「新宿御苑」に行ってきた!東京都内で癒されたいときにおすすめなスポット!

日本庭園×様々な植物

新宿駅には、日本庭園とさまざまな植物に癒されるスポットがあります!
そのスポットの名前は、「新宿御苑」!!

新宿駅に限らず、東京都内の主要駅で勤務されているひとの中には、忙しない日々に追われているひとも、少なくないのではないでしょうか!?

新宿周辺は、バリバリ仕事に励みたいひとや新しい刺激を求めているひとには、もってこいなエリアです!
ですが、いそがしい毎日に疲れてしまったときには、長い歴史を感じさせる庭園と、さまざまならエネルギーをわけてもらうのもひとの選択肢になるでしょう!

「新宿御苑(しんじゅくぎょえん)」では、ゆっくりとしたときが流れ、植物の緑に包まれていて、のどかな環境が広がっていました!

新宿御苑の「新宿門」
目次

新宿御苑の植物&施設内の様子

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新宿御苑の出入り口

新宿御苑には「新宿門」、「大木戸門」、「千駄ヶ谷門」の3つの出入り口がありますが、この日は新宿門から入苑しました!

この日は雲ひとつなく、天気にもめぐまれました
新宿御苑の3つの門(出入り口)
  • 新宿門
    • JR新宿駅、新宿三丁目駅から行く場合に最寄りの門
  • 大木戸門
    • 新宿御苑液から行く場合に最寄りの門
  • 千駄ヶ谷門
    • 千駄ヶ谷駅、代々木駅から行く場合に最寄りの門

このうち、もっとも利用されているひとが多い出入り口は、JR新宿駅から近い「新宿門」でしょう!

ハクモクレン:Magnolia denudata

新宿門をくぐり苑内に入っていくと、樹高が20mぐらいありそうな「ハクモクレン」が、来苑者から注目を浴びていました!

「ハクモクレン」のお花は、黄色がかった白といった色合いで、ひとつひとつのツボミは大きめです!

開花まで、もうひと押しというところです。

おそらく幹全体では、数百個という数になるツボミ付けていて、花びらを開いていない状況でも、充分にキレイで迫力があります!
新宿門から近い場所で育っているということもありますが、開花のピーク期には、たくさんの人たちが集まるスポットになるのでしょう!

「ハクモクレン」の幹を取り囲むように、自前のカメラやスマホを構えている人たちが、集結していました!

「ハクモクレン」は大昔から日本にいる印象がありますが、もともと日本で育っていた植物ではなく、中国から海をわたってきて、日本に伝わった植物なのだそうです。

ラクウショウ:Taxodium distichum

「ハクモクレン」を後にして、苑内の一番外側を走る遊歩道から、ぐるっと回ってみることにしました!

そして、「ハクモクレン」の後に目にとまったのは、「ラクウショウ」という植物です!

いちど見たら、脳裏に焼き付く見た目をしています。

地面から出てきている物体は、「ラクウショウ」の根っこの部分で、ここから空気中の酸素を体内に取り入れているのだそうです!

これがまさか植物の根だとは思わないので、近くに案内板がなければ、「ユニークなカタチをしたモニュメントがあるなぁ。」程度に捉え、横目に見ながら、なんとなく素通りしてしまいそうな見た目をしています!

「ラクウショウ」は漢字で“落羽松”と書き、鳥の羽根のようなカタチをした葉を、秋ごろ枝ごと落葉させることと、松の葉に葉が似ていることが名前の由来となっていています!
名前の中に「松」の文字が含まれていますが、「マツ科」には分類されず、「ヒノキ科」に属している品種です。

二ホンスイセン:Narcissus tazetta var. chinensis

新春を告げている「ニホンスイセン」も、白いお花を開かせていました!

ものすごく、キレイです!!

まるで長ネギのようにスラっと伸びた茎から、白と黄色のお花をいくつも咲かせている姿は、直射日光を浴びてより一層あざやかな色を放っていました!

「スイセン」は、漢字で“水仙”と書きます。
その由来は、湿った環境を好む植物であること、うつくしいお花と香りが仙人のような見た目をしていることから、名付けられたそうです!

「スイセン」と同じ球根植物であるチューリップもそうですが、冬の間に寒さにしっかりと当たることで、春からの花付きが良くなる特徴をもっています!

この「スイセン」ですが、ニラや長ネギと勘違いされるぐらい、そっくりな見た目をしています。
ただし、「スイセン」は毒性をもった植物のひとつ。
誤って食卓に並ぶことのないよう、注意しましょう

奇妙な岩

別の場所では、奇妙な岩らしきものが置かれている場所もありました。

付近には説明書きがなかったので、こちらの岩らしきものの正体は、いまだに分からずじまいですが、謎の岩です・・・。

実際に置かれていた、奇妙な岩です。

穴が開いていたり、所々に凹凸ができていたりと、長い年月を経てこのようなカタチになったということだけは、間違いなさそうです。

新宿御苑には多くの日本庭園があり、また、桜や梅など樹高の高い植物もいるので、足元まで注目して見ないひとも多いかもしれません。
ただし、「二ホンスイセン」といい「奇妙な岩」といい、足元を見渡してみると、観賞価値の高いものがいろいろと転がっているもの!
足元まで注目しながら歩を進めることで、新宿御苑の魅力をさらに感じることができるでしょう!

どれだけ長いあいだ滞在していても支払う入苑料は同じなので、何周か苑内を歩いてみると、あたらしい発見があるかもしれません!

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桜:Cherry blossoms

暖かい春が到来した季節に、新宿御苑でもっとも注目される存在が、桜でしょう!

新宿御苑の敷地内では、約65品種、1,000本もの桜を楽しむことができます!

春が来たぁ!という気持ちになります。

新宿御苑では、1月下旬から3月下旬ごろまで桜のお花が咲いていますが、特に見ごろを迎えるのは、3月下旬から4月の上旬にかけて。
桜のお花を目当てに、多くのひとびとが、この地をおとずれます!

街なかで花開く桜も、もちろんキレイですが、新宿御苑には歴史的な建造物や日本庭園もあります。
日本庭園などの中で眺める桜のお花は、格別なものでした!

天気にもめぐまれた日で、青い空を背景にしたピンク色の桜は、お花の色合いがより一層きわ立つ姿になっていました!

梅:Plums

別の場所では、梅もお花を咲かせています!

品種名は分かりませんが、「紅白」といった言葉がよく似合うお花を付けていて、とてもオシャレなお花でした

新宿御苑で咲いていた、梅のお花です

桜のお花よりも、梅のお花の方がバリエーションが豊富で、品種による違いが分かりやすいと感じています

春に新宿御苑をおとずれれば、桜と梅のお花を一緒に、お花見できるかもしれません!

このエリアを歩いているときに、お花の蜜を吸いにきている鳥が、かなり近くまで近寄っても飛んで逃げていきませんでした
お花の蜜がおいしくて周囲が見えなくなっていたのか、もしくは毎日多くのひとびとがおとずれる環境の中で、ひとに慣れたのか、いずれかだと思います!
植物との出逢いや日本庭園を間近で見れることは、新宿御苑に足を運ぶ前から想像していましたが、想定外の出逢いも転がっているものです。

スターバックスコーヒー

新宿御苑の敷地内にある「スターバックスコーヒー新宿御苑店」では、日本庭園の景色をゆっくり眺めながら、おいしいコーヒーを味わうことができます!

2020年3月にオープンした、あたらしいカフェです!

お馴染みのロゴですね。

新宿御苑で育っているさまざまな植物に癒され、そして長い歴史のある建造物をひと通り見て回った後は、スタバでおいしいコーヒーを飲むこともできるでしょう!

新宿御苑の概要

新宿御苑の歴史はたいへん長く、はじまりは今から400年以上も前の、天正19(1591)年まで遡ることになります。

ちなみに、「御苑(ぎょえん)」とは、天皇が所有している庭園のことを意味します。
新宿御苑もかつては皇族専用の庭園として存在し、正式に皇族以外に公開されたのは昭和24(1949)年です。
新宿御苑の詳しい歴史は、新宿御苑の公式HPに掲載されているので、ご興味があれば読んでみると理解が深まるでしょう。

多くのひとびとに親しまれている新宿御苑は、過去に250万人を超えるひとが来場した年もあり、桜のお花見シーズンには、事前予約制が取られていることがあるので、注意が必要です
「新宿御苑」に行こうとしたけど、入場規制で苑内には入れなかった。という事態は絶対に避けたいところ・・・

まとめ

58.3ヘクタールという広大な新宿御苑の敷地内には、さまざまな日本庭園が広がり、いろいろな植物が育っているものです!

歴史や植物が好きなひとやそれ以外のひとでも、いちど新宿御苑に足を運んだら、自然と日本の歴史やいろんな植物に興味がわいてくるかもしれません!

以上です!
本記事では、新宿御苑の魅力について、ご紹介しました!

ちなみに、新宿御苑の中にある大温室については、別記事で紹介しています。
大温室の中では、南国系の植物を中心に、さまざまな植物との出逢いがありました。

これまで実際に足を運んだ関東の植物園は、下記の記事でまとめています。

新宿御苑の基本情報

住所・アクセス

東京都新宿区内藤町11番地
「新 宿 駅」 から徒歩10分
「北参道駅」  から徒歩10分
「西部新宿駅」 から徒歩15分
「千駄ヶ谷駅」 から徒歩5分
「新宿御苑前駅」から徒歩5分
「新宿三丁目駅」から徒歩5分
「国立競技場駅」から徒歩5分

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