アロエ「エリナケア」の成長記録&育て方~イガイガな多肉植物~(更新中)

特徴は無数の白いトゲ

目次

アロエ「エリナケア」の基本データ

育 て 易 さ:★★★☆☆
成 長 速 度:★☆☆☆☆
入手し易さ:★★☆☆☆
耐 寒 性:★★★★☆(耐寒温度(目安):3~5℃程度)
耐 暑 性:★★★☆☆

原産地:ナミビア
花言葉:健康、万能
科・属:ススキノキ科・アロエ属
学 名:Aloe melanacantha var.erinacea(アロエ・メラナカンサ・エリナケア)
別 名:黒魔殿(こくまでん)

アロエ「エリナケア」の成長記録

アロエ属、「エリナケア(Aloe melanacantha var.erinacea)」の成長記録を付けていきます
横浜市内のガーデニングショップ、「ヨネヤマプランテイション(本店)」で購入してきました。
ガーデニングショップの様子は、下記の記事でご紹介しています。

2023年6月25日(June 25, 2023)

記録開始時の「エリナケア」の様子です。

現状、展開している葉数は、13~14枚ほど。
直径はおよそ7~8cmなので、かわいらしいサイズ感です!
購入時から植え替えていないので、使われている土の詳細は分かりませんが、少なくとも表土には「赤玉土」の小粒が使われているようです。

小型品種で、白いトゲが特徴的

“アロエ”と言われると、路地で育つ大きな植物をイメージしますが、アロエにもさまざまな品種が存在します!
「エリナケア」は、アロエの中では小型品種で、多肉質な葉に付ける無数の白いトゲが特徴的です。

そのキレイな色合いとイカツイすがたから、アロエ属を代表するほどの高い人気を誇っています

成長速度は遅く、ガーデニングショップに並ぶ「エリナケア」は、だいたいの株が直径15cm以下の個体。
調べた限りでは、直径50~60cmぐらいまで成長するようなので、小型品種といっても結構なサイズまで成長します!

お迎えしてから半年以上は経過していますが、今のところ、大きく成長する様子はありません。
調子がよくないのか、ひと回りほど、株のサイズが小さくなった気がします…。

これまでに大きく育った「エリナケア」は見たことがないので、実際はどこまで大きく育つのか、楽しみに育てていきます

2024年10月12日(October 12, 2024)

前回の記録から、約1年4か月が経過しました。

ほとんど成長していないと思っていましたが、前回の写真と見比べてみると、大きく成長している様子が伝わってきます!

葉数もさらに10枚ほど増えましたが、あたらしく展開している葉が、以前から生えている葉よりも長くなったことで、株のサイズがUPしました!

葉先のトゲを茶色や黒っぽく染めるのは、調子を崩しているわけではなく、「エリナケア」の個性だと思います
『白+茶色+黒』の組み合わせが、あざやかで魅力的です!

トゲも、少しだけ太くなったことからも、ワイルドな見た目に磨きがかかりました

表土にあった「赤玉土」は、土の表面を飾る“化粧石”として、使用されていただけのようです。
今は、他の園芸用土も使われていることが、見た目でも分かります。
水やりを重ねるごとに、下に植わっていた培養土が、徐々に表面に浮き上がってきたのでしょう。

エリナケアの植え替えをしました

鉢のサイズが小さくなってきたもあり、大きな鉢に植え替え、株の成長を促すことにしました!
鉢から、「エリナケア」を抜いたときの様子です。

太めの根をとても多く生やし、もう少し育てていたら根詰まりを起こし、体調を崩していた可能性があります。
元気がよさそうな根もありますが、黒っぽくて、すでに機能していない根も見受けられます。

枯れて黒くなった下葉も株元に密集していたので、このまま放置していたら、蒸れの原因になりかねない状況でした。
植え替えのタイミングで、下葉も整理しました!

次の春まで、植え替えを見送ろうか迷っていましたが、このタイミングで植え替えてよかったと思います

そして、あたらしい培養土に「エリナケア」を植え込みました!

株のサイズと比べると、ふた回りほど大きな鉢に植えましたが、排水性のよい土に植えているので、トラブルを起こすリスクは低いでしょう。

自宅では、植え替え直後から水やりを再開することが多いですが、今回は根のダメージが落ち着くまで、1~2週間ほど水やりを控えます。

あたらしい鉢は、プレステラ120深鉢というスリット鉢を使用しました。
スリット鉢のメリットなどは、下記の記事で詳しくご紹介しています

2024年11月18日(November 18, 2024)

前回の記録から、約1か月が経過しました。

「エリナケア」が水分を吸い上げ、葉が外側に開いてきました!

葉が開くのは、根がしっかりと培養土になじんだ証拠です!

暖かい季節は屋外で育ててきましたが、これから、最低気温がひと桁に差しかかるタイミングなので、室内に取り込みます。
「エリナケア」は寒さに強い品種ですが、春までは室内で育成し、過保護気味に育てていきます

2025年1月27日(January 27, 2025)

前回の記録から、約2か月後の「エリナケア」の様子です。

さらに株が大きくなり、見ごたえのある株に成長してきました!

植え替えをしてから、成長速度が上がったので、もともとの鉢が小さく成育しづらい環境だったのかもしれません。

自宅の室内育成の環境では、培養土にコケが繁殖してしまうので、土の見た目が暗めな色合いに変色します…。

(更新中)

自宅で育てているアロエの成長記録は、下記の記事でまとめています
よろしければ、あわせてチェックしてみてください

アロエ「エリナケア」の育成環境

「エリナケア」は、標高1,000m前後のエリアに多く自生する、高山性に近い植物です。
そのため、涼しい季節ではよく成育するものの、暑さはそこまで得意ではありません。
暖かい季節を好む「春秋型」の品種として育てることで、健康的な成育を見せてくれるでしょう。

日当たり

「エリナケア」は、強い光が好むので、夏以外は直射日光に当てることが望まれます。
なるべく多くの日に当てないと、葉が間延びする「徒長」を起こすリスクが高まります。

自宅では、春から秋まで直射日光に当てて育てていますが、夏の直射日光は少しキツそう…。
冬は、植物育成用LEDライトに当てて、育てています。
LEDライトの照射時間は、1日あたり10時間です。
毎日決まった時間、光量を確保できているので、冬でも一定の成長を見せています。

水やり

「エリナケア」は、乾燥した地域で暮らす多肉植物です。
水やりは控えめにし、乾燥気味に育てていくことで、健康的に育てられるでしょう。

秋から春までのあいだは、土が完全に乾いたら、水を与えています。
「エリナケア」は高温多湿な環境が苦手なので、夏に水やりの頻度が高いと、『酷暑+蒸れ』の影響で枯れるリスクが高まります。
暑い季節は、1か月に1~2回ほどの水やりで、夏越しをするのが基本的な育て方。
涼しい環境を確保できるなら、涼しい場所で育てた方が無難です。

冬に強い光量を確保できない場合は、水やりを控えめにした方が、徒長するリスクを軽減させることができます。

肥料

「エリナケア」は、成育するために、多くの肥料分と必要としません。
春と秋の成長期に少量の肥料を与えることで、旺盛な成長を見せてくれます。

自宅では、「エリナケア」を植えている培養土に、固形肥料(緩効性肥料)を入れています。
液体肥料は、ほとんど与えていません。

「エリナケア」に与えている固形肥料は、「マグァンプ」です。
大粒のタイプだと、約2年間も効果が持続するので、こまめに追肥をしなくてもよい点は、ありがたいメリットと言えるでしょう。
アロエや、アガベ、塊根植物などにも定番の肥料です。

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