アガベ:ラムランナー(イシスメンシス)の育て方・成長記録 (継続更新中)

斑入りのイシスメンシス

目次

アガベ:ラムランナーの基本データ

育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★☆☆☆☆
入手し易さ:★★☆☆☆
耐 寒 性:★★★★★(耐寒温度(目安):-3℃~0℃)
耐 暑 性:★★★★★

原産地:メキシコ オアハカ州
風水・花言葉:『繊細』、『気高い貴婦人』
科・属:リュウゼツラン科 アガベ属
学名:Agave isthmensis ‘Rum Runner’(アガベ イシスメンシス ’ラムランナー’)

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アガベ:ラムランナーの成長記録

アガベのイシスメンシスに斑が入った園芸品種、「ラムランナー(Agave isthmensis ‘Rum Runner’)」の成長記録です!
“園芸品種”とは、ひとが交配などを意図的に繰り返し、つくり出された品種のことを意味します。

2023年9月10日(September 10, 2023)

「ラムランナー」は、そこまで頻繁にガーデニングショップに出回る品種ではなく、しばらく探し回っていましたがなかなか見つけられなかったので、フリマアプリで発根済みの子株を購入しました!

フリマアプリで写真を確認し、承知の上で購入したのですが、まったくといっていいほどカタチは整っていないです。

まずはカタチを整えていくことよりも、大きく成長させることで株に体力をつけさせて、枯れるリスクをなるべく回避したいところです。
黄色い斑のスペースが葉の多くの面積を占めていて、緑色の面積が少ないので、斑の入っていない植物と比べると、葉緑体も少なく成長が遅い品種だと思われます。
「ラムランナー」のように、葉の中央部分に黄色い斑が入る植物を“黄中斑(きなかふ)”というので、「ラムランナー」はイシスメンシスの黄中斑ということになります。

フリマアプリへの出品者さんは鉢ごと送ってくれましたが、大きい鉢に植えて今後の成長を促すために、そして自宅でほかのアガベにも使用している用土に入れ替える目的で、ふた回りほど大きい鉢に植え替えを行いました。

植え替え後はしばらく動きがありませんでしたが、日照時間が短くなっていくにつれて秋の訪れを感じたのか、少しだけ動き出してくれました!

暑い季節に成長する“夏型”といわれるアガベにとっても、日本の高温多湿の真夏はアガベにとっても過酷な環境のため、夏の間に大きく成長するわけではなく、なんとかキツイ季節を乗り越えているといった印象を受けています。

2023年10月30日(October 30, 2023)

前回から約1か月半が経過した「ラムランナー」です。

2023年は10月下旬に、屋外管理から室内管理に切り替えました。

「ラムランナー」は寒さに強いという植物という情報もありますが、たしかな情報ではないことから、今年の冬は室内で植物育成用のLEDライトのもとで育てていきます。

ほかに育てているアガベは、10月に入ってから成長をしている品種もいますが、いまだにあまり動きがありません。

「ラムランナー」にとっては、すこし過剰な対応かもしれませんが、株がまだ小さいので過保護気味に育てていきます!

2023年12月9日(December 9, 2023)

室内管理に切り替えてから、約1か月が経過しました。

室内管理でもひとつの植物にひとつのLEDライトを準備できているワケではないので、LEDライトの光がよくあたる場所と、そうでもない場所ができてしまいますが、「ラムランナー」は、よく日のあたる“一等地”で育てています。

今のところまだ見た目はあまり変わっていないですが、よく葉数を数えてみると、この1か月で葉が1枚増えています!
アガベ自体が成長はそこまで早くない植物ですが、「ラムランナー」も例外ではないようで、まだ大きくなっていく姿が想像できません。

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2024年1月13日(January 13, 2024)

写真の向きが毎回変わってしまいますが、相変わらずのマイペースで過ごしている「ラムランナー」です。

育成場所は今も変わらず室内なので、昼間の温度は20℃程度まで上がり、夜間に気温が低下しても12~13℃程度は確保できている環境で育てています。

季節は1月で寒さのピーク期を迎えていますが、気温の面でも光量の面でも屋外と比べると、アガベが成長しやすい環境を提供できています。

2024年2月4日(February 4, 2024)

翌月を迎えた「ラムランナー」の様子です。
あいかわらず葉を展開させていく速度は、1か月間に1枚のペースをキープしています!

ほかのアガベと比べて、葉を展開させる速度は圧倒的に遅いわけではないですが、新しく展開させる葉のサイズが大きくならないので、あまり成長しているように見えません。

定期的に経過観察を続けていると、新しく展開させる葉は緑色が強く、徐々に葉の中央に白い斑が入っていき、葉の縁の緑色も薄くなっていく様子がよく分かります!

2024年5月2日(May 2, 2024)

前回から、約3か月が経過しました。

寒い時期は、室内管理で過保護に育ててきた「ラムランナー」ですが、想像していたよりも大きく成長しませんでした。
毎日のように観察しているので、逆に成長に気づけませんでしたが、最初の写真と比べてみると、ひと回り大きくなっていますね!

アガベの中でも成長は遅めな部類に入ると感じていますが、気ままに観察を続けていければと思います。

2024年9月7日(September 7, 2024)

そしてさにら約4か月のときを過ごした「ラムランナー」ですが、梅雨どきに調子を崩してから復活せず、購入時のサイズぐらいまで小さくなってしまいました。

枯れてしまった下葉が、すこし痛々しいですが、どうにも自宅ではうまく育てられていません。

斑の入っていない「イシスメンシス」は何株か育てていて、いずれも株も調子を崩したことはないのですが、なにかしら環境を変えないと、大きな成長を見せてくれないのだと思います・・・。
あえて根を切り落としてリセットするか、このままの状態で様子をみるか、迷いどころです

(更新中)

自宅では、ほかにも斑入りのアガベだけではなく、斑の入っていないアガベなど、成長記録を付けています
下記の記事で書いているので、ご興味があればお読みください。

アガベ:ラムランナーの育成環境

日当たり

暖かい季節は、朝から夕方まで直射日光のあたる場所で管理しています。
真夏の季節に葉焼けなどを起こしていないので、なるべく長時間直射日光があたる場所が確保することで健康的な成長を促せるでしょう。
冬の間は、室内で植物育成用LEDライトの光を約10時間あてています。

室内の植物育成スペースでは、下記のLEDライトを使用しています。
現状、市販されている中ではもっともコスパに優れているモノだと思います。

水やり

本来の育て方は、鉢内の用土が完全に乾いてから2~3日後に水やりをすることですが、自宅で育てている株はまだ小さく体力もあまり備わっていないため、表土が乾いたら水やりをしています。

育てはじめて、2年目の年の梅雨どきに、おそらく多湿が原因で体調を崩しました。
周囲で育てているアガベの中で、「ラムランナー」だけが体調を崩したので、鉢が大きすぎたことが原因かもしれませんが、いずれにしても多湿には要注意な性質をもっています。

育て始めて肥料

植えている用土に、緩効性の肥料を混ぜ込んでいるので、ゆっくりと肥料分を効かせられていると思います。

液体肥料は、暖かい成長期(春&秋)に2週間に1度のペースで与えています。
(希釈率はサボテンと同様です。)

アガベに定番の肥料は、下記の「マグァンプ」にいう固形肥料になります。
大粒のタイプであれば約2年間も効き目が持続するので、植え替えが億劫な方にとっては、ありがたい持続力を持っています。

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