コバエのいない室内育成
観葉植物は春から秋までの暖かい季節であれば、屋外でも育てることができますが、室内でグリーンを楽しまれることも多い植物です!
品種にもよりますが、観葉植物にとって望ましい日当たりは屋外の日陰や午前中だけ直射日光があたる環境などで、サボテンなどの多肉植物と比較すると、あまり強い光を必要としない植物です!
そのため室内の弱い光でも育てることができますが、観葉植物を育てていると、ときとしてコバエが発生することも・・・。
コバエは蚊のようにひとの血液をエサにすることはなく、ひとに直接的な影響を与えることはありませんが、室内を小さな虫が飛んでいる中ではなかなか良い気持ちで生活できないもの。
そのため“ストレス”という、間接的な影響を与えてくる害虫といえるでしょう。
また、ひとだけではなく育てている観葉植物にとっても良い影響を与えることはありません。
土の中にある有機物がコバエの幼虫に食べられてしまうことで、育てている観葉植物に適切な栄養が届かなくなることもあります。
本記事では、コバエをなるべく発生させずに“グリーン”を楽しめるように、コバエの対策をご紹介しています!
コバエの正体
昆虫愛好家には申し訳ないですが、「コバエ」に対して良い印象を抱いているひとは少ないでしょう。
ゴミ箱の周辺やキッチン周りを中心に、室内を飛び回る「コバエ」のやっかいな特徴のひとつに、下記の繁殖サイクルが異常に早く、その旺盛な繁殖力にあります・・・。
- 「卵から孵化」
- 「幼虫から成虫」
- 「成虫が新たに卵を産む」
- 「卵から孵化」
卵から孵化する日数は1日で、1か月程度の寿命のあいだに、なんと5回も卵を産むのだとか!
そして、「コバエ」の成虫すべてがメスのため、交尾を必要とせずに1回あたり80個~150個の卵を産むため、一度発生すると一気に大量に増えていきます・・・。
網戸を閉めていれば蚊は室内に侵入することができませんが、「コバエ」は蚊よりも小さく、その小ささから網戸も通り抜けることができるもの。
気付いたら、どこからか室内に入り込み、入り込んだ後には持ち前の“繁殖力”を発揮して、どんどん増えていきます。
いつの間にか発生して繁殖していくことが、「コバエが“湧く”」という言葉の由来になっているのでしょう。
一般的に「コバエ」の発生、そして繁殖力には不快な印象を抱かれることが多いですが、実際にはその繁殖力は、ひとびとにとってプラスに働くこともあります。
「コバエ」の繁殖力は、遺伝子の研究や実験においても着目されていて、遺伝子学や生物学的にも重要な知見が得られているのです!
「コバエ」は世界中の暖かい地域に生息している虫で、幼虫や成虫の成育過程の中では、果実や腐敗物、有機物や微生物などを主食にしています。
観葉植物を育てているといつの間にか発生するコバエですが、“コバエ”という名前は通称名で、観葉植物を育てている環境下で発生するのは「クロバネキノコバエ」という正式な名前をもっています。
また、ほかにも「ショウジョウバエ」と呼ばれているコバエもいますが、「ショウジョウバエ」は主に生ごみなどの周辺にあらわれる種類です。
コバエの発生原因
本来、植物は虫に受粉を手伝ってもらったり、逆に虫に植物の根や葉を食べられてしまったりと、自然の中では切っても切れない関係性が植物と虫の間には存在しています!
ただ、室内で観葉植物を育てる場合は、できれば「植物」と「虫」を切り分けて、「植物」だけを室内に飾りたいもの!
「コバエ」が好む環境は、観葉植物自体ではなく、観葉植物が植わっている「土」の中の環境です。
屋外から飛んできて観葉植物の土に卵を産み付けることもありますが、もともと土の中に入っていた卵が孵化することもあります。
それでは、どうして「コバエ」は観葉植物の土から発生するのでしょうか!?
大きく分けると、「コバエ」が発生してしまう原因はふたつあります・・・!
過湿・温度・通気性
まずは、「過湿」や「温度」、「通気性」の原因があるでしょう。
多くの観葉植物は、本来暖かい国で育っている品種が多いので、最低気温が10℃程度以下になると体調を崩しやすいもの。
そのため、凍てつくような寒い冬のあいだであっても、暖かい環境を提供してあげる必要があります。
また観葉植物の土には多少の保温性があるので、土の中の環境は空気中よりも温度が安定する特徴があります。
観葉植物と同じように20℃前後の暖かい環境を好む「コバエ」にとって、暖かく保たれている観葉植物の土の中は、必然的に過ごしやすい温度になってしまうのです。
土の表面から見ると乾いているように見える観葉植物の土ですが、観葉植物の土は適度な水持ちがあるので、土の中は濡れたままになっていることも・・・。
ずっと湿っている環境は「コバエ」が好む環境になるので、湿った状態がつづきやすい観葉植物の土の中は、「コバエにとってのオアシス」のような環境となってしまうのです。
有機物
土の状態をより良い状態にしてくれる「土壌改良」の役割をもっている腐葉土(ふようど)は、葉が腐敗したものが原材料となっています。
また動物のフンや魚粕(ぎょかす)などの有機肥料は、人工的に作られた化成肥料と比べて、環境に優しいというメリットもあるもの。
ただし、「コバエ」の幼虫のエサにもなってしまうという側面も、持ち合わせています。
有機肥料が土壌の中の微生物を活性化させるのは観葉植物にとっては良いことですが、微生物などを食べる「コバエ」の幼虫にとっても住みやすさが向上してしまうでしょう。
観葉植物のために良い環境を提供したのに、それが結果的に、「コバエ」の発生や繁殖につながっているのです。
コバエを発生させづらくするには!?
コバエの発生原因が分かったところで、ここから「コバエ」を発生させづらくする方法をご紹介します。
有機物を避ける
まずは、「有機物を避ける」ことです!
コバエのエサとなる有機物を避けることができれば、「コバエ」を寄せ付けるリスクを抑えることができるでしょう!
天然由来のものが材料となっている有機物を使用したい気持ちもありますが、天然由来のものを使用したい気持ちを優先するのか、「コバエ」対策を優先的に考えるのかの違いになってきます・・・!
有機物を避けるために、行うことのできる具体的な対策をご紹介します。
コバエが発生しづらい土を使用する
有機物を避けるためのひとつ目の方法は、有機肥料などを配合していない「観葉植物の土」を使用する対策があるでしょう!
たとえ繁殖力が旺盛な「コバエ」であっても、主食となるエサが無ければ、繁殖するのはもちろん、生きていくことができません。
有機物の入っていない「観葉植物用の土」は何種類か市販されていますが、実際に使用して良かったものは、プロトリーフの室内向けの土です。
そこまで金額的にも高くなく、多湿を好まない多肉植物にも使用できるぐらい水はけも良いので、土が乾きやすく湿った状態となりづらい点からも、「コバエ」対策を図ることのできる土です。
ハイドロカルチャーで育てる
つづいて、土を使わない「ハイドロカルチャー」で観葉植物を育てることも、対策となるでしょう!
粘土を高温で焼くことで人工的につくられた土「ハイドロボール」は、無菌でコバエの対策となるだけではなく、ほかの害虫も寄せ付けないメリットがあります。
また、「ハイドロボール」はインテリア性も高い土として、より観葉植物をオシャレに飾ることにも長けている土です。
劣化しづらく繰り返し使用することができる点も、「ハイドロボール」の長所となりますが、観葉植物を土で育てているひとからすると、「ハイドロボール」は一般的な観葉植物の土よりも水持ちが良すぎる点や、土の方が観葉植物を大きく成長させやすいなどの特徴もあります。
いちどコツさえつかんでしまえば土を使わずに「ハイドロボール」を使用した育成方法「ハイドロカルチャー」でも観葉植物をうまく育てることはできるので、特徴をつかんだ上で用いる手法といえます。
「ハイドロカルチャー」に向いている品種がいれば、向いていない品種もいるので、品種ごとに適切な育成方法は見極めたいところです!
水耕栽培で育てる
「ハイドロカルチャー」と仕組みは同じですが、土を使わない「水耕栽培」という方法も、コバエ対策に有効な方法です!
観葉植物を土に植えるのではなく、水を溜めた容器の中に植物の根を直接入れて育てることで、コバエの発生原因を根絶させることができるでしょう!
ただし、「ハイドロカルチャー」と同じように、観葉植物の中には水耕栽培に向かない品種もあります。
また、水耕栽培で観葉植物を育てる場合は、大きな観葉植物は安定せずに転倒してしまうリスクも高いので、主に小型の観葉植物に限った方法となります。
長期間そのまま放置してしまうと水も腐ってしまうので、水を取り替えたり容器を洗ったりする分、土やハイドロカルチャーでの育成方法よりも手間がかかる方法です。
ちなみに長い時間、観葉植物の鉢ごと水に漬けるのは、植物の根が呼吸をすることができずに、根腐れの原因になってしまうのでNG行為です。
特に有機物が入っている土の場合には、根腐れだけではなく、カビの発生にもつながってしまうでしょう。
観葉植物の水やりについては、下記の記事で詳しくご紹介しています
化成肥料を使用する
植物の肥料は大きく分けると、米ぬかや鶏糞などからつくられる「有機肥料」と、窒素ガスなどの無機物から化学の力でつくられた「化成肥料」に分類されます!
有機肥料の方が環境にやさしい肥料ですが、自然由来のものは、どうしても害虫の発生などにつながりやすいもの・・・。
「化成肥料」を使用することで、有機物を避けながらも、植物に適切な肥料成分を与えることができます。
観葉植物用に市販されている「化成肥料」には、下記のようなものがあるでしょう。
自分に合った肥料を使用することができれば、観葉植物を枯らすリスクを減らすことができるので、何種類か試してみることもオススメな方法です!
持続可能な園芸Lifeへとつなげやすいのは「有機肥料」ですが、「化成肥料」の方が害虫には有効ということです。
また、肥料には「液体肥料」と「固形肥料」という違いもあります。
それぞれの特徴については、下記の記事でまとめています
化粧石を使用する
観葉植物の植わっている土の表面を、オシャレに装飾してくれる存在に「化粧石」があるもの!
「化粧砂」と呼ばれるものもありますが、同じものと捉えて良いでしょう。
「化粧石」の効果は見た目のみに留まらず、害虫対策にも有効的に働き、「化粧石」を土の表面に敷くことで、コバエが土に潜っていきづらくなり、コバエの発生を抑制させる効果が期待できます!
「化粧石」と同じ役割を果たす存在に「バークチップ(ウッドチップ)」がありますが、「バークチップ」は環境次第では虫のエサとなる場合もあります。
コバエ対策を優先的に考えるのであれば、土の表面に敷くのは木質ではなく石を使用し、さらに無菌のものを使用することでさらに害虫対策の効果UPが期待できるでしょう!
「化粧石」は、土をリサイクルするときに少し手間がかかり、次の植え替え時に「化粧石」と「観葉植物の土」に分ける作業が発生します。
また、化粧石の下に敷いている土が乾いているのか濡れているのか見た目で判断しづらくなるので、化粧石を使用する場合であっても、デメリットはしっかりと理解した上で使用していくことが重要です!
園芸初心者は、「化粧石」を使用することで、水やりがむずかしくなるので、植物育成に慣れるまではほかの方法を選択した方が良いでしょう!
木酢液を散布する
木を燃やした際に生じた煙を、冷やして液体にした「木酢液(もくさくえき)」を使用することも、コバエ対策となります!
「木酢液」にはコバエだけではなく、ほかの害虫を寄せ付けない成分も含まれているので、害虫全般の対策になります!
また、適切な濃度で使用することで植物の成長を促したり土壌を改良したりと、植物の成育にとっても良い影響を与えることができるでしょう!
植物を育てているひとであれば、肥料や活力剤であれば自宅に常備しているひとも多いのですが、「木酢液」となると認知度も高くないため、使用するハードは高いかもしれません。
売られている「木酢液」の価格帯は、結構ピンキリですが、その効果は値段にも比例するので、できればそれなりの価格帯のものを選ぶことをオススメします!
実際にガーデニングショップで並ぶ「木酢液」を比べてみると、価格帯によって濃度が違うのが見た目でも分かるので、慎重に選んだ方が良いでしょう。
わたしは使用したことがないですが、100円ショップのでも取り扱いはあるようです。
正直、与えた直後は臭いがきつかったりもするのですが、植物の万能薬としては優秀な「木酢液」というグッズ。
「木酢液」と完全に同じ効果を発揮するのは難しいと思いますが、市販されているお酢を100倍程度に薄めて使用する方法もあります!
お酢であればスーパーに足を運べば安い価格で入手でき、料理の調味料としても使用できるので、取り入れやすいものです!
水やりの仕方に気を付ける・土が乾きやすい環境をつくる
いつまでも土が濡れた状態のままだと、コバエが好む高い湿度の状態が続くことになります。
「土が乾いたら水やりをする」ことが観葉植物の基本的な水やりなので、基本に忠実に、土が濡れた状態では水やりをしないことがコバエ対策にも重要になるでしょう!
土が濡れた状態になりやすいので、植木鉢の下に置いている受け皿に溜まった水は、必ず水やりの都度捨てるようにします。
受け皿の上で水やりをすると受け皿から水があふれ出るなど、事故にもつながりやすいので、ベランダや屋外で水やりをすることがオススメです!
また、これは洗濯物を干すときも同じですが、風通しの悪い環境では濡れたものが乾きづらいもの。
室内で観葉植物を育てる場合は、なるべく風通しの良い環境に置き、風通しの良くない環境で観葉植物を育てる場合は、サーキュレーターを使用し植物の周囲に風の流れをつくるようにすることが重要です!
サーキュレーターを使用する場合には、植物に強い風がずっと当たる環境は避け、あくまで空気の流れをつくり出すイメージで使用するのがベストです!
ほかにも、土を乾きやすくできる方法には、「スリット鉢」を使用する方法もあります。
自宅では、「スリット鉢」に多くの観葉植物を植えていますが、枯らしてしまうリスクを軽減させることができています。
お部屋の環境をキレイに保つ
「コバエ」は、観葉植物の土の中だけで繁殖する生きものではありません。
生ごみが放置されていたり、キッチンなどの水回りが汚い状態になっていることが、発生や繁殖の原因となってしまうので、お部屋をキレイに保つこともコバエを発生させづらい環境をつくるための方法です!
厳密にいえば、観葉植物の周辺に発生する「コバエ」と生ごみなどに発生する「コバエ」は種類が違いますが、間接的な影響を避けるためにもお部屋はいつでもキレイな状態に保つことが重要です!
お部屋がキレイだと、飾っている観葉植物も、より一層オシャレに見えるかもしれません!
もし発生してしまったら!?
いくら対策をしていたとしても、「植物」と「虫」を完全に切り離すことはむずかしく、発生してしまうときは発生してしまうのが「害虫」という存在です。
つづいて、「コバエ」が発生してしまったときに、とれる対策をご紹介していきます
清潔な土に植え替える
今すぐ「コバエ」を根絶させたい場合には、新しい土に植え替えることがもっとも有効な方法となります!
植え替えは、「コバエ」が発生する根本を断つ方法です。
可能であれば、植え替えの適期である暖かい春か秋に植え替えるのがベストですが、もし適期でないのであれば土の表土だけ取り換えることでもコバエの卵を駆除できます。
それは、コバエは2~3cmの深さに卵を産み付けるから。
うまくいけば、表土だけ取り換えても「コバエ」を根絶させることができるでしょう!
もし植え替える場合、新しく使用する土には前述の「コバエが発生しづらい土」や「ハイドロカルチャー」を使用することで、コバエによる被害の再発防止にもつなげることができます。
「コバエが発生しづらい土」などがない場合には、土の表面に「赤玉土」を使用することも対策となります!
ただ、「赤玉土」には肥料成分が含まれていないので、あくまで一時的な対応に留め、植え替えの適期が訪れた場合には植え替えを行うことが必要となるでしょう。
植物用の殺虫剤を使用する
「植物用の殺虫剤を使用する」も、植え替えと同じぐらい有効な対策となります!
「コバエ」を駆除する際に植物用ではない殺虫剤を使用すると、大事な観葉植物にも被害が出てしまい、本末転倒という事態にも・・・。
市販の「植物用の殺虫剤」を使用することで、「コバエ」にもしっかり効き目を発揮し、観葉植物への薬剤の影響も軽減させることができます!
殺虫剤は、時期を選ばずに使用することができるので、植え替えができない季節でもとれる対策のひとつです!
植物用の殺虫用品としては粘着性のあるテープもあり、土に刺して使用するタイプや、高い場所から吊り下げるタイプもあります!
ちなみに、粘着テープとして黄色のものが多いのは、黄色いものに虫が引き寄せられる習性を利用したためです!
粘着テープにももちろん効果はありますが、見た目が気になるひとが多いのも事実。
もし、美観上の面を気にするのであれば、スプレータイプがおすすめです。
スプレータイプの殺虫剤は、商品によって成分が異なるので、どの害虫に効果を発揮するのか違いがあります。
パッケージに、対象となる害虫の種類が記載されているので、購入の際にはどの害虫に効くのか必ずチェックしましょう!
アース製薬の「花いとし」という殺虫スプレーは、2023年に新しく開発された製品で、「コバエ」も対象としています!
10分だけ鉢ごと水に入れる
土の中にいる「コバエ」の幼虫は、多湿を好むものの、水の中で生きることはできません。
そのため、10分程度、水の入っている容器に鉢ごと入れることで、「コバエ」の駆除ができるでしょう!
水耕栽培に適さない植物であっても、10分程度水に浸けるだけでは被害が出づらいので、あまり品種による違いは考えなくても取れる対策です!
「コバエ」の卵は表土から2~3cm程度の位置にあるので、鉢底だけ水に浸けても効果が薄れてしまうことにも・・・。
また、あまり深くまで漬けてしまうと、観葉植物の土があふれ出てしまうことにもなります。
鉢ごと水に浸ける場合には、水の高さに注意が必要です
コバエ対策ではありませんが、「底面給水」という方法も、水やりの一種の方法です。
食虫植物の力を借りる
あまりオススメな方法ではありませんが、「食虫植物の力を借りる」方法も考えられます!
小さな虫を食べてくれる食虫植物を、育てている観葉植物の近くに置くことも発生したコバエを駆除する方法ですが、ひとつの食虫植物が食べられる虫の量はそこまで多くなく、「コバエ」の繁殖力に対応する力は備えていません。
かといって、大量の食虫植物をお迎えするのは、スペース的にも現実的ではないでしょう。
食虫植物はコバエの成虫を食べてくれますが、「コバエ」の卵に対して効果を発揮するものではなく、あくまでほかの対策をとった上での、補助的な役割を果たす方法といえます。
また、食虫植物は虫を食べるために、虫を引き寄せる力も備えている植物です。
「コバエ」の駆除のために食虫植物を育てはじめたら、別の害虫が食虫植物に引き寄せられてきた。という二次被害にもつながりかねないリスクもあります。
ただ、人工的な薬剤を使用する方法ではない点や、ユニークな見た目をしているので、食虫植物単体でも育てていて楽しい点はメリットといえるでしょう
まとめ
お部屋のインテリアとして観葉植物を取り入れることや、観葉植物の成長を感じることは、とても魅力的なことです!
生活に植物の“ミドリ”が取り入れられることで、生活にメリハリが生まれ、育てている側も元気をもらえるものです!
一方で、植物の育成手間がかかることや、ときには害虫が発生してしまうなど、メリットだけではなくデメリットも発生する趣味がガーデニングといえます。
失敗があるから成長をするものですが、いざ「コバエ」ともなると、失敗は避けて通りたいところ・・・!
常にうまくいくワケではなく、ときにはトラブルが生じるのも含めて、植物Lifeを楽しんでいきましょう!
以上、本記事では観葉植物を取りまく「コバエ」の対策について、ご紹介しました
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