多肉が集結するイベント

園芸を趣味にしてから、多肉植物専門のイベントの存在を、はじめて知りました。

と、疑問に感じたことを、覚えています。
今では、さまざまな多肉植物専門のイベントに参加し、ある程度の経験を積んできたつもりです。

多肉植物に関するイベントは、大きく分けて3つあります！

今回参加したのは、『ガーデニングショップが主催するイベント』です！

本記事では、横浜市港北区にあるヨネヤマプランテイション（本店）で開催された、「多肉植物BIG即売会」に参加したときのことを、ご紹介します！

その名の通り、多種多彩な多肉植物を、お得に購入できるイベントでした！

以前から、このイベントが定期的に開催されていることは知っていましたが、なかなか日程が合わず、今回がはじめての参戦です！

「多肉植物BIG即売会」は、AM9時00分から開始予定です。
イベント会場の最寄り駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽駅（にっぱえき）」には、8時30分ぐらいに到着しました！

イベント開催時以外の、「ヨネヤマプランテイション（本店）」の様子は、下記の記事でご紹介しています 
ご興味がありましたら、あわせてお読みください 

多肉植物BIG即売会の様子

「多肉植物BIG即売会」の当日の様子を、ご紹介します 

整理券（抽選券）の配布

イベントの概要は、その都度「ヨネヤマプランテイション（本店）」のインスタグラムで、発信されています。

今回のイベントは、AM8時30分～50分にお店の前で番号の記載された整理券（抽選券）が配布され、引いた番号で入店順が決まる仕組みです。

この日は8時40分ごろにイベント会場に到着しましたが、会場前では、すでに多くの人が集まっていました！
イベント当日はあいにくの天気で、3月中旬にしては少し肌寒かった日ですが、50～60人ほどが並んでいたように思います！

抽選結果は…！？

そして、いざ抽選へ！
わたしが、引いた番号は…！？

16番でした！

なかなか、よい順位なのではないでしょうか！？
整理券は多めに準備されていたので、実際の入店順位は、前から8番目という好ポジションでした！

売り場＆販売品の様子

パキポディウム・グラキリス

9時から入店順位通りに入店し、まずは「パキポディウム・グラキリス」のベアルート株のコーナーへ、足を運びました！
‟ベアルート株”とは、海外などから根がない状態で輸入した植物のことを指します。
インスタで事前に告知されていたこともあり、この日、もっとも気になっていた存在です。

大きいグラキリスはなく、手乗りできるぐらいの小さなサイズの株が、並んでいました！

「多肉植物BIG即売会」では、実際に自分の手で触った上で、購入するか検討できます。
気に入った「グラキリス」をいくつか手に取りましたが、同じイベントで販売されている「グラキリス」なのに、それぞれの株に特徴がありました。

株の中にしっかりと水分が蓄えられていれば、株が硬い状態で、重みもあるということです。

同じ場所から輸入されているはずなのに、株ごとに特徴が異なるのは、植物にも個性があるからです。
同じ期間、水分を吸えていないとしても、株ごとの体力の差が出るのでしょう。

「グラキリス」と同じく人気のある多肉植物「アガベ」は、未発根株でも、ほぼ100％の確率で発根します。
ただし、「グラキリス」の発根確率は8割程度と言われているので、裏を返せば、2割程度の株は日本では一度も発根することなく、そのまま枯れてしまいます…。

「グラキリス」は、販売価格が2～3万円かかるのは当たり前、安くても1万円ほどかかるお買い物です。
決して安いショッピングとは言えないので、購入するか慎重に検討し…

結局、

と思えるグラキリスを見つけられなかったため、今回の『多肉植物BIG即売会』では、購入を見送りました。

見た目が気に入った株は少し軽く、重みがある株は少し見た目が理想とは違う。という結果です。

しかし実際に手に取ってみることができるので、よい株を見つけやすいイベントということは、実感できました！

アガベのエリア

「多肉植物BIG即売会」は、多肉植物全般のイベントのため、他の多肉植物も見て回ることにしました！
ここは、「アガベ」を扱っているコーナーです！

売り場には、イシスメンシスの「カブトガニ」や「雷帝」、ポタトラムの「雷神」などの品種が並んでいます 

ただし「多肉植物BIG即売会」では、「アガベ」に、すごく力を入れている印象はありません。

「多肉植物BIG即売会」終了後に「ヨネヤマプランテイション（本店）」を訪れたときに、イベント時に並んでいた「アガベ」が、まだ売り場に並んでいました。
今回の「多肉植物BIG即売会」のために仕入れたわけではなく、イベント開催前から、販売されていた多肉植物だったのかもしれません。

自宅で育てているアガベの成長記録は、下記の記事でご紹介しています。

ユーフォルビアのエリア

「ユーフォルビア」については、かなり力を入れている様子が伝わってきました！

金額的にもリーズナブルな株が多く、これまでに見たこともないような‟珍奇植物”が、ズラリと並んでいます！

このエリアに多くのお客さんが集結していたので、「多肉植物BIG即売会」で、注目度の高いエリアなのだと思います！

多肉植物はたねから育てる「実生」（みしょう）も楽しみ方のひとつですが、枯れるリスクを抑えるためには、ある程度成長した苗を購入した方がよいでしょう。

サボテンのエリア

「サボテン」もとてもリーズナブルな金額で販売されており、「さすがの多肉植物イベント 」と感じさせる植物のすがたがありました。

イベント参加者も、目を輝かせながら植物を物色していた光景が、印象的です。

「サボテン」に対して、ネガティブな意味合いで、“昔っぽい”という印象を持っているひともいます。
ただし実際にサボテンを目の当たりにすると、そのような印象は、覆されることになるかもしれません！
これまでに見たことがないようなサボテンも多くいるので、サボテンのエリアにも着目してみると、おもしろいと思います！

品種によっては、親指サイズの小さな株でも、5,000～6,000円ほどで販売されています。

いまだに「サボテン」は人気は高く、多肉植物を牽引している存在と言えるのではないでしょうか。

ドルステニア・ザンジバリカ

今回の「多肉植物BIG即売会」で、もっとも気になった植物は、「ドルステニア・ザンジバリカ」という品種です。

深い緑色をしている塊根部分は、大きく成長するにつれて木質化が進み、茶色の見た目に変化していくようです。
塊根部分は大きく成長しても、直径10cmほどのようなので、これでも結構な年数を経ているのかもしれません。

売り場を最初チェックしたときは、この株よりも、もっと気になる株があったのですが…。
店内をグルっと見て回っているうちに、いつの間にか、気になっていた株は売れてしまったようです。

と、後悔しましたが、今回は縁がなかったということでしょう。
お気に入りの見た目をした「ドルステニア・ザンジバリカ」を見つける日がきたら、お迎えしたいものです！

エケべリア＆アガベのエリア（屋外）

屋外にも「エケベリア」や、「アガベ」などが、販売されていました。

「エケベリア」は、寒さにも暑さにも強いですが、蒸れには弱い植物です。
工夫次第では、季節を問わず屋外で育てることもできる、初心者でも育てやすい植物と言えるでしょう！

多肉植物BIG即売会のまとめ

「多肉植物BIG即売会」は、通常時より参加しているお客さんが多く、植物がなくなっていくスピードが早いです。
気になった植物は、すぐに買い物かごに入れることが重要だと学びました。

「多肉植物BIG即売会」にはじめて参加し、多肉植物の魅力をあらためて実感しました！
実物を見て触れることができるイベントは、オンライン販売とは違った魅力があります！
多肉植物のイベントは、それぞれ特色があり、訪れるたびに新たな発見があるでしょう！

以上です！

東京都内で開催されている多肉植物のイベント「ビッグバザール」については、以下の記事でご紹介しています 
よろしければ、あわせてお読みください 

多肉植物BIG即売会の基本情報

イベント会場の住所

神奈川県横浜市港北区新羽町2582