パキポディウム・ホロンベンセ(horombense)の育て方・成長記録(更新中)

コーデックス

目次

ホロンベンセの基本データ

育 て 易 さ:★★★★☆
成 長 速 度:★★☆☆☆
入手し易さ:★★★☆☆
耐 寒 性:★★★☆☆(耐寒温度(目安):10℃)
耐 暑 性:★★★★★

原産地:マダガスカル南部(ホロンべ高原)
原産地の特徴①:500m~1,000mの標高地に自生。
原産地の特徴②:1年中、強い南風が吹いている。
原産地の特徴③:日照時間が長く、日本の約2倍程度。
原産地の特徴④:年間を通して暖かく、最低気温が1桁まで下がることはほとんど無い。

※ホロンベ高原の気温等は調べられなかったため、マダガスカルの首都(アンタナナリボ)の情報です。

風水・花言葉:「永遠の愛」
科・属:キョウチクトウ科 パキポディウム属
学名:Pachypodium horombense

ホロンベンセの成長記録

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塊根植物、「パキポディウム・ホロンベンセ」の成長記録です!

幹の部分に水分を多くため込むことのできる塊根植物で、白っぽい塊根ボディからするどいトゲをつけるユニークな見た目をしています!

パキポディウムのなかには「恵比寿笑い」や「光堂(ひかりどう)」などのデリケートな品種もありますが、「ホロンベンセ」は強くて育てやすい初心者向けの品種です。

マダガスカルの“ホロンべ”高原という場所が原産地で、“ホロンベンセ”の名前はこの地名が由来となっています!

最低気温が10℃を下回らない春から秋の暖かい季節には成長を見せますが、秋から冬に変わる時期には葉を茶色くし、冬の間には、茶色の葉を落として、寒さに備えるための「休眠状態」に入ります。

2022年12月1日

複数の株をひとつの鉢のなかで育てているようにも見えますが、ひとつの株から分岐して育っています!
パキポディウムは、ほかの塊根植物と比べて太陽光が足りないと、幹がヒョロヒョロとした姿に徒長しやすいと感じていますが、「パキポディウム・ホロンベンセ」は、まだかろうじて徒長していないと思っています。

きわどいですが、徒長ではないということで・・・。

調べたところ、日本の年間日照時間はおおむね1,500時間から2,200時間なのに対して、パキポディウムの自生地であるマダガスカルでは、年間で約3,600時間の日照時間があるとのこと。
日本で日の出から日の入りまで直射日光にあてても、自生地と同じ日照時間の確保は難しいことになります。
そのため、パキポディウムに限らずマダガスカルを自生地とする植物は日照時間以外の要素(水やりや肥料)を少なめにしていくのがカッコ良い姿に育てていくコツなのだと思います!

2023年3月

そして、春になり休眠状態から目を覚まし、花芽をあげています!

「パキポディウム・ホロンベンセ」は黄色い花を咲かせるようですが、結局、今回は開花まではいかずに途中で花芽を落としてしまいました。
ほかに育てているパキポディウムでも、同じタイミングで同じ状況になりました。

落葉してからほとんど水やりをせずに育てていて、花芽をあげても断水を続けていましたが、花芽をあげたタイミングで水を与えても良かったのかもしれません。
手探りではあるものの、来年以降また花芽をあげることがあれば、そのタイミングから徐々に水やりを再開してみようと思います!

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2023年4月2日

花芽を落としてしまった以降は、葉も旺盛に展開して元気なようです!

「パキポディウム・ホロンベンセ」がギリギリ寒さに耐えることのできる温度は10℃程度ですが、今のところ”落葉”という休眠のサインを毎年だしているので、「冬にさしかかり、葉を落としたら室内に取り込む」「また春に葉を展開させてきたら屋外に出す」ことさえすれば、冬は問題なく越せています。

2024年4月23日

昨年は4月上旬にはある程度の葉を生やしていましたが、今年は4月下旬にさしかかる時期でも、まだ眠っていたいようです。

最低気温が10℃を下回る日がなくなったので、休眠状態ではあるものの、雨ざらしの育成場所へと移動させました。

肥料を与えていないので、ほとんど成長していないのかと思っていましたが、昨年の写真と比較すると一回り太くなっているのが分かります!
塊根植物は全体的に成長の遅い品種が多いですが、「パキポディウム・ホロンベンセ」も例に漏れず成長は遅いので、焦らずに徒長させないことを意識してマイペースに育てていこうと思います。

(継続更新中)

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ホロンベンセの育成環境

日当たり
春から秋までは、ベランダで朝から夕方まで直射日光があたる置き場で育てています。
冬は室内の窓際でガラス越しの日光と、植物育成用のLEDライトを当てています。

水やり
株が小さいうちは、土が乾いてから数日後に水やりをしていましたが、ある程度大きくなってからは雨水に水やりを任せています。
冬の間は断水し、あまりにも凹んでいた場合を除き水やりはしていません

肥料
液肥などは与えていません。
土に少量の遅効性肥料を混ぜています。
パキポディウムは植物育成用のLEDライトなどで強い光を確保できる場合を除き、肥料はあまり与えない方がよいと感じています。

わたしは基本的に屋外管理ですが、もしもパキポディウムを室内で育てるのであれば、強い光を確保する必要があるので、LEDライトは下記のものが良いです!

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