エスニック料理にも
スーパーで買うのもよいですが、もっと手軽に新鮮なパクチーが手に入ったら、料理の幅が広がるでしょう。
育てていく中で気づいた「これを知っていれば、もっとスムーズに育てられた…!」という栽培のコツや、長く収穫を楽しむためのポイントもお伝えしています
「パクチー」の基本データ
育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★★★☆
入手し易さ:★★★★☆
耐 寒 性:★★★★☆(10℃以下ですぐに枯れるわけではないが、成長が停止する)
耐 暑 性:★★☆☆☆
原産地:地中海沿岸、中東地域
科・属:セリ科・コエンドロ属
学 名:Coriandrum sativum(コリアンダー・サティバム)
別 名:香菜(シャンツァイ)、コリアンダー、コエンドロ
ダイソー産「パクチー」の種
ダイソー産の「パクチー」の種です。
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100円ショップの野菜の種は、売り場の片隅で、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか!?
パッケージに「プランターでも簡単に栽培」と記載されているとおり、お庭がなくても育てられる野菜のひとつです
ダイソー産「パクチー」の種まき&その後の経過
用意したもの
種まきにあたり、準備したものは以下のとおりです。
- 植木鉢
- 5号鉢(直径15cm)程度のもの
- 培養土
- 野菜の培養土
今回使用したのは、以下のハイポネックスの培養土です。
100円ショップでも培養土の販売がありますが、品質が悪かったり、内容量を踏まえると割高だったりします。
培養土は園芸店やホームセンター、インターネットで、園芸用土メーカーから市販されているものを購入した方が、ミスなく家庭菜園を楽しめるでしょう。
種まき初日(2025年5月3日)
種のまきどきは3~5月、または9~10月ごろ
「パクチー」の種のまきどきは3~5月、または9~10月ごろです。
「パクチー」の旬の季節は春とされていますが、秋に種をまけば、収穫時期を長くできます。
植え替えを嫌う性質がある
「パクチー」は、他の植物以上に植え替えを苦手としています。
20cmほど深さがある植木鉢に種をまき、そのまま同じ鉢で育てれば、植え替えをしなくて済むため、トラブルのリスクを下げられるでしょう。
種まきから13日後(2025年5月16日)
種をまいてから、13日が経過しました。
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緑色の草が生えてきている様子が、確認できます。
雑草にも見えますが、ここまで早く、新品の培養土に雑草は生えないと思うので、これが「パクチー」の幼苗でしょう。
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20粒ほどの種をまいた中で発芽したのは4株だったため、発芽率はおよそ20%です。
想像していたよりも渋い発芽率ですが、無事に収穫までたどり着けるでしょうか…?
ちなみに「パクチー」は好光性種子のため、種の上に土を被せると、発芽を阻害する可能性があります。
また、後から知った情報では「パクチー」の種は硬いため、種をまく前日に水に浸けておくと、発芽率を上げられるのだそうです…!
種まきから42日後(2025年6月14日)
「パクチー」の種をまいてから、42日が経過しました。
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高さが20cmほどに成長したころが「パクチー」の収穫期のため、収穫まで、あと一息といったところでしょうか。
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今回使用した植木鉢は、5号サイズ(直径15cm)程度です。
野菜を育てる鉢としては大きくありませんが、思った以上に、順調に成長しました!
種まきから69日後(2025年7月11日)
種まきから69日が経過しました。
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収穫をサボっていたところ、花茎(かけい)が伸び、「パクチー」とは思えない細い葉を展開しています…。
花茎の先には、つぼみと思われるものを付けています。
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つぼみの段階では黄色っぽいです。
「パクチー」は開花すると、花や実を付ける作業にエネルギーを使い果たし、やがて枯れてしまいます。
今回は、葉が黄色く変色した部分もあることから、株ごと収穫することにしました。
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パクチーは、暑さに弱い植物です。
葉が黄色く変色したのは、暑い中で直射日光に当ててしまったことが原因だと思います…。
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鉢から抜いた瞬間、「パクチー」の独特な香りが漂いました
ちなみに「パクチー」は茎や葉だけではなく、根や花も食べられる野菜です。
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黄色く変色した程度であれば、葉も食べられますが、できれば緑色の葉を食べたいところですね…。
まとめ
発芽さえすれば、あとは比較的育てやすいパクチー。
自分で育てた新鮮なパクチーは、いつものエスニック料理に、アクセントを付けてくれるでしょう。
自宅で育てた家庭菜園の記録は以下の記事でご紹介しているため、ご興味があればお読みください
【バジルの記録】
【赤丸はつか大根の記録】
【マンゴーの記録】
【アボカドの記録】
種からまいた記録ではありませんが、100円ショップでは豆苗を清潔に再生できる「豆苗プランター」が販売されています
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