「Succulent shop 3104」(サキュレントショップサトシ)は千葉県内の多肉植物専門店

Succulent=多肉植物

千葉県市原市にある多肉植物の専門店、「Succulent shop 3104」(サキュレントショップサトシ)に行ってきました!

「Succulent shop 3104」の公式HPによると、千葉県市原市にある多肉植物専門店は、ここのショップだけということです!
多肉植物は魅力的な存在ですが、多肉植物専門店は意外と少ないもの…。
個人的には、もっと多肉植物が日本人の生活に身近な存在として普及し、専門店も増えてほしいです!

ショップの名前に付く「3104」という数字は、いったい何を示しているのか気になり調べてみたところ、判明しました!

「3104」の数字の正体
  • 「3」 =サ
  • 「10」=ト
  • 「4」 =シ

ということで、「サトシ」さんが運営している「Succulent=多肉植物」の「shop=お店」という意味になるのだそうです!
なにかの暗号なのかとも思いましたが、その意味が分かると、意外と単純明快な由来でした!

本記事では、「Succulent shop 3104」をご紹介し、その魅力に迫っていきます!

目次

Succulent shop 3104(サキュレントショップサトシ)の植物たち

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「Succulent shop 3104」は売り場のほとんどが、特定の多肉植物たちで占められています。

Succulent shop 3104に並ぶ多肉植物たち
  • エケベリア(Echeveria)
  • グラプトペタルム(Graptopetalum)
  • グラプトベリア(Graptoveria)

いずれの品種も、お花を咲かせたような見た目をしている多肉植物で、ほかの多肉植物の取り扱いは、ほとんどありません。

「Succulent shop 3104」の多肉植物たちの特徴は、とにかく安い!
この日は、ほかのガーデニングショップに立ち寄ってからおじゃまさせていただきましたが、直前に行ったガーデニングショップで売られていた金額の、ちょうど半分の価格で植物が売られていることもありました。
多肉植物の価格は、品種や状態、お店によって大きく変動することがあります。

ただし、いくら「Succulent shop 3104」の多肉植物が安いとはいっても、

この多肉植物は、いままでに見たことがなく、
ユニークな見た目をしている品種だなぁ~!

と感じる多肉植物は、やっぱりそれなりの金額がします。

多肉植物のことをあまり知らないひとは、品種ごとの違いも分からず、どの株も同じに見えることもあるかもしれません。
しかし多肉植物にハマると、多肉植物の奥深さに気づき、世界が広がるように感じます!
品種ごとの違いが分かり、株ごとのオリジナリティに気付かされるでしょう!

多肉植物の品種ごとの特徴
  • 身にまとう色合いの違い
  • 葉がギュッと詰まっている品種か、外側に広がっている品種か
  • 葉に厚みがあるか、薄くてシャープな葉なのか
  • 葉先が丸っこい品種か、葉先が尖っている品種か など

わたしが訪れたときは、大きな園芸用トレイに鹿沼土が敷かれ、その上に並べられている多肉植物が多かったです。

店主のサトシさんは、下記のようにおっしゃっていました。

サトシさん

今年は仕事が忙しくて、多肉植物の植え込み作業が
まったく終わっていないんですよ…。

このときは、株ごとが密集した状態で売られていましたが、通常時はひとつずつの株が単独で鉢に植えられて販売されているのだと思います!
店主のサトシさんが忙しいのは、多肉植物の普及活動が順調である証拠なので、個人的にはサトシさんを応援したい気持ちが高まります!

「Succulent shop 3104」は2019年に開店しているので、今年(2024年)で5周年目を迎えているお店!
多肉植物がビッシリと育つオリジナルの看板には、「5th Anniversary」の文字が描かれていました!

ショップの開店から5周年を迎えた記念看板。

このような看板をはじめとして、店内には「Succulent shop 3104」をオシャレに引き立てるグッズが、ところどころに設置されていました!
グッズは、店主のサトシさんのご親族の方がお手製でつくられているもので、神奈川県横浜市に有名な先生がいらっしゃり、その教室に何度か通われて、ハンドメイドの技術を磨いたそうです!
手作りでここまで完成度の高いグッズがつくれたら、とても気持ちよいことでしょう!

Succulent shop 3104(サキュレントショップサトシ)のグッズ&看板猫

多肉植物の魅力を引き立てるグッズ

「Succulent shop 3104」の店内には、多肉植物だけではなく、オシャレなグッズの数々が並んでいました!

PayPay(ペイペイ)も使えます!

なにかと植物に使えそうなグッズは雑貨屋さんなどでも置かれていることがありますが、ガーデニングショップの方が品揃えは多い傾向にあります!

そのため、以下のように考えていると、意外と買い揃えられないこともしばしばあります。

多肉植物はここで買って、多肉植物とあわせて飾るグッズは、
別のショップで買おうかな!

植物自体もそうですが、ガーデニンググッズを購入するときには、気になるものがあれば、その場で購入することがオススメです!
ちなみに、「Succulent shop 3104」では、下記のようなグッズを扱っていました!

Succulent shop 3104で扱うグッズ
  • 多肉植物を植え込むことで、植物の魅力をさらに引き立てる「植木鉢」
  • 多肉植物の周囲に置き、インテリア性を高める「ガーデンオーナメント」
  • お花の写真などを飾れる「写真立て」

サトシさんの看板猫

「Succulent shop 3104」で飼われている看板猫が、売り場でリラックスしているすがたが見られるため、誤って踏むことのないように足元には注意しましょう

「Succulent shop 3104」の面している道路がわりと車通りが多い道路だったので、愛猫が事故に巻き込まれないか少し心配な気持ちにもなります…。
しかし、店主のサトシさんが愛情をもって看板猫と接しているやり取りにも、個人的には癒されるものがありました!
多肉植物だけではなく、動物もよいものですね

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Succulent shop 3104での購入品

この日は多肉植物を購入するつもりはなかったのですが、売り場の植物を見ているとついつい買ってしまうのが、多肉植物愛好家の性質というものです。
この日も、買ってしまいました…!

購入品は、エケベリア属の「メビナ錦(Echeveria ‘Mebina’ f.variegata)」という植物。
葉色は黄緑色に、淡い黄色の斑が入り、葉先は赤みがかっています!
すでに子株を付けていますが、株自体はまだまだミニチュアサイズで、育て甲斐がありそうです!

「メビナ錦」の背景に映っているグッズも、サトシさんのご親族の方のお手製のグッズです!
「購入した多肉植物の名前を、いつまでも忘れないように」という意味合いでつくられたのだとか!
購入した多肉植物を写真のように置き、多肉植物を購入した方に、ご自身で写真を撮ってもらっているそうです!
おもしろいアイデアですね!

さいごに

園芸用土は鹿沼土のみを使用

多肉植物は、一般的に、複数の園芸用土を混ぜた培養土で育てられます。
しかし、「Succulent shop 3104」で販売されている多肉植物たちは、鹿沼土のみの園芸用土で育てられています。
ちなみに、鹿沼土とは白っぽい色をしていて、排水性や通気性に優れている土です。

その理由を聞いたところ、以下のような回答がありました。

サトシさん

水の管理がしやすいので、鹿沼土を使用しています。

多肉植物は、乾燥している地域で自生している植物なので、基本的に水やりは控えめにして育てていきます。
ところが、水やりが少な過ぎると、成長速度が思ったように上がりません。
そのため、水やりは、多肉植物の育成面で重要度の高い要素のひとつ!
さらに根のない植物に根を出してもらう「発根管理」の作業や、多肉植物が間延びせず詰まったカタチに仕立てるためにも、水やりは超重要!
鹿沼土は湿り具合によって色が変わるので、水やりのタイミングを分かりやすくするために、使用されているということでしょう。

固形肥料は使用せず、液体肥料のみを使用

多肉植物は成育するために多くの肥料分を必要としませんが、少量の肥料分を与えることで成長を速めてくれます。
そのため、土の中に「マグァンプ」などの固形肥料を入れるのが一般的。

しかし「Succulent shop 3104」では、園芸用土の中に固形肥料も入れておらず、その代わりに液体肥料を定期的に与えているということ。

サトシさん

市販されている固形肥料が入っている培養土に植えることで、
多肉植物をもっと早く成長させることもできますよ!

と、おっしゃっていましたが、「Succulent shop 3104」で固形肥料を使用しない理由には、プロならではのこだわりがあるのだと思われます。

液体肥料と固形肥料の違いは、下記の記事で詳しく解説しています

葉挿し成功率と葉の厚みの関係性

多肉植物の葉を土に挿し、葉から根を出させ、あたらしい個体にするのが「葉挿し」です。

店主のサトシさんは多肉植物の「葉挿し」について、次のようにおっしゃっていました。

サトシさん

多肉植物の中でも葉が分厚い品種の方が、一枚の葉に体力が
備わっているため、「葉挿し」の成功率は高い傾向にあります。

葉が分厚くない品種は、普通に育てていると、株の横から子株が出てきやすいともおっしゃっていました。
今回購入した「メビナ錦」は、葉は分厚くないので、「葉挿し」の成功率はそこまで高くないのだそうです。

ちなみに「Succulent shop 3104」では、ショップで育成した苗の販売ではなく、韓国から輸入したいわゆる「韓国苗」のみを取り扱っています。
エケベリアなどの多肉植物の世界では、なぜか韓国がとても強い印象を受けます。

以上!
本記事では、千葉県市原市の多肉植物専門店「Succulent shop 3104」の魅力をご紹介しました!

下記の記事で、千葉にあるガーデニングショップ11選をまとめています。
よろしければ、あわせてチェックしてみてください!

Succulent shop 3104(サキュレントショップサトシ)の基本情報

住所・アクセス

千葉県市原市山木119-6
内房線「八幡宿駅」から車で約10分
(徒歩だと約50分かかります)
駐車場有り

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