ダイソーの観葉植物
コーヒーの木(コーヒーノキ)の基本データ
育 て 易 さ:★★★☆☆
成 長 速 度:★★★★☆
入手し易さ:★★★★★
耐 寒 性:★★☆☆☆(耐寒温度(目安):10℃)
耐 暑 性:★★★★☆(強い光に弱い)
原産地:エチオピア(アビシニア高原)、西アフリカ、コンゴ
花言葉:一緒に休みましょう
科・属:アカネ科・コーヒーノキ属(コフィア属)
学 名:coffea arabica(コーヒー・アラビカ)
別 名:アラビアコーヒー
コーヒーの木(コーヒーノキ)の成長記録
100円ショップで購入した「コーヒーの木(コーヒーノキ):coffea arabica」の成長記録を付けていきます
2023年9月23日(September 23, 2023)
まずは、記録開始時の「コーヒーの木」の様子です。
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葉の表面には葉脈がハッキリとあらわれ、光沢感がある点も印象的です。
株の高さは15cm程度で、葉の枚数は20枚ほど。背丈の割に多くの葉を広げています
「コーヒーの木」が販売されていた売り場は、暗い環境のため、今は強い光への耐性をもっていないでしょう。
まずは直射日光が当たらない、屋外の日陰で育てていきます。
コーヒーの豆が収穫できるまでは3〜5年
豆の収穫を目的にするなら、すでに大きく育った苗を購入し、育てた方が早く楽しめます。
樹高7~8mまで育つが、収穫目当ての場合は2~3mほどの高さに調整している
ただしコーヒーの実を収穫する場合は、剪定を繰り返し、2~3mほどの樹高に調整しながら育てられています。
7~8mほどの高さにある実を収穫するのはカンタンなことではありませんが、2~3mほどの高さであれば、なんとか収集できそうです
100円ショップではめずらしい品種
これまで、100円ショップの植物コーナーで「コーヒーの木」が販売されている光景を見たのは、一度きり。
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100円ショップでも「コーヒーの木」が販売されているのか!
と、少し驚いたほどです。
花言葉は一緒に休みましょう
ツヤ出しスプレーが不要な品種?
観葉植物の葉をキレイにし、ツヤを出すスプレーが市販されています。
このスプレーを使用すれば、人工的に、観葉植物の葉に光沢感を演出することもできます。
ただし「コーヒーの木」の葉は、スプレーを使用しなくても十分に光沢を放っているため、元気に育てられれば、スプレーを使用する必要がないかもしれません。
2023年10月14日(October 14, 2023)
前回の記録後に植え替え、約3週間が経過しました。
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植物は、お迎え直後の「急激な環境の変化」に強いストレスを感じ、調子を崩すこともめずらしくありません。
100円ショップ産の小さな植物は、特に注意する必要があります
一部の葉が焼けてしまいました
「コーヒーの木」の葉を観察すると、下葉の一部が焼けた跡があります。
日陰で育てていたつもりしたが、時間帯によって直射日光が当たっていたようです…。
コーヒーの木を植え替えました
秋の成長期のタイミングで、「コーヒーの木」を植え替えました。
使用した培養土は、元肥が配合された市販の「観葉植物用の土」です。
ちなみに、ハイポネックス社の「マグァンプ」から、2024年、あたらしい商品が市販されました。
生活排水などから回収した『再生リンサン』を配合し、環境に配慮された肥料です。
肥料をおもちでない方、おもちの肥料が少なくなっている方は、いちどチェックしてみてください。
2023年12月2日(December 2, 2023)
前回の記録から1か月半が経過し、12月に突入しました。
「コーヒーの木」を育てている場所は、最低気温がひと桁に下がる日が多くなってきたため、室内に取り込みました。
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葉の大部分はキレイな状態を保っていますが、以前とは違う部分でも、葉焼けを起こしています…。
「コーヒーの木」の耐寒温度は10℃とされていますが、10℃以下の環境でも屋外で育てていたことが、不調の原因かもしれません。
「コーヒーの木」の休眠期に差しかかっていますが、なんとか暖かい季節まで、枯らさずに育てていきたいところです
植物の寒さ対策は、以下の記事でご紹介しています
エアコンを使用する以外にも寒さ対策はあるので、ご興味があればお読みください
2024年5月9日(May 9, 2024)
前回の記録から約5か月が経過しました。
寒い冬を乗り越え、暖かい季節にたどり着いたものの、ダメージを負った「コーヒーの木」の様子です。
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4分の1ほどの葉が茶色っぽく変色し、不調な様子がうかがえます。
不調の原因は水のやらなすぎ
冬は土が乾きづらくなり、根腐れのリスクが高まる季節です。
水切れを起こすと、葉が顕著に萎れる
「コーヒーの木」は、水切れを起こすと、葉が顕著に萎れてきます。
コーヒーの木を植え替えました
1~2か月ほど前まで枯れる寸前の状態でしたが、気温の上昇とともに「コーヒーの木」に復活の傾向が見られます
夏を迎える前に調子を取り戻し、酷暑を超えられる体力を身につけてほしいところです。
2024年9月16日(September 16, 2024)
「コーヒーの木」の成長記録を付けはじめてから、約1年間が経過しました。
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前回の記録以降、順調な成長を見せていた「コーヒーの木」でしたが、1か月ほど前から葉焼けを起こし、今はふたたび調子が悪そうな様子です
「コーヒーの木」の背丈は、30cm弱ほどまで高くなりました
ここまで調子を崩していても、光沢感を発しているすがたを見ていると、「コーヒーの木」が
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なんとか、生き抜こう!
と、強い意志をもった様子が伝わってきます。
茶色く変色した葉は剪定しました
写真を撮る前に、茶色く変色した葉が重なり合っていたため、風通しを改善するために剪定しました。
「コーヒーの木」は暑さに強いはずですが、ダメージが止まらないようであれば、酷暑による影響も考えられます。
いったん、涼しい室内に取り込む必要があるかもしれません。
これまでほとんど一年中、なんらかのダメージを負っている「コーヒーの木」ですが、引き続きなんとか枯らさずに育てていきたいところです。
(更新中)
100円ショップ産の観葉植物は、「コーヒーの木」以外の品種についても、成長記録を付けています
下記の記事でまとめているので、よろしければあわせてお読みください


コーヒーの木(コーヒーノキ)の育成環境
日当たり
「コーヒーの木」は、他の観葉植物よりも日光を苦手としている印象です。
特に暑い季節に屋外で育てる場合は、午前中の直射日光でも、葉焼けを起こすリスクがあります。
理想の環境は、屋外の日陰です。
自宅では、春から秋まで、直射日光が当たりづらい屋外で育ててますが、1日1~2時間は直射日光に当たる環境です。
その結果、葉焼けを毎年起こしています…。
「コーヒーの木」は寒さに弱いため、冬のあいだは暖かい室内に取り込み、植物育成LEDライトを少し遠くから当てています。
耐陰性(たいいんせい)が高く、ある程度、日当たりがよくない環境でも育てられる植物です。
室内で育てる場合は、レースのカーテン越しの光を当てて、育てていきます。
「コーヒーの木」は、大きく成熟するほど耐陰性が低くなるため、日当たりがよくする必要が出てきます。
水やり
「コーヒーの木」は、水が多すぎる環境を苦手としているため、表土が乾いたら水やりをするのが基本的な水やりサイクルです。
「コーヒーの木」はある程度の乾燥には耐えられると言われていますが、自宅の株はまだ小さく、乾燥した環境ではすぐにダメージを負ってしまいます…。
排水性&通気性に優れた培養土を使用し、水やりの頻度で調整していくのがよいでしょう。
自宅では、春から秋まで雨が当たらない自宅の軒下に置き、表土が乾いたタイミングで、水やりをしています。
冬は、土の中までしっかりと乾いてから、水やりをしています。
水やりを控えめにすることで「コーヒーの木」の耐寒性を上げられますが、水やりを少なすぎると、ダメージが出てしまうことも…。
冬のあいだでも、最低限の水やりは行い、葉に水をかける「葉水」も行うことが重要です。
「葉水」を高い頻度を上げられれば、土から与える水やりの頻度を下げられ、根腐れのリスクを下げられます。
100円ショップでも、植物の「葉水」を行えるグッズが市販されています。
以下の記事でご紹介しているため、よろしければ参考にしてみてください。
肥料
「コーヒーの木」は葉がたくさん生い茂ることから、多くの肥料分を必要としそうですが、実際にはそこまで多くの肥料分を必要としません。
肥料の与えすぎには、注意が必要です
自宅の「コーヒーの木」を植えている観葉植物用の培養土には、元肥(固形肥料)が配合されています。
春と秋には成長を促すために、液体肥料を与えることもありますが、固形肥料のみで十分でしょう。
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