植物をお迎えする方法~育てる前に確認しておきたい‟7つ”の項目&対策~

植物を枯らさないために

植物を迎え、育てていたものの、気づけば枯れてしまった…。
そんな経験はありませんか?
実は、植物を育てるには、ペットを飼うのと同じくらいの準備と、知識が必要なのです。
観葉植物などは、インテリアとしての魅力も高く、気軽に手に入れられることから、つい衝動買いしてしまいがち。
しかし、適切な環境で育てなければ、すぐに元気を失ってしまうこともあります。

本記事では、植物を枯らさずに育てるために、事前に知っておきたいポイントをまとめました

購入前にチェックすべき植物の特徴や、育てる環境の整え方、日当たり・水やりのコツなど、初心者でも実践しやすい方法を詳しく解説します!

大切な植物を元気に育てるために、ぜひ、参考にしてください

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目次

気になる植物の情報を確認する

まずは、気になる植物に関する情報収集をしましょう!

植物のことを知らないと、なにも対策をすることができません。
できるかぎり多く、正確な情報を事前に収集しておきたいところです!

植物の特徴を確認する

まずは、「植物の特徴を確認する」ことが重要です。

サボテンや多肉植物は、乾燥気味に育てる

たとえばサボテンや多肉植物など、乾燥した環境で暮らす植物は、水やりをまめに与える必要はありません。
まめな性格の方だと、高い頻度で世話をしたくなり、結果として水を与えすぎて、植物が調子を崩すこともあります。

湿潤な環境が好きな品種もいる

逆に湿潤な環境で暮らす植物は、短い間隔で、水やりをする必要があります。
サボテンと同じように、乾燥気味に育てていたら、最悪の場合、植物を枯らしてしまうこともあるでしょう。

品種ごとに、どれぐらい水が好きなのか把握し、それぞれにふさわしい育て方をすることが重要です

耐寒性、耐暑性、耐陰性も確認しておく

他にも確認しておきたいポイントが、「耐寒性」、「耐暑性」、「耐陰性」の3つです!

確認するべき植物の特徴
  • 耐寒性(たいかんせい)
    • “寒さ”にどれだけ強いかをあらわす
  • 耐暑性(たいしょせい)
    • “暑さ”にどれだけ強いかをあらわす
  • 耐陰性(たいいんせい)
    • 暗い場所でも生き抜けるのかをあらわす

上記の項目をチェックしておくことで、植物を育てるために望ましい環境が、イメージしやすくなります!

植物の品種は多岐にわたるので、品種ごとの情報を、ピンポイントで調べることができないこともあります。
その場合には、植物の‟属”を調べると、同じ‟属”の植物に関する詳しい情報が、見つかるかもしれません。

「属」よりも大きなグループに「科」がありますが、同じ「科」には、かなり多くの品種数が存在します。
同じ「科」の植物でも、まったく違った性質をもっている可能性があるので、そこまであてにしない方がよいでしょう。

植物の原産地の情報を、より正確に把握したい場合には、以下の記事を参考にしてください
多肉植物などに焦点を当てていますが、チェックする項目は、どの植物も同じです

使用されている土を確認する

「使用されている土を確認する」ことも、確認しておきたいポイントです!

同じ品種の植物でも、生産農家さんによって、使用されている土の性質はだいぶ異なります。
排水性、通気性、保水性など、土の性質を測る物差しとしては、さまざまな要素があるので、まったく同じ性質の土を使用していることの方が、めずらしいでしょう。

特に確認しておきたいのは、土の‟乾きやすさ”

特に確認しておきたい点は、土の‟乾きやすさ”です。
土が乾いているかどうかは、水やりのタイミングの目安になるので、その後の育成環境に大きな影響が出ます。

土の乾きやすさは、水やりの頻度や風通しなどで、ある程度の調整が可能です。

根詰まりの有無も、チェックポイント

長いあいだ店頭に並んでいた植物は、土が劣化していて、水はけが悪くなっていることがあります。
また、植物の成長に伴い、鉢の中で根がギュウギュウに詰まり、‟根詰まり”を起こしていることもあります。
そのような場合には、あたらしい土に植え替えることが必要です。

土の状況については、見た目からは把握しづらいので、店員さんに尋ねてみることをオススメします。

店員さんへの確認事項
  • 植え替えは、いつごろ行った方がよいか
  • 水やりは、どれぐらいの頻度で与えているか  など

ガーデニングショップの植え替えサービスの存在

ガーデニングショップによっては、植え替えサービスを行っているところもあります。
自分で植え替えするのが面倒な場合は、ガーデニングショップで植え替えてから、自宅にお迎えすることで次回の植え替えのタイミングを先送りにできるでしょう。

ちなみに、観葉植物や多肉植物には、下記の培養土がオススメです。
排水性や通気性に優れ、害虫がわきづらい特徴があるので、使用しやすい培養土です。

販売価格を確認する

「販売価格を確認する」ことも、重要なチェックポイント!

販売価格が高い植物には、インテリア性が高い植物が多く、ついつい欲しくなってしまうものです!

ただし、最初に購入した★☆万円の植物を、枯らしてしまった…。
なんてことになれば、次の植物を迎えるハードルが、かなり高いものになってしまうでしょう。

いきなり高価な植物には手を出さず、ある程度の‟植物育成スキル”を身につけてから、チャレンジすることがオススメです!

最初の購入先は、ガーデニングショップがオススメ

また、100円ショップやフリマアプリ、オークションサイトなど、植物を安く入手できる方法はいくつも存在します。

一番最初にお迎えする先は、ガーデニングショップがオススメです。

プロの生産農家さんが育成し、売り場でもプロの販売者さんが育ててきた、状態のよい植物が多いのがガーデニングショップの特徴です。
100円ショップなどと比べると購入金額は高くなりますが、植物をお迎えしたあとのことを考えると、枯らしてしまうリスクを下げることができます。

植物が成長したすがたを確認する

「植物が成長したすがたを確認する」ことも、事前に確認しておきたいポイント。

一般的に、植物を育てるスペースには限りがあるので、以下の点も事前に確認しておくことが望まれます。

確認するポイント
  • 成長すると、どの程度大きくなるのか
  • 成長しても、比較的小さなサイズのままなのか
  • 成長速度は、どれぐらいなのか

たとえば、「モンステラ」というつる性の観葉植物は、上だけではなく横に大きく成長します!

実際に植物園で出逢った「モンステラ」は、ガーデニングショップで見かけるすがたとは、まったくの別物と言えるぐらい、想像以上の大きさに成長していました。

夢の島熱帯植物館で見かけた、大きなモンステラ

存在感のある植物で、周囲を彩りたい場合は、大きく成長する品種が向いています。
しかし限られたスペースでコンパクトに育てたい場合は、植物が大きく成長したときに、置き場所に悩んでしまうことにも、なりかねません。

大きく成長する品種をお迎えする場合は、以下のような対策を講じることで、上手に付き合っていけるかもしれません。

巨大な植物との付き合い方
  • 枝葉を切り落とす「剪定」や、「切り戻し」を行い、植物を大きく成長させ過ぎない
  • 挿し木などを行い、コンパクトなサイズに戻す
  • 鉢のサイズを大きくしない
    • 根の成長を制限すると、植物が大きく成長しづらくなる

巨大モンステラを見かけた「夢の島熱帯植物館」の様子は、下記の記事でご紹介しています

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植物を育てる場所の環境を確認する

つづいて、「植物を育てる場所の環境」について!
具体的に確認するべき内容は、以下の内容です。

日当たりを確認する

まずは、「日当たり」がどれぐらいあるのかを、確認しておきましょう!

家の中をあらためて見渡すと、窓からお日様の光がサンサンと差し込んでいる場所もあれば、物置などの陰になっている場所もあります。
また、ひとの目ではすごく明るく見える室内でも、窓ガラスを通るだけで、光の量は意外と落ちているもの。

最近では、紫外線をカットする窓ガラスが、主流になりつつあります。
植物にとって多少の紫外線を浴びることは、エネルギーをつくり出すために必要なことなので、多くの紫外線がカットされている窓ガラス越しの光は、植物育成に向いていないことがあります。

品種ごとに必要な光量は異なる

日当たりのよい環境を好む品種や、比較的暗い環境を好む品種など、植物によっても求める光の量は異なります。
植物を健康的に育てるためには、必ずしも日当たりのよい環境で育てるのではなく、植物が自生する環境を提供することが、重要です!

光量は調整できる

日光浴が好きな植物を暗い室内で育てる場合は、日照の対策を講じないと、植物が調子を崩す可能性があります。

日照への対策
  • 太陽が昇っている時間帯は、日当たりのよい場所に移動させる
  • 植物育成用のLEDライトを使用する

逆に、日当たりのよい場所で暗い環境が好きな植物を育てる場合は、園芸用の遮光ネットやレースのカーテンを使用することが、対策になります。

風通しを確認する

つづいて、確認したいポイントは「風通し」です!

植物が健康的に生きていくためには、「適度な風通し」があることも、重要な要素のひとつ。
風通しの悪い環境では、土が乾きづらい状況となり、植物が“根腐れ”を起こしやすい状況になります。
また、植物が“呼吸”をする際にも、風通しは重要です。

ただし強すぎる風が直接植物に当たりつづけていると、過度に乾燥が進行し、それはそれで植物にとってはよくありません。

あくまで“適度な”風通しが、望ましい環境です。

自然界では無風な状況はない

自然界には、無風な状況はなかなか存在しない環境で、少なからず空気は流れているものです。
しかし室内では、空気の流れがほとんどないこともあり、自然界との大きなギャップが生じることがあります。

サーキュレーターでも空気を循環できる

空気の流れがほとんどない場所で、植物を育てる場合には、サーキュレーターで空気を循環させることが重要です。
サーキュレーターの風を植物に直接当てるのではなく、植物の周辺に空気の流れをつくることで、健康的な成長へとつなげられるでしょう

また、エアコンを使用しなくても生活できる季節であれば、窓を開けているだけで、自然の中の空気の流れを再現することができます

温度&湿度を確認する

植物の置き場所で、確認しておくべき最後のポイントは、『温度』と『湿度』です。

植物を枯らさずに育てるためには、自生地の環境に少しでも近づけることが、重要です。
まずは、温度と湿度を把握することが、第一歩です。

観葉植物は湿度が高く、暖かい環境で暮らしている

たとえば観葉植物の多くは、湿度が高く、最低気温がひと桁にならない暖かい環境で暮らしています。
そのため、健康的に育てていくためには、高い湿度と温度を保つ必要があるでしょう。

温度差が激しい場合は、空調設備で調整する必要がある

過度に自生地の温度と、育てる場所の温度の乖離幅が大きい場合には、温度を調整する必要があります。
日当たりや風通し、水やりの面でもある程度の対策はできますが、たとえば耐寒温度10℃の植物をマイナス10℃の環境で育てることはできません。

植物の暑さ対策、寒さ対策は、下記の記事でご紹介しています。

【暑さ対策の紹介記事】

【寒さ対策の紹介記事】

湿度は雨に当てないことや、“葉水”で調整も可能

また湿度については、乾燥が進行してしまう場合、霧吹きで水をかける葉水(はみず)を行うことで、対策となるでしょう。

観葉植物の葉水に使えるスタイリッシュな霧吹きは、100円ショップでも購入できます!
詳しくは、以下の記事でご紹介しているので、ご興味があればお読みください

IKEAの温度計。湿度は測れません。

まとめ

植物を枯らさずに育てるためには、購入前の情報収集や、環境の整備が欠かせません!
本記事でご紹介した、7つのポイントを事前に確認することで、植物をより健やかに育てることができます!
植物を育てることは、ただのインテリアとしての楽しみだけでなく、日々の生活に癒しを与えてくれる習慣です。

もし本物の植物を育てる自信がない場合は、フェイクグリーンを取り入れるのも、ひとつの方法。
自分に合ったカタチで、植物のある暮らしを、楽しんでみてください

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