「港の見える丘公園」は、横浜市内で最大級のバラの数を誇るお花見スポット

春と秋は特にオススメ

神奈川県横浜市中区に位置する公園のひとつ、「港の見える丘公園(みなとのみえるおかこうえん)」は、その名の通り港(横浜港)を一望できる公園です!
この公園内は普段からおおくの観光客でにぎわいますが、バラの木が立ち並んでいるので、バラの開花時期である春と秋には色とりどりなお花を求めて、海外からの観光客でもにぎわうスポットのひとつです!

本記事では、「港の見える丘公園」のバラについてご紹介しています!

スポンサーリンク
目次

港の見える丘公園

公園内のエリアには、「フランス橋」や「イギリス館」などと名称がつけられていますが、横浜が開港された当時には外国人の居留地とされていて、フランス軍やイギリス軍が駐屯していたため、当時の名前が残っています。

徒歩圏内には、横浜市内を代表する観光スポットのひとつ「元町・中華街」などもあり、バラの観光目当てで行くのであればすこし歩いたところにある「山下公園」とセットで行くのもオススメの楽しみ方です!

園内にある「ローズガーデン」や「沈床花壇」には約330種、約1,950株ものバラが立ち並び、見ごろを迎える時期は春と秋ですが、特に春の方が特に華やかな景観になります!

バラの開花時期
  • 春バラ:5月上旬から5月下旬ごろ
  • 秋バラ:10月中旬から11月上旬ごろ

この時期は、公園内にある展望台から横浜の「港」を見られている方よりも、「バラ」を見られている方の方がはるかに多いです!

港の見える丘公園のバラ

ここから、「港の見える丘公園」の中で咲いていたバラについて紹介していきます。

ヴェスターランド(Westerland)

まずは、「ヴェスターランド」というバラが、オレンジ色をしたお花をいろいろな面に向かって、開いていました!

一枚一枚の花びらがウェーブがかっていて、ユニークなお花をカタチづくっていますね!

目立つ鮮やかな色もそうですが、お花は四方八方を向いているので、周囲に自分自身の存在を「これでもか!」といったようにアピールしています!
幹の太さと比べると、ひとつひとつの花が大きく、そして付けている花の数は多め!
強い風がふいた際に幹ごと折れてしまわないか、すこし心配ではありますが、見た目でいえばオレンジ色のバラも味があって良いですね!

セント・オブ・ヨコハマ(Scent of Yokohama)

2017年に行われた全国都市緑化よこはまフェアで命名された「セント・オブ・ヨコハマ」は、淡いピンク色がかった白というお花ですね!

Scent(セント)は「香り」という意味なので、名前の意味は“横浜の香り”になります!

お花を構成している花びらの数がとても多く、見ごたえのある見た目をしています!

バラは蒸れに弱い生きものですが、これだけ花びらが密集していると、雨の水が花びら同士のすき間にたまってしまい、蒸れの原因になってしまいそう・・・。
と、余計なことすら考えてしまいますが、見た目を楽しめればすべて良しということで!

ゲーテ・ローズ(Goethe Rose)

ドイツの園芸品種「ゲーテ・ローズ」の赤いバラは満開をむかえていました!

バラといえば、真っ赤なお花を咲かせる植物という印象がとても強いですが、「港の見える丘公園」のようにおおくのバラが集結しているスポットに足を運んでみると、意外と真っ赤なバラはそこまで多くはないことに気付かされます!

あえて、色とりどりのバラを集めているのか、先に世の中に浸透したバラがたまたま赤い花を咲かせていたのか、真相は定かではありませんが、カラフルなので飽きが来づらいのがひとつの特徴ですね!

スポンサーリンク

バレリーナ(Ballerina)

バラといわれなければ、バラだと気付けないであろう「バレリーナ」のお花もたくさん咲いていました!

植物の体力にも限界があるので、無限に花を咲かせ続けられる植物はいないものと思います。
「バレリーナ」はひとつのお花に付けている花びらの数は少ないので、ひとつのお花をつくる面では体力を温存し、代わりに花の数で勝負しているように思います!

「バレリーナ」の近くに立てられていたネームプレートには、イギリスで生まれた品種であることと併せて、“1937年”という年代も書かれていたので、昔から存在しているバラのようです。

ひとが次々に意図的に違う品種の植物同士を交配している影響もあり、植物の品種は増えていく傾向にありますが、人気があまり出ない植物は、気付いたらあまり売られなくなっていることもひとつの事実です。
その中でも昔から残っている品種は、根強い人気がある品種だと思いますが、「バレリーナ」はかわいらしい見た目で人気のある品種だというのがよく伝わってきますね!

ローズトンネル

勝手に命名していますが、「ローズトンネル」では、白や淡いピンク色、そしてピンク色寄りの赤と、つる性のバラのアーチがいくつも並んでいました!

こちらのエリアは、いくつもの栄えスポットを有している「港の見える丘公園」の中でも、もっとも優れたフォトスポットといえる景観があります!

「ローズトンネル」のスポットはひとつだけではなく複数箇所にありました。
別の「ローズトンネル」では、おそらく海外から観光に来られた家族連れの方が、少なくとも30分ぐらいは“写真を撮ってはまた撮り直す”行為を繰り返していました。
なんでそんなに撮り直していたのか気になったものの、この景色を一度見たら、お気に入りのベストショットを残しておきたい気持ちが高まることには、納得ができます!

以上です!
「港の見える丘公園」の中で咲いていた、数々のバラについて紹介しました!

港の見える丘公園の基本情報

住所・アクセス

神奈川県横浜市中区山手町114
みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩で約5分
JR京浜東北、根岸線「石川町駅」から徒歩で約20分

営業時間・休み

常時開放(一部、夜間閉門)
年中無休

入園料・電話番号

無料
045-671-3648

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次