リトープス(Lithops)の育て方・成長記録~冬型の多肉植物~(継続更新中) 

“脱皮する”多肉植物

目次

リトープスの基本データ

育 て 易 さ:測定中
成 長 速 度:★☆☆☆☆
入手し易さ:★★★☆☆
耐 寒 性:★★★★☆(耐寒温度(目安):5℃)
耐 暑 性:★★★☆☆

原産地:南アフリカ・ナミビア
原産地の特徴①:降水量は少なく、日本の3分の1程度。
原産地の特徴②:年間を通してみると、日本の夏と冬ほど気温差はない。
原産地の特徴③:北半球と南半球では季節が逆になるが、日本が北半球でリトープスは南半球に自生しているため、暑い時期が1〜3月で、寒い時期6~8月頃の地域に自生。

花言葉:『こよなき魅力』、『用心深い』
科・属:ハマミズナ科 リトープス属
学名:Lithops(リトープス)

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リトープスの成長記録

多肉植物には、人の背を超える品種もなかにはありますが、大部分が小型から中型ぐらいのサイズ感です。
小型を超えて、超小型なサイズ感の多肉植物「リトープス」の成長記録です!

リトープス”という名前は、ギリシャ語で「石(lithos)」と「似る(ops)」が由来となっており、見た目に表れている通り石に似ていることから、名付けられている植物です!

2023年10月30日

神奈川県川崎市にある多肉植物専門店、「タナベフラワー」で開催された多肉植物のイベントに行ったときに、「リトープス・ミックス」という名前で販売されていたのを購入してきました!

「リトープス」の中にもいろいろな品種がありますが、さまざまなリトープスを育ててみたかったのが“ミックス”を購入した理由です。

「リトープス」は、乾燥地帯で生息していくために必要な水を体内にため込むために多肉質なカタチに、そして草食系の動物から食べられないように石や砂利に擬態をしたことで、今の見た目に進化したと言われている多肉植物です。

「リトープス」には色とりどりの様々な品種があり、見た目の美しさから別名「砂漠の宝石」とも呼ばれていて、秋から春までの涼しい時期が成長期とされる、冬型の多肉植物の代表品種ともいえる植物です!

春先には葉が中央部分から裂けて中から新しい株が出てくる、まるで爬虫類が脱皮をするような成長過程をふみ、徐々に大きくなっていくようです。

2023年12月2日

自宅で「リトープス」を育て始めてから、約1か月が経過しました。

基本的に、お日様の光が好きな多肉植物なので、自宅では直射日光にあてて育てています。

お迎え直後に1株だけ勢いよく萎れていき、そのまま枯れてしまいましたが、残りの「リトープス」たちは今のところ元気に過ごしています!
枯れてしまった原因は正直分かりませんが、「ここまで跡形もなくなるのか・・・。」というぐらい、枯れていきました。
リトープスに限らず、小さいうちに枯れてしまった植物は、どこに行ったのか分からないぐらい枯れてなくなってしまうことから、“溶ける”とも言われますが、本当にそんな感じでした。

購入時は右下にオレンジ色のリトープスがいました。

とても成長が遅い植物のようですが、1か月前の写真と比較すると少しだけ植わっている鉢が小さく見えるので、残った「リトープス」たちの成長は確認できます!

いくら“冬型の多肉植物”といえども、寒すぎる環境であったり霜にあたったりするのは苦手なようです。
12月に入ってから屋外は最低気温1桁の日が続いているので、すこし心配なところですが、最低気温が5℃を下回っていないので、引き続き直射日光のあたる屋外の環境で育てています。

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2024年4月3日

結局、真冬の時期だけは室内に取り込みましたが、冬の間も基本的に屋外で育成していました。

そして季節は春になり、「リトープス」が殻を脱いで成長していく姿を、初めて見ることができました。
たしかに爬虫類が脱皮をしていくようにも見えます!

まだ脱皮をし始める様子のない品種、これから脱皮をしようとしている品種、脱皮の最中である品種、脱皮を終えかけている品種など、いろいろな「リトープス」が確認できます!

わたしは“リトープス愛好家”ではないので、それぞれの「リトープス」の品種名までは分かりませんが、いろいろな品種が育てられている“ミックス”にして良かったと思います!

脱皮をする際に、周囲の「リトープス」がすこし邪魔になっている気もします。

2024年5月9日

無事に、すべての「リトープス」が殻を破るようにして、一回り大きく成長しました!

自宅にお迎えしたときから約半年間かけて、2倍ぐらいの大きさにまで成長しました!

脱皮後に、植えられていた鉢が小さくなってしまったように思います。
鉢内の人口密度が上がったので、現状では、秋には植え替えた方が良いのでしょう。

「リトープス」は夏に成長が緩慢になり、秋からまた成長を始める植物なので、植え替えの適期とされているのは、夏の終わりごろから11月ごろです。

もっと成長速度が遅い多肉植物だと思っていましたが、思っていたよりもずっと、成長速度の早い多肉植物ですね!

(継続更新中)

自宅では、たねからも「リトープス」を育てています。

リトープスの育成環境

日当たり
屋外の、なるべく長時間直射日光のあたる場所で育てます。
真冬以外は、屋外の直射日光をあてています。
夏の間は、エアコンの効いた涼しい室内で育てるつもりです。

水やり
雨があたらない軒下で育て、鉢内の用土が完全に乾いたタイミングで水やりをしています。
水やりスパンでいうと、約10日おきぐらいの頻度ですね。

肥料
購入時の用土に植わっているので、用土の中に肥料が入っているのか分かりかねます。
液体肥料を月に2度ほど与えています。

液体肥料を与えるときには、一緒に活力剤の「リキダス」を与えています。
植物の成育には、肥料や活力剤だけではなく水や光などの要素が絡んでくるので、一概に活力剤だけの効果を測ることはできませんが、個人的には「リキダス」を与えると、植物が元気になったような気がしています。

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