都心でもガーデニングを

東京都渋谷区にある「SOLSO HOME Daikanyama」に行ってきたので、ご紹介します！

ショップの名前に入っている通り、「SOLSO HOME Daikanyama」の最寄り駅は、おおくの芸能人が住んでいる「代官山駅」です。
「代官山駅」は、ドラマの撮影地でも頻繁に使われている「中目黒駅」、そして大都心の代表格ともいえる駅のひとつ「渋谷駅」のふたつの駅に挟まれている駅でもあります。
「代官山駅」自体もオシャレなカフェや雰囲気のある雑貨屋さんなど、わりと小さいお店がたくさん立ち並んでいて、わたしの中で「代官山駅」に抱く印象はホンモノのセレブが愛用している街です！

SOLSO HOME Daikanyama

「SOLSO HOME Daikanyama」を運営しているのは、株式会社DAISHIZENという会社ですが、この会社が運営しているお店には、ほかの店舗にも足を運んだことがあります。

わたしが実際に足を運んだほかの“SOLSO系”の店舗と比べると、「SOLSO HOME Daikanyama」の面積は、すこし小さめではありました！
ただ必ずしも、「面積が小さい＝売られている植物が少ない」というワケでもなく、植物同士の間隔がギュッとつめられていて、また床や棚の上だけではなく壁面に植物が設置されていたり、さらに上から植物が垂れ下げられていたりと、コンパクトな面積を補うような工夫がいろいろととられていたので、外観から感じる印象よりも植物は多めです！

そんな、たくさんの植物が凝縮されたガーデニングショップが、ここ「SOLSO HOME Daikanyama」です！

SOLSO HOME Daikanyamaの店内

観葉植物（Foliage plant）

「SOLSO HOME Daikanyama」の店内の植物は、7～8割ぐらいが観葉植物とよばれる植物たちが占めていました。

観葉植物はすでにある程度の大きさに成長していて、インテリア性のある植物をつくりあげるというよりは、買ってきたままの状態で、お部屋をオシャレにいろどってくれるようなサイズ感です！

そして、もうひとつの特徴をあげると、安価なプラスチック鉢に植わっている植物が少ないことです。
プラスチック鉢はリーズナブルではあるものの、その見た目は、好き嫌いが分かれてしまうのも事実です。

フィロデンドロン・インペリアルグリーン（Philodendron ‘Imperial Green’）

店内で、ひときわツヤツヤな光沢を放っている葉を四方に展開させているのは、「フィロデンドロン・インペリアルグリーン」という植物です！

植物は屋外で育つ生き物なので、室内ではうまく育つことができませんが、本種は日陰にも強いので、室内でも育てられそうです！
逆に直射日光は苦手な植物なので、高い木々たちに囲まれたような、屋外の日陰のような環境で育っている植物なのかもしれませんね。
観葉植物の葉にツヤを与えるためのスプレーも市販されていますが、おそらくスプレーを使用しなくてもこの葉の質なのだと思います！

オオタニワタリ（Asplenium antiquum）

すぐ隣には、ほかの木や岩の上などに着生する植物、「オオタニワタリ」がユニークな姿を見せていました！

沖縄では「珍味」として食用にされることもあるシダ植物ですが、近年では絶滅危惧種とされているほど、その数が減ってきているようです。
周囲で売られている植物よりもすこし高価な価格設定がされていたのも、数が少なくなっていて、希少種であることが理由かもしれません。

ポリシャス・マルギナータ（Polyscias ‘Marginata’）

斑の入り方がとてもオシャレな、「ポリシャス・マルギナータ」という観葉植物も元気な様子で置かれていました！

寒さには7℃ぐらいまで耐えることができるので、東京都内はまず難しいと思いますが、温暖な地域では冬の間も屋外で育てることができる植物ですね！

周囲にもフィカス系の植物「フィカス・アルテシマ」もありましたが、やっぱり斑入りの植物はインテリアグリーンに適任といった印象です！
白や赤い斑と比べると、すこし地味な部類に入るのかもしれませんが、さり気ない黄緑色の斑も好きなカラーのひとつです！

ハスノ・ハギリ（Hernandia nymphaeifolia）

そして、わたしがこの日“SOLSO HOME Daikanyama”でもっとも惹かれた植物が「ハスノ・ハギリ」です！
この葉の中央部、葉脈の中心部（？）に赤い点が入っているのが、なんとも不思議な見た目をした葉を付けている植物です。

この赤い点は、いったいなんの意味をなしているのでしょうか！？
なんでこのようなカタチに進化したのか、すこし考えてみても分からない特徴をもったミステリアスな植物に、興味が湧いてしまいます。

「ハスノ・ハギリ」は、沖縄や小笠原諸島に暮らしていて、わりと大きくなる植物のようです。

気になったので店員さんにもこの植物のことを聞いてみましたが、「沖縄に自生していて珍しい植物ですよ！」とおっしゃっていました。
多くの観葉植物を扱っている「SOLSO HOME Daikanyama」であっても、あまり入荷することのない植物なのかもしれませんね。

多肉植物（Succulent plant）

観葉植物と比べると、やや少なめですが、多肉植物も一部取り扱いがありました！

多肉植物は、多肉植物専門店などの方が取り扱いは多めですが、こういったガーデニングショップに足を運ぶと、多肉植物の新しい“飾り方”に出逢うことができます！
多肉植物専門店だと、植物が植わっている鉢は黒いプラスチック鉢が多く、「飾る」というよりも「育成」重視で販売されているところも多いので、なかなか飾り方というところは単調なものになりがちです。
その分、金額は安いものが多いのですが。

「SOLSO HOME Daikanyama」では、多肉植物がガラスケースに植えられていて、土も白っぽくて、ほかに販売されている観葉植物と同じように、お迎えしてきてすぐに飾ることができる“完成された飾り方”をしています！

育成重視だと、用土は水はけがよくて、鉢底にスリットが入っていて、鉢底からも通気性や排水性が確保されていて・・・。
といった「育成」にふさわしい条件のみを重視してしまいますが、こういった楽しみ方もあるのだと、あらためて感じさせられるのが、オシャレなガーデニングショップの特徴ですね！

SOLSO HOME Daikanyama のまとめ

「SOLSO HOME Daikanyama」で売られている植物は、主に陶器の鉢に植えられていて、植物の状態も元気そうで、大きさもちょうどよく、植えられている鉢も美観性に優れるということで、お迎えしてきてから、すぐに植え替えをせずにお部屋の中心的な存在になること間違いなしです！
“シンボルツリー”は、主に庭などに植えられて家の外観を引き立ててくれる存在を指すので、“シンボルプランツ”といえばいいのかまたは“シンボルボタニカル”とよべばいいのか分かりませんが、とにかくお部屋をオシャレにいろどってくれる存在になってくれるはずです！

そして、都心からも近く、最寄駅からも歩いてすぐにところにある立地のよさも、ひとつの特徴です！

Forestgate Daikanyama

SOLSO HOME Daikanyamaの入っている建物「Forestgate Daikanyama」は2023年の10月に開業した建物で、かなりキレイな見た目をしています！

「Forestgate Daikanyama」は“Main棟”と“Tenoha棟”に分かれていて、中には商業施設だけではなく住宅として使われているフロアもいるため、店舗複合型の建物となっています。

ちなみに「Main（メイン）」は、日本語でもよく使われることがあり、“主要な”という意味ですが、「Tenoha（テノハ）」とは、“手のひら”と“葉”を合わせた造語です。

わたしはセレブとはかけ離れているので、代官山付近の住宅には住めませんが、以前この付近で一人暮らし用の住宅を探していて、不動産仲介会社の営業の方が運転する社用車でウロウロしていたところ、営業の方の口から「ここのマンションには、芸能人の●●が住んでいますよ」という情報が、連発してきました。
不動産仲介会社の方がつかんでいる情報量には、驚かされましたね！
そしてそもそも、そういう情報は秘密にしなければいけないのか、わたしには正直よく分かりませんが、その営業の方の口の軽さにも少しだけ驚きました・・・！！

最後に話がすこし脱線しましたが、「SOLSO HOME Daikanyama」では、ほかにもエアープランツや、ゼリーボールに植えられた植物などもあり、オシャレなインテリアそしてお部屋にグリーンを取り入れたいひとは、いちど行ってみる価値はあると思います！

SOLSO HOME Daikanyamaの基本情報

住所・アクセス

東京都渋谷区代官山町20-23. Forestgate 1F
東急東横線「代官山駅」より徒歩2～3分

営業時間・定休日

【平　日】
　→AM11時00分からPM19時00分
【土日祝】
　→AM10時00分からPM19時00分
【定休日】
　→無し

電話番号・HP

03-6455-1741
SOLSO HOME Daikanyamaの公式HP