オベサにそっくりな多肉
ユーフォルビア「シンメトリカ」(子吹き)の基本データ
育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★☆☆☆(株自体の成長は早くないが、よく増える)
入手し易さ:★★★☆☆
耐 寒 性:★★★★★(耐寒温度(目安):0℃)
耐 暑 性:★★★★☆
原産地:南アフリカ(北ケープ州)
花言葉:明るく照らして、控え目、地味
科・属:トウダイグサ科・ユーフォルビア属
学 名:Euphorbia obesa ssp. symmetrica(ユーフォルビア オベサ シンメトリカ)
ユーフォルビア「シンメトリカ」(子吹き)の成長記録
ユーフォルビア属の多肉植物「シンメトリカ(Euphorbia obesa ssp. symmetrica)」の成長記録を付けていきます
多肉植物専門店で、『子吹きタイプ』として入手した株です。
2022年12月1日(December 1, 2022)
記録開始時の、「シンメトリカ」の様子です。
すでに、親株の周りには、子株をたくさん付けています。
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購入時は、小さな子株を2つほど付けた状態でしたが、ここ1~2年で子がどんどん増えてきました!
ある程度大きくなった子株は親株から外し、発根させることで、あたらしくひとつの個体として育てることができます!
ただし、子だくさんで群生するすがたが好きなので、子株は外さずに育てていこうと思います!
サボテンの仲間ではない
「シンメトリカ」は緑一色に染めた身体に、ゼブラ柄の模様を付け、球状のすがたをしているのが特徴的です。
サボテンとユーフォルビア(多肉植物)の違いは、刺座(しざ)という器官の有無です。
詳しくは、下記の記事でご紹介しています。
オベサの亜種(あしゅ)
同じユーフォルビア属の多肉植物には、見た目がそっくりな「オベサ」という品種がいます。
「シンメトリカ」はオベサの“亜種”(あしゅ)に、位置づけられている品種です。
ちなみに“亜種”の定義は、植物学者によっても、見解が分かれているようです。
わたしの理解では『別種とは区別するほどの大きな差は無いが、原種と比べると、わずかに差がある種類』のこと。
“亜種”を英語であらわすと「Subspecies(サブスピーシーズ)」で、園芸ではその略称として「ssp.」と表記されることが一般的です。
シンメトリカとオベサの違い
「シンメトリカ」と「オベサ」の違いは、以下の通り。
- シンメトリカ
- 縦にも横にも成長し、球状を保ちやすい
- オベサ
- 小さいうちは球状だが、株が大きくなると、徐々に縦長に成長する
ただし、株が小さいときは、ほとんど同じすがたをしています。
おもに、「シンメトリカ」は子を吹き群生するタイプが多く流通し、「オベサ」は子を吹かずに単頭で成長する株が、流通しています。
しかし、「シンメトリカ」にも「オベサ」にも子を吹かない“単頭タイプ”と“子吹きタイプ”はいるので、一概に子を吹いているから「シンメトリカ」という判断はできません。
自宅では単頭タイプの「オベサ」も育てていて、「オベサ」は1年に何回か開花していますが、「シンメトリカ」はまだ開花していません。
自宅で育てている「オベサ」は、下記の記事で成長記録を付けています
オベサが自然に発芽
「シンメトリカ」の鉢の中で、「オベサ」らしき植物が、自然に発芽していました。
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かなり徒長が進行し、根が土にうまく潜り込めていない様子です。
いつの間にか、すぐ近くで育てているオベサのタネが飛んできて、鉢内に着地し、発芽していたようです。
2024年1月20日(January 20, 2024)
前回の記録から、約1年が経過しました。
寒さがピークを迎える季節ですが、「シンメトリカ」は、室内に取り込まず、屋外の簡易ビニールハウス内で育成しています。
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寒い環境の中で、肌を茶色っぽく変色させていますが、大きなダメージではなさそうです。
雨や風、さらに雪や霜も防ぐことのできる場所なので、春までこの場所で育てていきます。
冬に植物の大敵となる存在に、雨や雪の存在もありますが、特に、霜には気を付けたいところです。
雨や雪は、天気予報を確認していればある程度防げますが、霜は気付けば降りてくる存在なので、雨や雪より防ぎづらいのが厄介です…。
「簡易ビニールハウス」は、下記の記事で詳しく書いています。
冬に有効活用することができれば、植物愛好家の味方になる園芸グッズなので、ご興味があればお読みください。
2024年4月9日(April 9, 2024)
前回の記録から、約3か月が経過した「シンメトリカ」の様子です。
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本来の健康的な緑色が薄れて、赤茶色の見た目になってしまいました…。
しかし、危険信号は点滅しているものの、まだ完全に、枯れているわけではなさそうです。
原因は、晴れの日に簡易ビニールハウスの出入り口を、閉め切った状態にしてしまったこと…。
密封状態だと、日中に高温になってしまうので、それが原因だと思います。
暖かさを感じ、あたらしく成長を再開した部分は、キレイな緑色をしているので、無事に冬を越せたと捉えています!
2024年8月19日(August 19, 2024)
前回の記録から、約4か月が経過しました。
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自宅ではまだありませんが、子株は成長をしていくと、お互いの子株同士がギュウギュウに押し合うことで、ある日ポロッと取れてしまうこともあるそうです。
2025年1月30日(January 30, 2025)
前回の記録から、約5か月後の「シンメトリカ」です。
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今回の冬は、簡易ビニールハウスの中に入れず、風に直接当たる環境で育てています。
「シンメトリカ」を植えている鉢の底から、雑草が生えてきました…。
冬は水やりをほとんどせず、この角度では太陽の光も当たりづらいですが、雑草の生命力には驚かされます!
自宅の育成環境では、最低気温が氷点下になる日は、数年に一度到来するぐらいです。
「シンメトリカ」は、このぐらいの寒さであれば、ダメージを受けづらいです。
引き続き、多くの子株を付けながら成長していく「シンメトリカ」の成長記録を、付けていきたいと思います
(更新中)
ユーフォルビアの多肉植物の成長記録は、エケベリア属、ハオルチア属の植物と一緒に下記の記事でまとめています
よろしければ、あわせてお読みください
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ユーフォルビア「シンメトリカ」(子吹き)の育成環境
日当たり
「シンメトリカ」は、ある程度の寒さに耐えることができますが、暑さには注意が必要です
成長期は、春と秋の暖かい季節。
一年を通して、基本的によく日に当てることで、健康的に育てることができるでしょう。
自宅では、春と秋、そして冬の季節は、直射日光がよく当たる屋外で育てています。
夏は、直射日光が直接当たらない、屋外の日陰で育てています。
サボテンにも近いすがたをしているので、真夏の直射日光を浴びてもグングン成長しそうですが、強い光を浴びると焼けてしまうことがあるので、特に夏の直射日光は避けた方が無難です
季節ごとに、日当たりを調整することが必要な品種といえるでしょう
冬はほとんど成長をしないものの、なるべく太陽の光に当てることで、耐寒性を上げることができます。
耐寒性向上については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
水やり
「シンメトリカ」は、日本よりも降水量の少ない南アフリカで暮らしているので、乾燥には強く、多湿の環境は苦手です。
乾燥気味に育てることで、健康的な成育を見せてくれるでしょう。
自宅では、春から秋までは、雨が降らない日が1週間ほど続き土が完全に乾いたら、水やりをしています。
冬は月に1回程度、よく晴れた、気温が高い日に水やりをしています。
水やりをするときは、鉢底から水が流れ出てくるまでたっぷりと。
水やりの際に、鉢内に新鮮な空気を補充するイメージです。
冬でも鉢底から水が流れ出てくるまでたっぷりと与えていますが、氷点下まで下がる地域では、水やりの量を減らした方がよいと思います。
排水性&通気性のよい土を使用することで、水やりのトラブルを軽減させることができるでしょう
水やりは、下記の記事で詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてみてください
肥料
「シンメトリカ」は、肥料分の少ない土壌で暮らしている植物のため、多くの肥料分を必要としません。
まったく肥料を与えなくても成育していけますが、少量の肥料を与えることで、元気よく育ちます。
自宅では、植え替えの際に、固形肥料(緩効性肥料)を土に混ぜ込んでいます。
春と秋の季節は月に1度程度、『サボテン類』と同じ希釈率で液体肥料を与えていますが、固形肥料を与えているなら液体肥料を与えなくてもよいでしょう。
液体肥料を与えるときは、活力剤を一緒に与えています。
自宅で「シンメトリカ」に使用している肥料と活力剤は、下記のものです。
肥料などは、与え過ぎに注意が必要ですが、用法容量を守ることで、植物の成長速度を加速させることができます
≪水に溶かして使用する肥料≫
≪肥料とあわせて使用する活力剤≫
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