ダイソーのサンスベリア・ハニーの成長記録&育て方~100均の観葉植物~

ちょっぴりレアな品種

目次

サンスベリア・ハニーの基本データ

育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★☆☆☆
入手し易さ:★★★☆☆
耐 寒 性:★★★★☆(耐寒温度(目安):5~10℃)
耐 暑 性:★★★★★

原産地:アフリカ
科・属:キジカクシ科・サンスベリア属
学 名:Sansevieria trifasciata ‘Hahnii’(サンスベリア トリファスキアタ ‘ハニー’)
花言葉:「不滅」、「永久」

サンスベリア・ハニーの成長記録

2024年7月7日(July 7, 2024)

100円ショップのDAISOで見つけた、「サンスベリア・ハニー(Sansevieria trifasciata ‘Hahnii’)」の成長記録を付けていきます!

自宅にお迎えしてきたときの「サンスベリア・ハニー」の様子。

本記事では「ハニー」という品種で紹介していますが、パッケージには「サンスベリア」とだけ書かれていたので、正確には札落ちの品種です。

「サンスベリア・ハニー」は、散り斑(ちりふ)と呼ばれる斑の入り方で、濃い緑色に淡い緑色の斑が入っているオシャレな見た目が特徴的です。

「サンスベリア・ハニー」は、100円ショップの売り場に並ぶ植物の中では、ちょっぴりレアな部類に入る品種。
体内に多くの水分を蓄える多肉植物の仲間ですが、葉の分厚くなく、葉をワイドに広げるすがたは、ほかの多肉植物とは異質といえるでしょう。
葉の形状はシャープですが、葉先にトゲなどを付けていないので、触っても痛みはありません。

「サンスベリア・ハニー」は、ビニールポットが直立しない状態で売られていたため、DAISOの無人レジで何度か倒してしまいました…。

植え替えをしました!

自立しないとうまく育てられないので、鉢を取り替えるために、植え替えをすることにしました!

鉢から抜いたときの様子です。

葉に小さな傷を負っているようですが、これぐらいの傷であれば、株の成育に深刻な影響を及ぼすことはないでしょう。

100円ショップの植物が植えられている園芸用土は、いつまでも乾かない性質が、とにかく苦手です…。
今回の植え替えで土の入れ替えも行い、自分が育てやすいようにする計画です!

一般的に植物の根は茶色を中心とし、黒っぽい色や白っぽい色を交えていますが、ほかの品種とは異なり、オレンジ色の根を生やしています!
根はユニークな色に染めていますが、状態はよさそう!

園芸用土をシャワーで洗い流したところです。

根に付いている園芸用土をシャワーで洗い流すと、それなりに成育している様子が確認できました。
そして、それぞれの根の太さもそれなりに太いです!
株の大きさからすると、これでも根の量は物足りないようにも思いますが、悪くはないでしょう。

根っこの先端が上側を向いていることからも、ビニールポットの中でギュウギュウに育っていたことが、伝わってきます。

観葉植物の植え替えを行うのは春の時期がベストですが、この日は7月の上旬を迎え、最高気温は35℃ほどあります。
夏は植え替えの適期とはいえないものの、ビニールポットのままでは、根を成育させるスペースが不足していたでしょう。
このタイミングで植え替えをして、よかったのかもしれません!

※夏に植え替えをする場合は、植物の根をなるべく切らないように、慎重に行う必要があります

植え替えが完了した「サンスベリア・ハニー」の様子。

DAISOのビニールポットと比べると、ふた回りほど大きい鉢に植えました!
もともと植わっていた鉢が小さすぎたので、株の大きさを考えると、これぐらいでちょうど良いと思います!

自宅で育てている小さい植物は、ほとんどすべての株を、「プレステラ」というプラスチック鉢に植えています。
これまでにいろいろな鉢を使ってきましたが、プレステラは柔らかめな性質をもっていて使いやすく、なにより安いのでここ数年間は安定して使いつづけている鉢です!

プレステラなどのスリット鉢の効果については、下記の記事でご紹介しているので、ご興味があればお読みください

2024年7月13日(July 13, 2024)

「サンスベリア・ハニー」をお迎えしてきてから、そして植え替えてから、約1週間が経過しました。

前回と比べると、葉が外側に開いてきたように思います。

植え替えは、植物にストレスを与えるので、植え替え直後は注意が必要なタイミングです
しかし今のところ、「サンスベリア・ハニー」が調子を崩す様子は見られません。
DAISOの売り場から自宅の育成場所に変わった「環境の変化」も、株に負荷がかかっているので、しばらくはあたらしい葉が展開するなどの成長はないと思われます。

「植え替え」に伴うストレスと「環境の変化」に伴うストレスでは、株に目に見えて症状があらわれるタイミングが異なると感じています。

ストレスが症状にあらわれるタイミング
  • 植え替えに伴うストレス
    • 植え替えをしてから、2~3週間後に植物にあらわれることが多い
  • 環境の変化に伴うストレス
    • 環境が変化してから、早ければその日のうちに、遅くても2~3日以内に植物にあらわれることが多い

もちろん状況によって変わりますが、このタイミングが油断大敵であることには、間違いないでしょう。

今のところ午前中だけ直射日光の当たる場所で育てていますが、2024年は「10年に1度の猛暑」といわれるぐらい、暑い夏が到来する年です。
あまりの暑さで「サンスベリア・ハニー」がキツそうであれば、エアコンの効いている室内に取り込もうと思います。

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2024年8月3日(August 3, 2024)

お迎えから約1か月、前回の記録から約3週間が経過した「サンスベリア・ハニー」の様子です。

この暑すぎる季節でも、葉がさらに外側に開き、あたらしい葉を展開しています!
あたらしい葉はこれまでの葉よりも長いので、今のペースで成長していけば、株のサイズも早い段階で大きくなるかもしれません!

周囲で育てている観葉植物は、暑い季節を迎えてから成育がストップし、中には調子が悪そうな品種もいますが、「サンスベリア・ハニー」は調子がよさそうです。

「サンスベリア・ハニー」は葉と葉の間隔が狭いので、「蒸れ」には注意していく必要があるでしょう。
また、風通しもよくないので、「害虫」が棲みつきやすい品種だと思います。

健康的に育てていくためには、「風通しの確保」と、「害虫対策」を意識することがカギだと思います

2025年1月1日(January 1, 2025)

お迎えしてから半年、前回から約5か月が経過した「サンスベリア・ハニー」の様子です。

自宅にお迎えしたときと比べると葉数が2倍ぐらいに増え、株の背も高くなり、立体的なシルエットに成長しました!
斑の入り方は葉によって大きく変わることはなく、一定の柄を付けている印象です。

最低気温がひと桁になってからは、自宅の植物育成棚で育てています。
植物の室内育成は、下記の記事で詳しくご紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください

今後も、「サンスベリア・ハニー」の成長記録を付けていきます。

(更新中)

下記の記事で、ほかに育てている100円ショップ産の観葉植物をまとめています。
よろしければ、あわせてお読みください。

サンスベリア・ハニーの育成環境

日当たり

「サンスベリア・ハニー」は、屋外の明るい日陰で育てるのがベストです。

自宅にお迎えをしたのは、日の光が強い真夏の季節。
ガーデンラックの下に置き、強い光がなるべく当たらないようにしていましたが、それでも直射日光に1~2時間ほど当たる環境です。

「サンスベリア・ハニー」は暑さに強い植物ですが、直射日光に一日中当てると、不調を起こすかもしれません。
春ごろから柔らかい光に慣らしていけば、ある程度強い光でも耐えやすくなるものです。

秋は直射日光に3~4時間ほど当て、冬は植物育成用LEDライトを遠めから当てて育てています。

水やり

一般的に観葉植物を育てる場合、「土が完全に乾いたら水を与える」のが、基本的な水やりサイクルです。
ただし、「サンスベリア・ハニー」は乾燥した環境が好きな多肉植物の仲間なので、ほかの観葉植物よりも乾燥気味に育てましょう。
自宅では、夏は2~3日に1度ぐらいの頻度で、水やりをしていました。
秋からは土が乾きづらくなるので、水やりを控えめにし、土をしっかりと乾かすことを意識しています。
雨もある程度当たる場所なので、雨が降った際は水やりは与えないようにしています。

植物の水やりについては、下記の記事で詳しく解説しているので、よろしければお読みください

肥料

「サンスベリア・ハニー」は、多肉植物の仲間なので、多くの肥料分を必要としません。

株を植えている培養土に、緩効性肥料を混ぜているので、追肥などは与えていません。
真夏は植物が肥料分を必要としなくなるので、液体肥料などを与えるのは、なるべく避けた方が無難です。

園芸ではなじみのある住友化学園芸さんの「ベニカシリーズ」から、2023年にあたらしい殺虫殺菌剤が出ています。
一本持っておくと、トラブル時にすぐに対処できるので、殺虫殺菌スプレーはひとつ準備しておくと安心です。

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