鎌倉『建長寺』を彩るあじさい!境内の植物と見どころを紹介

鎌倉の古刹を歩く

筆者

そうだ、あじさいを見に行こう!

と思い立ち、初夏の鎌倉へ出かけました。
今回訪れた「建長寺(けんちょうじ)」は、鎌倉五山の第一位に数えられる由緒ある古刹。
1253年に創建された、鎌倉を代表する寺院のひとつです。
東京ドーム1.5個分という広大な境内には、歴史を感じさせる建物が並び、さまざまな植物も見られます。

お目当てだった「あじさい」は境内で元気よく育ち、色とりどりの花を咲かせていました

ほかにも、擁壁にしがみつく「イワタバコ」や法堂の「雲龍図」、虫を供養する「虫塚」も目に留まったスポットです。
この記事では「あじさい」などの植物を中心に、「建長寺」の魅力をご紹介します

目次

建長寺を彩る『あじさい』

筆者

この日は天候にも恵まれ、どの植物もより一層あざやかに見えました!

青一色に染まる『あじさい』

この日は5月下旬。見頃には少し早い季節に訪れたものの、すでに見頃を迎えた「あじさい」で溢れていました

なかでも印象的だったのが、青一色に染まった「あじさい」です。

筆者

青く染まるあじさいを見ていると、心が洗われるような気がします!

境内の各所で「あじさい」を楽しめましたが、ここには特に多くの株が集まり、カメラを構える観光客の姿も見られました。
フォトスポットをお探しの方は、「天源院(てんげんいん)」近くに咲く、青い「あじさい」エリアも見逃せないでしょう。

淡い紫とクリーム色の『あじさい』

こちらは、花びらの先端が淡い紫色、中心部分がクリーム色の「あじさい」です。

筆者

やさしい雰囲気を感じさせる色合いです。

咲き始めのつぼみはクリーム色ですが、花が大きく開くにつれて、紫色の面積が大きくなっているように見えます。

筆者

これから先、花全体が紫色に染まっていくのかもしれませんね。

紫の中に輝きをみせる『あじさい』

深い紫色に染まった「あじさい」も、ひときわ目を引く存在でした

紫色の花びらに明るい色が入り、中心部分がキラキラと輝いているように見えます。

筆者

夜空に浮かぶ星のようにも見えます!

ほかの「あじさい」と比べて花の数は少ないものの、一輪の花が大きく、堂々とした雰囲気を漂わせていました。

深い赤色と白の『あじさい』

すぐ近くでは、深い赤色の「あじさい」も見つけました。

花びらの縁の部分を染める赤と、中心部の白のコントラストは、植物の花ではあまり見られない組み合わせです。
まだつぼみの段階のようにも見えますが、よく観察してみても、今以上に花が大きく開くイメージが湧きません。

筆者

このあじさいは花びらをあまり開かない品種で、今の花姿が完成形に近いのかもしれませんね。

葉の縁が黒っぽい点も、ほかの「あじさい」には見られない特徴です。

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擁壁にしがみつく『イワタバコ』

「建長寺」の通行路脇にそびえ立つ擁壁には、「イワタバコ」の姿もありました。
茎や花を垂らすようにして育ち、紫色の小さな花を咲かせています。

擁壁の下から、見上げるようにして撮影しました。

強い日差しを避けられ、常に水がしみ出ているような擁壁は、「イワタバコ」にとっては暮らしやすい環境なのでしょう。

筆者

擁壁にひっそりと咲く花を写真に収めようと、付近では、一眼レフカメラを構えるひとの姿も見られました。

法堂の天井に広がる『雲龍図』

「建長寺」を訪れたら、法堂の天井に描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」にも注目です

日本画家の小泉淳作さんが、建長寺の創建750年記念の一環として描き、2003年に完成した作品です。

筆者

今にも動き出しそうなくらい、リアルな龍が描かれていますね!

縦10m×横12mの「雲龍図」は、地上で描いた麻紙(まし)48枚を天井に貼り合わせています。

「雲龍図」の龍には、仏教の教えを‟法の雨”にたとえ、修行僧などにその教えを降らせるという意味が込められているそうです。

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虫を供養する『虫塚(むしづか)』

ひとの都合で命を奪われた虫を供養する「虫塚(むしづか)」も、「建長寺」を代表するスポットのひとつ。
その周囲には、クワガタムシやカブトムシのモニュメントが並び、虫かごを思わせる造りになっていました。

この場所には、「訪れた人に生命の大切さを考えてほしい」という思いが込められているのだとか。

毎年6月4日の「虫の日」には、焼香などを行い、虫を供養する儀式も執り行われています。

建長寺を訪れるときは、事前準備を忘れずに

歩きやすい靴がおすすめ

「建長寺」の境内はとても広く、奥まで進むと長い階段や山道を歩く場所もあります。
そのため、境内をじっくり見て回る場合は、ある程度の歩きやすさが必要です。

筆者

実際に、登山靴を履いている方の姿も見られました。

「建長寺」を訪れる際は、サンダルやヒールの高い靴は避け、歩きやすい運動靴などがおすすめです

暑い時期はこまめな水分補給を

筆者

本格的な夏を迎える前でしたが、境内を歩き回っているうちに、かなりの汗をかきました。

暑い時期に訪れる場合は飲み物を用意し、こまめに水分を補給しましょう。
敷地内に自動販売機があったものの、スマホで調べた限り「建長寺」から一番近いコンビニまで、徒歩で10分ほどかかります……。

まとめ

初夏の「建長寺」では、お目当てだった「あじさい」を存分に楽しむことができました

さまざまな色合いに染まる花々。
ひと口に「あじさい」といっても、さまざまな品種があり、それぞれに個性があることにあらためて気付かされました。

擁壁にひっそりと咲く「イワタバコ」や、法堂の「雲龍図」、虫の命を供養する「虫塚」など、見どころが豊富なのも「建長寺」の特徴です

鎌倉を訪れた際には、歴史ある建物だけでなく、植物にも目を向けながら散策してみてはいかがでしょうか。

同じく、鎌倉エリアにある「大巧寺」や「明月院」については、以下の記事でご紹介しています
それぞれのスポットを植物好きの目線からご紹介しているので、ご興味があればお読みください

『建長寺』の基本情報

住所・アクセス

【住所】
神奈川県鎌倉市山ノ内8

【アクセス】
JR横須賀線「北鎌倉」から徒歩約15分
またはバス約5分 他

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