プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店に行ってきました~都内最大級のガーデニングショップ~

世田谷区内の園芸店

東京都世田谷区の大型ガーデニングショップ、「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」に行ってきました

「プロトリーフ」はガーデニング用品のメーカーでもあり、特に園芸用土や肥料の分野では、知名度が高い会社です。
環境に配慮した取り組みを、先駆けて行っています。

プロトリーフの環境に配慮した取り組み内容
  • 廃棄予定のコーヒーの豆かすを再利用した堆肥を開発
  • 地球を掘削せずに採取できるココヤシガラを再利用した培養土を開発
  • 植物や園芸用土の無料回収 など

「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」では、植物が販売されているだけでなく、豊かな緑に囲まれ、植物との触れ合いを楽しめます

観葉植物、室内を彩るお花、個性豊かな植木鉢やガーデニング用品まで、その品揃えは圧巻の一言です

本記事では、「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」の魅力についてご紹介します

ちなみに、東京都内のおすすめガーデニングショップについては、以下の記事でご紹介しています

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目次

最寄り駅は東急線「二子玉川駅」

最寄り駅の「二子玉川」(ふたこたまがわ)駅は通称“にこたま”と呼ばれ、セレブがショッピングに訪れる街としても、知られています。

「二子玉川駅」からの徒歩ルート

「二子玉川駅」からほど近い場所から、ガーデンアイランドに直行する無料のシャトルバスが出ています。
徒歩ルートでも、所要時間は「二子玉川駅」から約10分です。

「二子玉川駅」からの徒歩ルートだと、小さな川沿いを通ります。

実際の徒歩ルート。

「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」は、「garden island」と書かれた建物に入っています。

プロトリーフの入っている「玉川高島屋S・C」は、地下2階から地上2階まである建物です。

玉川高島屋S・C
  • プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店(地上1・2階)
    • 観葉植物や季節の花々などを販売
  • プロトリーフセレクションズ(地下2階)
    • 塊根植物やアガベ、サボテンなどの多肉植物を販売

「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」の売り場

観葉植物

「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」では、大小さまざまな観葉植物が販売されています

これだけ多くの観葉植物が立ち並んでいる園芸店は、多くありません。

小型~中型の株が並ぶエリア。
中型以上の株が並ぶエリア。

大きい観葉植物だと、高さが2mを超えるほどの株も見られます。
開放的な店内で見るとそこまで大きくない株も、自宅に運び入れたら、大きな存在感を発揮するかもしれません。

あらかじめ緑を取り入れたい場所の寸法を測った上で、植物を探すことで、理想的の空間に近づけられます

大きな植物を配送するのは、それだけで重労働になります。
配送がむずかしい場合は、プロトリーフの配送サービスを利用してもよいでしょう。

室内を彩る季節の花々

室内を彩る季節の花々も、たくさん販売されていました

鉢から溢れんばかりの花々は、見ごたえがあります。

天井からは「フェイクグリーン」が垂れ下がり、売り場の雰囲気を盛り上げています

セントポーリア

色とりどりの花を咲かせた「セントポーリア」も、売り場の一角に並んでいました。

「セントポーリア」は耐陰性があるため、室内でも育てやすい品種です。

レースのカーテン越しの光でも開花するため、室内のちょっとしたスペースを彩りたいときに、活躍を見せる存在です

植木鉢&鉢カバー

店内では、さまざまな植木鉢や鉢カバーが販売されています。

どのような植物でも合わせやすい無難なデザインのものから、少し奇抜なものまで、バリエーションは豊かです。

鉢の「見た目」も重要ですが、植物の「育成」を重視するなら、鉢底の側面にスリットが入った植木鉢がオススメです。

ガーデニング用品(園芸用土&肥料など)

植木鉢以外のガーデニング用品も、目を見張るほどの品数が販売されています。

筆者

ガーデニング用品のメーカーの売り場は、さすがだな!

と思わせる充実度です。

詳しい内容までは分かりませんでしたが、他のお客さんが店員さんに、園芸用土に関する相談をしていました。
これだけ多くの商品の特徴などを把握しておく必要がある、店員さんも大変ですね…。

盆栽

屋外の売り場には、盆栽が並んでいました。

特にオシャレな陶器製の鉢に植えられた盆栽は、植え替えずに、そのままの状態で長期的に楽しめるでしょう

コンパクトなものが中心です。

盆栽は、本来は地中の奥深くから水分を吸い上げている植物を、あえて小さく育てています。
狭い空間でしか根を張れず、水を吸い上げられない分、乾燥には要注意です

特に小さい盆栽は水切れに注意が必要で、乾燥気味に育てるサボテンや多肉植物とは、真逆とも言える育て方をします。

盆栽の乾燥対策
  • 土の表面に保水性がある水苔を使用する
  • 一日のうちに何回も水やりをする
  • 水を溜めた容器に、鉢ごと漬け込む「腰水」をする など

盆栽の奥深い世界は、本当の魅力に気づけるまで、数十年という長い年月を要することもあるのだそうです。

小さな盆栽であれば、手ごろに購入できる株も少なくないため、早めにチャレンジして、盆栽の本当の魅力に気づきたいものです

季節を彩る花々の苗

季節の花々の苗を販売しているエリアは、奥さま方が目を輝かせながら、ショッピングを楽しむすがたが印象に残りました

それぞれのお客さんが自分好みの花々を眺めたり、鉢を手に取り、蜜の香りを楽しんだりしているエリアです。

庭木&シンボルツリー

庭木を扱うエリアには、ご夫婦やカップルで訪れている方が多かったです。

シンボルツリーとして人気な品種も販売されています

成長速度が早い品種もいるため、お庭などに地植えする場合は、大きく成長しすぎないように注意が必要です

苔テラリウム&造花

流行りの苔テラリウムや、造花のエリアもありました

特に造花は、ギフトとしても選びやすいアイテムです。

植物の楽しみ方が多岐にわたることに、あらためて気づかせてくれるエリアです

「ガーデンアイランド」の敷地内の演出

「ガーデンアイランド」の建物は、売り場だけではなく、全体的に丁寧な管理が行き届いています。
花壇には季節の花々が植えられ、ちょっとした噴水のあるスポットも見られます。

「ガーデンアイランド」は日本語で“庭園の島”という意味なので、その名にふさわしい演出が見られるのも特徴的です。

「プロトリーフ セレクションズ」の売り場

つづいて、「プロトリーフ セレクションズ」のご紹介です。

塊根植物やアガベ、サボテンなど、男性からの人気が高い多肉植物がメインで販売されています

来店されているお客さんは、男性の割合が高かったため、

筆者

やはり、塊根植物やアガベは男性人気が高いんだな~。

とあらためて感じました。

塊根植物(冬型)

「プロトリーフ セレクションズ」の屋外では、すずしい季節に旺盛な成長を見せる冬型の塊根植物が、ズラりと並んでいます!

普及種だけではなく、めずらしい品種も販売されているのが「プロトリーフ セレクションズ」の特徴です

チランジア(エアプランツ)

室内に入って、まず目に留まったのは、ミステリアスな植物の代表格「チランジア」のすがた。
ラックの上段には、「鹿の角」や「サボテンの骨」も並んでいます

「チランジア」は、根がない状態で無造作に飾られることが多く、空気中の水分だけで生きられるため、エアプランツとも呼ばれています。
ですが、実際は根を生やす植物で、空気中の水分だけでは生きられません。

「チランジア」が根を伸ばすのは、水分や養分を吸い上げる目的もありますが、「周囲の物にしがみつき、その場に留まるため」という目的がおもな理由です。
「チランジア」に根が生えてきたら、その場の環境を気に入っているのでしょう!

板付けされ、キーホルダーのように仕立てられた「チランジア」も販売されていました

アガベ

つづいて、「アガベ」のコーナーです。

この日は20%オフのセール中でした。

大きな株は見当たらず、小型~中型ほどの株がほとんどを占めています。

流行りの「チタノタ」だけではなく、さまざまな品種が並んでいるのも、「プロトリーフ セレクションズ」の特徴です

高騰していた「チタノタ」の販売価格は、メリクロンの技術が浸透し、リーズナブルな価格帯に落ち着いてきました。

ビカクシダ

店内を奥に進むと、「ビカクシダ」が存在感を発揮するエリアがあります

数十株が並ぶ光景は圧巻です

「ビカクシダ」は板付けの作業や水やりなど、他の植物よりも多くのお世話を必要とするため、特にお世話好きなひとに適任な植物と言えるでしょう。

コウモリが羽を広げたように見えることから、「コウモリラン」とも呼ばれる植物です。

ユーフォルビア&観葉植物

「プロトリーフ セレクションズ」は、大きなガラス窓から明るい陽光が降り注ぐ、開放的な空間です

窓際では、ユーフォルビアや観葉植物が並び、日光浴をしていました。

寒さに弱い品種が多いですが、昼のあいだに日に当てることで、寒さに耐性がつきます。

塊根植物(夏型)&アロエなど

マダガスカルなどの自生地で育つ植物を輸入した「現地球」(げんちきゅう)の塊根植物も、窓際に並んでいます。

多くの現地球の植物は数万円以上と高額なため、購入する意思がないのであれば、不必要に触れないことがオススメです

このエリアには、さまざまな「ハオルチア」も並び、他にも「アロエ」や「ディッキア」のすがたも見られます。

サボテン

乾燥に強い植物と言われると、「サボテン」をイメージする方は多いでしょう。
「プロトリーフ セレクションズ」では、背の高い柱サボテンから丸い玉サボテンまで、多品種の「サボテン」が販売されています

黒いプラ鉢に植えられたサボテン。

「サボテン」は昔から親しまれていますが、数千円~数万円という価格で取り引きされる株があることからも、今もなお人気が高いことがうかがえます

オシャレな鉢に植えられたサボテン。

ちなみに「サボテン」は、多肉植物とは別物として扱われることもありますが、実際には多肉植物の仲間です。

アウトレット品

数は多くないものの、一部の植物が「アウトレット品」として販売されていました。

お買い得価格(20~50%オフ)の販売エリア。

100円ショップと同じ価格帯で購入できる多肉植物も、置かれていました。

「アウトレット品」と言えども、樹形が大きく崩れた株は見られません。
長期的に売れ残った株を「アウトレット品」として販売しているわけではなく、植物の入れ替わりのタイミングで値下げをしているのかもしれません。

流木

店内の一角では、「流木」も販売されていました。

「流木」は植物とあわせて飾ったり、チランジアを上に乗せたりと、高いインテリア性を発揮するアイテムです

植木鉢

プラスチック鉢

園芸愛好家から使用されることが多い「プレステラ」をはじめ、プラスチック製の鉢も並んでいました。

陶器鉢と比べるとリーズナブルなものが多く、よい意味で自己主張が少ない植木鉢です

陶器鉢(ワイルド風)

「プロトリーフ セレクションズ」では、塊根植物やアガベなど、ワイルドな植物と合わせやすい陶器鉢も販売されています。

鉢は植物の魅力を引き立てられる存在ですが、主張が激しすぎるものは、植物のよさを消してしまうことがあります

できれば、植木鉢と植物の相性を確かめてから、購入したいものですね。

まとめ

東急線「二子玉川駅」からほど近い場所に佇んでいた「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」は、植物との出逢いを提供してくれる場所でした

店内には、インテリアとして活躍する観葉植物から、季節の移ろいを感じさせる花苗など、幅広い種類の植物が並びます。
環境に配慮した製品を開発する「プロトリーフ」ならではの、高品質な用土や肥料も充実しています。
「プロトリーフセレクションズ」では、人気の塊根植物やアガベが並び、その独特なフォルムに魅了される方も多いのではないでしょうか。

残念ながらこの店舗は、すぐ近くの、あたらしい場所へと移転しました。
移転後の店舗についても、いつか記事にしたいと思います

「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」の基本情報

※「プロトリーフ ガーデン アイランド 玉川店」は、2024年5月19日に閉店しました。
2024年11月9日、高島屋本店屋上に「プロトリーフ 二子玉川本店」がリニューアルオープンしています。

住所&アクセス

【住所】
東京都世田谷区瀬田2-32-14
玉川高島屋S・C ガーデンアイランド地上1・2階
(プロトリーフ セレクションズは、地下2階)

【アクセス】
東急田園都市線、東急大井町線「二子玉川」駅から徒歩12分
※玉川高島屋本館からシャトルバスあり

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