~マイホームで緑と暮らす~
植物が大好きな方が住む家には、植物を育てられる育成環境があることが最低不可欠となります。
最近では、植物育成用のライトをはじめとして園芸を取り巻く設備機器もどんどん進化してきているので、室内でも植物にとって望ましい環境を維持することが可能となりました!
ただし、設備機器を使用することにより、“電気代”というランニングコストで負担が増えます!
電化製品を使わずに自然の環境のなかで育てられるのであれば、それに越したことはありませんよね。
また、かなりの豪邸でない限り、室内の育成スペースには限りがあるものです。
今回は、植物が大好きな方が住むべき住宅の条件について深堀りしていきます!
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植物愛好家が住むべき家の条件
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1:南面に建造物があるか
植物に日があたるかどうかは、植物愛好家にとってはもっとも重要なポイントです!
植物愛好家ではなくとも「日当たり」は重視されるポイントですが、「間取り」や「立地」と比較すると優先順位は劣ってしまいがちです。
特に「サボテン」や「アガベ」、「エケベリア」等の多肉植物の仲間は、強い光を求める品種が多いので、直射日光が長時間あたる場所があればグングン成長するでしょう。
立地条件にもよりますが、なかなか四方に建造物がない環境は少ないと思うので、最低でも南側に建造物があるかどうか、または今後建築予定があるかどうかは気にしたいところ!
夏と冬では住宅にあたる日当たりがまったく異なるので、夏に日当たりがよい場所でも、冬には建造物の陰になってまったく光が届かないケースもあります。
2:風通し
屋外であっても、バルコニーの手すりが高くて奥まったところでは、思ったほど風が通り抜けないことがあります。
その場合には、植物を高いところに設置することや植物の下にすのこ等をひくことで、多少風通しの改善が図れますが、そもそも風通しがよい植物育成スペースであれば、対策も必要ありません。
逆に、風通しが良すぎるのも植物にとってマイナスとなることもあるので、一概にはいえませんが、周りに風通しに悪影響を与えるものがないかどうかチェックすることが重要です!
ひとも春先や、台風時の強風などは不快に思いますが、「そよ風」程度のやわらかい風には心地よさを覚えるので、そういった風を植物にも提供してあげれたらいいですね。
3:水栓の有無
水栓があるのと無いのでは、ガーデニング作業効率に大きな影響がでます!
植物に与える水やりは、「鉢底から流れ出てくるまで」の量を与えるのが基本。
これは、土の中にいる雑菌や害虫を鉢の底から洗い流し、鉢内の酸素も入れ替えることを目的としていますが、鉢が大きめなサイズだと結構な量の水を与えないと鉢底から水が流れ出てこないものです。
水栓があれば、そこにホースをつなぎホースから直接水やりをすることができますが、水栓が無い場合に多くの植物に水やりをするのは、想像以上に時間がかかります。
容量の大きいジョウロを使用することで、いくらか水道の蛇口と植物育成スペースの往復が減りますが、ジョウロが重すぎるとそれはそれで大変なので、水栓の有無もチェックポイントです!
4:お庭などのスペース
マンションにもベランダがあるので、ベランダで植物を育てることができますが、お庭や花壇などがあれば、家の中もお庭も自分らしさを表現できるマイホームとなります!
開放的なお庭でのガーデニング作業を行うことで、自分自身の心を落ち着かせ、考えを整理することにもつながるでしょう。
地植えはできないものの、戸建ての屋上やマンションのルーフバルコニーは、周囲に光や風を遮るものが無く、植物愛好家が理想とする空間です。
最近では高級植物が盗難されることもあるようですが、盗難される心配も少ない安心感もありますね。
5:採光部分(窓)が多い
住宅を建てる場合には、「居室の床面積の7分の1以上は採光部分を確保する」ルールがあるので、住宅は一定面積の窓が確保されていますが、窓の大きさや数は住宅それぞれで違います。
窓の数や大きさによっては、せっかく家の方角がよくても、お部屋がイマイチ明るくならないことにも。
屋外から窓を通して多くの光が入ってくれば、観葉植物などを室内でも伸び伸びと育てることができます。
植物が太陽の光を自分自身のエネルギーに変える「光合成」をすることは、義務教育でも取り上げられるテーマですが、ひとも「ビタミンD」という栄養素を太陽の光からつくっているので、採光の多い環境下であれば、植物もひとも元気に生活できること間違いなしです!
6:近隣にガーデニングショップがあるかどうか
植物や園芸用品、さらにはめずらしい植物のタネでさえもインターネットやフリマアプリなどで購入できる時代ですが、家の近くにガーデニングショップがあると、なにかと便利なのは間違いありません!
重量のある園芸用土は、インターネットで購入すると結構な送料がかかるため、ガーデニングショップで購入した方が安く入手できる傾向にあります。
さらに、ガーデニングショップでは実践的な園芸教室が開催され、インターネットでは学ぶことのできない園芸レベルの向上につながるチャンスが転がっていることもあります!
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まとめ
以上、植物が大好きな方が住むべき住宅の条件のご紹介でした!
植物好きの自分としては、自分だけのビニールハウスをいつか持ちたいと思っていますが、目の前の環境を大事にすることも重要ですね。
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