹介しました!

「伊勢神宮」をおとずれたときには、是非とも、神様以外にも注目して歩いてみることをオススメします!

伊勢神宮の基本情報

住所・アクセス

三重県伊勢市宇治館町1(内宮)
近畿日本鉄道鳥羽線「五十鈴川駅」から徒歩で約30分 他

開園時間・休園日

【1・2・3・4・9月】AM5時00分~PM18時00分
【5~8月】:AM5時00分~PM19時00分
【10〜12月】:AM5時00分〜PM17時00分

入園料

無料

電話番号・公式HP

0596-24-1111
(AM9時00分~PM16時00分)
伊勢神宮の公式HP

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