植物のお迎え方法~植物を購入してくる前に確認しておくべき7つの項目~

犬や猫、小動物などのペットをお迎えするとしたら、事前にいろいろと情報収集に励むことと思います!

ペットをお迎えする前に調べること
  • エサは、なにをあげるのか!?
  • どこに小屋(ゲージ)を置くのか!?
  • エサ代や、その他に毎月発生する費用はいくらぐらいかかるのか!?
  • 暑さや寒さには強いのか!?
  • 成長したら大きくなるのか!?
  • 臭いはするのか!? 等々

ところが、植物の場合はなにも知らずに、そしてなにも確認せずにお迎えすることもあるかと思います。
特に100均やスリーコインズなどの植物は、そのお手頃さゆえ、植物の性質などはほとんど調べないと思います。

植物は周囲を彩るインテリアのひとつですが、”ペットと同じ生き物”です!

植物と一緒に暮らしていくために、お迎えする前に確認をしておくべきことについてまとめました!
これから植物をお迎えをすることをご検討中の方や、少しでも植物に興味がある方にとって参考になれば嬉しいです!

目次

植物を置く場所の環境について

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①日当たりを確認する

家の中をあらためて見渡してみると、窓からお日様の光がサンサンと当たっている場所もあれば、物の陰になっている場所もあり、同じ室内でも日当たりにはかなりの差があります!
また、人の目ではすごく明るく見える室内であっても、窓ガラスを通っているだけで光の量は意外と落ちています。

日当たりのよい環境を好む品種や比較的暗い環境を好む品種など、植物によっても求める光の量はまったく異なるので、植物を健全に育てるためには、必ずしも日当たりのよい環境で育てるのではなく、植物が自生している本来の環境を提供してあげることが重要になります!

そのため、まずは植物を置こうと考えている場所の日当たりを把握することが大事です!

もしお日様が好きな植物を暗い場所に置くのであれば、お日様の出ている時間帯は日当たりのよい場所に移動することや植物育成用LEDの購入・設置も検討が必要になってきます。

②風通しを確認する

植物が健康的に生きていくためには、日当たりだけではなく適度な風通しも必要となります。

風通しに関しては、気にしていない方が多いものです!

前提として自然界には無風な状況はなかなか無い環境であり、植物が“呼吸”をする際にも風通しは重要となります。

すぐ近くを人が通過するのか、部屋の隅にあり人が近くを通過することがほとんど無いのかによっても風通し(空気の流れ)に影響が出ます。
逆に強すぎる風が直接植物に当たっていると、過度に乾燥してしまい、それはそれで植物にとってはよくありません。
植物を置く候補場所に、適度な風通しがあるのか確認しましょう。

もし無風な場所に植物を置く場合には、サーキュレーターなどで空気を循環させてあげる対策も検討が必要です!

③温度を確認する

最後に、植物の置き場所で確認をしておくべきなのは温度です。

最低気温が10℃以下にならない地域や、最高気温が30℃以上を超えない地域で自生している植物にとっては、日本の寒暖のある四季はとてもハードな環境です。

温度に対しては日当たりや風当たり、水やりの面である程度の対策はできますので、まずは温度を把握しておきましょう!

IKEAの温度計(時計等の機能も!)

購入を検討している植物について

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④植物の特徴を確認する

植物の置き場所について把握ができたら、実際に購入を検討中の植物に関する情報収集をしましょう!

サボテン等の乾燥を好む植物は、水やりをまめにあげる必要はありませんし、肥料を与える場合も他の植物と比べると少なめに与えた方が健康的に育ちます。
まめな性格な方だと、ついつい面倒をみたくなり、結果として水を与えすぎて植物が体調を崩してしまうこともあり得ます。

逆にまめに植物に水やりをすることが難しければ、多くの水を求める植物を育てることは難しくなります。
自分自身の性格や置き場所の環境によって、どういう植物が育てやすいかは変わってきます。
①~③で確認した置き場所の環境とあわせて、相性を見極めて植物を選ぶことも必要なことです!

⑤植物が植えられている用土を確認する

同じ植物でも生産農家さんや販売店さんによって使用している土はだいぶ異なり、土の乾き具合等が違いますので、水やりの頻度や風通し等で調整する必要があります!

長い間店頭に並んでいた植物等は、購入時に既に土が劣化していて水はけが悪くなっていたり、根が成長して根詰まり(鉢が根でいっぱいになり詰まっている状態)していたりすることもあるので、そのような場合には新しい土に植え替えてあげることも必要となります。(お迎えする季節によります)

土の状況については分かりづらいと思うので、店員さんに植え替えをした方がよいか聞いたり、①~③で把握した置き場所の説明をし、水やりの頻度等の育て方について相談をしてもよいと思います!
園芸店によっては、植え替えのサービスをしているところもありますよ!

⑥販売価格を確認する

高額な植物には、カッコいい又はカワイイ植物が多く、ついつい欲しくなってしまうものです!
ただ、最初に買った★万円の植物を枯らしてしまった・・・
なんてことになったら、次に植物を迎えることに抵抗感が出てきてしまいます。

いきなり高価な植物には手を出さず、ある程度の価格帯の植物で慣れてきたら、チャレンジすることをオススメします!

⑦植物が成長した姿を確認する

植物を置く場所として、広いスペースを確保できれば心配することは無いですが、スペースには限りがあるものです。

そのため、成長すると巨大化する植物なのか、成長しても比較的コンパクトのままなのか。成長速度はどれぐらいなのか。という点も事前に確認をしておきたいところです!

たとえば、モンステラという観葉植物は横に大きく成長していきます!
存在感のある植物を置きたい方には向いていますが、コンパクトに育てたい方にとっては、大きく成長した場合にどこに置けばいいのか、置き場所に悩んでしまうことになりかねません。
(植物園で見るモンステラは、想像以上の大きさに成長しています。)

時には剪定をして大きく成長させ過ぎないのも、植物との上手な付き合い方の一つだと思います!

夢の島熱帯植物館で、大きく育っているモンステラ

以上、今回は植物のお迎え前に確認しておくべき7つの項目についてでした!

冷暖房設備や、サーキュレーター等で人工的に植物に適した環境を作ることもできるので、よほど気に入った植物があれば、直観を大事にしてもいいと思います!

フリマアプリやネットオークション、100円ショップでも植物を購入することができますが、植物の育て方を事前に店員さんに確認できるため、一番最初に植物をお迎えするのであれば、なるべくガーデニングショップで購入した方がよいと思います!

これまで植物を育てたことがない方も、過去に植物を枯らしてしまった方も、是非生活に緑を取り入れてみませんか!?

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