コスパ良く植物を楽しむ
100円ショップには、多くの「観葉植物」が売られているものです!
うまく育てることができれば、これ以上ないぐらい、コスパ良く観葉植物を入手することができます!
インテリアとして日々の生活に取り入れるも良し、観葉植物の育成を楽しんでも良しと、楽しみ方は多岐にわたるといえるでしょう!
これまで実際に100円ショップで購入して、自宅で育ててきた「観葉植物」の成長記録や育て方などを、ひとつの記事にまとめました!
「失敗は成功のもと」ということわざもありますが、これまでに100円ショップ産の観葉植物を枯らしてきた経験も、少なくありません・・・。
そういった失敗談も、あえて消さずに記事として残しているので、より参考になるではないかと考えています!
それぞれの観葉植物に詳細記事に飛べるようリンクを貼っていて、リンク先では植物の特徴や成長記録、実際に育成している環境などを、より詳細にまとめています
100円ショップの観葉植物をお迎えすることを検討されている方にとって、本記事を参考にしていただけると幸いです
ちなみに、100円ショップの「多肉植物&サボテン」についても、下記の記事でまとめています。
100均産の観葉植物のお迎えにあたって
100円ショップの観葉植物をお迎えするときに「もっとも重要なこと」は、たとえ、愛情をもって育てていた植物を枯らしてしまったとしても、必要以上に落ち込まないことです!
枯らしてしまったその「経験」を、次に植物を育てるときに自分自身の「経験値」として活かせることができれば、枯らしてしまった植物もきっと許してくれるはず・・・!
そもそも100円ショップの植物はまだまだ小さいので、株自体に体力が備わっておらず、環境の変化などにデリケートな性質をもっているものです。
大きな植物をお迎えするときよりも、100円ショップをお迎えするときは、慎重な対応が必要になるでしょう。
お迎え時の注意点については、下記の記事で書いているので、参考にしてみてください!
観葉植物たちの成長記録・育て方など
それでは、実際の観葉植物をご紹介していきます!
カシワバゴムノキ:Ficus lyrata
「カシワバゴムノキ(Ficus lyrata)」は、100円ショップでもよく見かける品種です!
お迎えしてきた時期も悪かったのか、自宅ではまだそこまで大きく成長していませんが、自宅で大きく育った「カシワバゴムノキ」をいつか見てみたいものです!
レア度 | ★☆☆☆☆ (よく見る) |
原産地 | 熱帯アフリカ |
花言葉 | 永遠の幸せ、永久の幸せ |
科・属 | クワ科・フィカス属 |
学 名 | Ficus lyrata(フィカス・リラータ) |
記録開始日 | 2024年5月6日から(継続中) |
植物園の温室などでも見かける品種のひとつで、「カシワバゴムノキ」をモチーフにしたフェイクグリーンを見かけることも、めずらしくありません。
さり気ないおしゃれさを演出してくれる、観葉植物といえるでしょう。
カポック(シェフレラ):Ceiba pentandra
100円ショップに並ぶ多くの植物の中でも、1位2位を争うぐらいのメジャーな品種、「カポック(Ceiba pentandra)」の成長記録は、下記の記事でご紹介しています。
レア度 | ★☆☆☆☆ (よく見る) |
原産地 | 台湾、中国南部 |
花言葉 | とても真面目、実直 |
科・属 | ウコギ科・フカノキ属(シェフレラ属) |
学 名 | Schefflera arboricola(シェフレラ・アルボリコラ) |
記録開始日 | 2023年1月7日から(継続中) |
暑い季節でも直射日光に当てて育てていましたが、お迎えしてからは毎年、葉焼けを起こしてしまっています・・・。
観葉植物は強すぎる光を苦手としているものですが、「カポック」も例に漏れず、強い光に耐性はもっていません。
特に、真夏の季節には直射日光を避けて育てた方が、健康的に育ってくれるでしょう
キングバンブー(ミリオンバンブー):Dracaena sanderiana
竹のような見た目をしている「キングバンブー(Dracaena sanderiana)」の記事も、書いています。
100円ショップでは、土に植えられていない状態の「キングバンブー」も売られていますが、こちらの記事では土に植えられている「キングバンブー」を購入し、育て方などをご紹介しています。
レア度 | ★★★☆☆ (たまに見る) |
原産地 | カメルーン |
花言葉 | 長寿、幸福、開運 |
科・属 | リュウゼツラン科(キジカクシ科)・ドラセナ属 |
学 名 | Dracaena sanderiana(ドラセナ・サンデリアーナ) |
英 名 | Lucky Bamboo(ラッキーバンブー) |
記録開始日 | 2023年11月19日から(継続中) |
英語で竹を意味する「バンブー」という名前が付いていますが、竹の仲間ではありません。
竹は、世界でもっとも成長速度の早い植物としてギネス認定されている植物です。
一方の「キングバンブー」は、ものすごい勢いで成長する観葉植物ではありません。
クロトン:Codiaeum variegatum
100円ショップの植物コーナーで売られていることは、めずらしい部類に入る「クロトン(Codiaeum variegatum)」ですが、たまたま運よく入手することができました!
あざやかな黄色い斑が入っている姿が、とてもきれいな植物のひとつです!
レア度 | ★★★★★ (ほとんど見ない) |
原産地 | マレーシア、ジャワ島、オーストラリア |
花言葉 | 妖艶(ようえん)、艶(つや)っぽい |
科・属 | トウダイグサ科 クロトンノキ属 |
学 名 | Codiaeum variegatum(コディアエウム ・バリエガツム) |
記録開始日 | 2024年5月6日から(継続中) |
体内の水分が不足すると、葉があからさまに萎れる性質をもっているので、水やりの適期が分かりやすい点も特徴的です。
周囲で育てているほかの観葉植物の、水やりのタイミングを把握したいときにも、活躍を見せてくれるでしょう!
ちなみに、最初からある程度大きく成長していて、お迎えしやすい植物は、ネットショップでも購入が可能です。
下記のHitohanaさんは、胡蝶蘭や花束も扱っていますが、取り扱っている観葉植物の数は100品種!
百貨店にも植物を卸していて、品質には徹底したこだわりを持っているショップのひとつです。
お近くのガーデニングショップで、お気に入りの観葉植物を見つけられないときには、いちどチェックしてみてはいかがでしょうか。
クワズイモ:Alocasia odora
自宅付近の100円ショップでは、植物コーナーに並ぶ「クワズイモ」を見かける機会が、徐々に増えてきました!
購入時は、茎も葉も1枚だけしか展開していませんでしたが、数か月経てば見違えるぐらい成長します!
レア度 | ★★★★☆ (あまり見ない) |
原産地 | 中国、台湾、東南アジア、インド、日本 |
花言葉 | 仲直り、復縁 |
科・属 | サトイモ科・アロカシア属 |
学 名 | Alocasia odora(アロカシア オドラ) |
別 名 | ロカシア、アローカシア、出世芋 |
記録開始日 | 2024年8月7日から(継続中) |
ちょっと、とっつきにくい見た目をしていますが、意外と育てやすい品種です!
「クワズイモ」の成長記録などは、下記の記事でご紹介しています。
コーヒーの木(コーヒーノキ):Coffea arabica
わたしは、あまり100円ショップの植物コーナーに「コーヒーの木」が並んでいることは見かけませんが、タイミングがよければ売り場に並んでいることがあります。
「コーヒーの木」の成長記録などは、下記の記事でご紹介しています。
レア度 | ★★★★☆ (あまり見ない) |
原産地 | エチオピア(アビシニア高原)、西アフリカ、コンゴ |
花言葉 | 一緒に休みましょう |
科・属 | アカネ科 コーヒーノキ属(コフィア属) |
学 名 | Coffea arabica(コーヒーアラビカ) |
記録開始日 | 2023年9月23日から(継続中) |
どうしても、飲み物である「コーヒー」のイメージが先行してしまいますが、もともとはひとつの観葉植物です
実際に育ててみると、「コーヒーの木」をキレイな状態のまま育成する難易度は、決して低いものとはいえません。
日々、悪戦苦闘しながらも、なんとか育てているといったところです!
サンスベリア・ハニー:Sansevieria trifasciata ‘Hahnii’
100円ショップで売られている「サンスベリア」の90%以上が「サンスベリア・ローレンティー」という品種名です。
自宅では、「サンスベリア」の中ではめずらしい、「サンスベリア・ハニー(Sansevieria trifasciata ‘Hahnii’)」という品種の成長記録を付けています
レア度 | ★★★★★ (ほとんど見ない) |
原産地 | アフリカ |
花言葉 | 不滅、永久 |
科・属 | キジカクシ科 サンスベリア属 |
学 名 | Sansevieria trifasciata ‘Hahnii’(サンスベリア・トリファッシアータ ハニー) |
記録開始日 | 2024年7月7日から(継続中) |
100円ショップで売られている植物は、330円の植物や550円の植物も売られているもの。
「サンスベリア・ハニー」も、お迎え時にはとても110円には見えない立派な姿をしていたので、ラッキーなお買い物ができました!
シンゴニウム:Syngonium
「シンゴニウム(Syngonium)」という観葉植物は、いろいろな斑が入った品種が並ぶことがあります!
オシャレな葉をつけた観葉植物「シンゴニウム」も、直射日光などの強い光には注意が必要です。
レア度 | ★★☆☆☆ (それなりに見る) |
原産地 | 熱帯アフリカ |
花言葉 | 平和の祈り、喜び、心変わり |
科・属 | サトイモ科・シンゴニウム属 |
学 名 | Syngonium(シンゴニウム) |
記録開始日 | 2023年11月29日から(継続中) |
ひょろひょろな見た目からは想像がつかないぐらい、根の成長は早く、大きめな鉢に植え替えてから数か月後には、鉢底から根が飛び出してくる事態に・・・!
「シンゴニウム」を育てるのであれば、ほかの観葉植物よりも短期間で植え替えをしていくことが、必須なお世話となるでしょう。
シルクジャスミン(ゲッキツ):Murraya paniculata
「シルクジャスミン(ゲッキツ)(Murraya paniculata)」も、かわいらしい観葉植物のひとつ!
タイミングによりきりですが、基本的に100円ショップに並ぶことはレアな方なので、もし出逢うことができて気に入ったらその場でお迎えするか検討しないと、次に行ったときには売り切れているかもしれません・・・!?
レア度 | ★★★★☆ (あまり見ない) |
原産地 | 沖縄、中国南部、インド、フィリピン |
花言葉 | 純粋な心 |
科・属 | ミカン科・ゲッキツ属 |
学 名 | Murraya paniculata(ムラヤ・パニクラータ) |
記録開始日 | 2023年1月3日から2023年5月3日まで(完) |
自宅では、すでに枯らしてしまいましたが、いつかは再チャレンジをしたいところ・・・!
「シルクジャスミン」は枯らしてしまったものの、枯れないインテリアには、人工観葉植物こと「フェイクグリーン」の存在があります。
100円ショップにも「フェイクグリーン」は並んでいますが、正直なところ、まだまだ発展途中だと感じています。
「フェイクグリーン」の購入を検討しているのであれば、専門店も選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか!?
安い価格帯ではなくても、リアルさを求めているのであれば、下記のプリマオンラインもひとつの選択肢になるでしょう。
パキラ:Pachira glabra
「パキラ(Pachira glabra)」は、100円ショップの植物コーナーのみならず、ガーデニングショップでもメジャーな立ち位置にいます!
「パキラ」の成長記録については、下記の記事で書いています。
レア度 | ★☆☆☆☆ (よく見る) |
原産地 | 中南米 |
花言葉 | 快活、勝利 |
科・属 | アオイ科(パンヤ科)・パキラ属 |
学 名 | Pachira glabra(パキラ・グラブラ) |
記録開始日 | 2024年7月7日から(継続中) |
枝を切ってあたらしい個体にした「挿し木株」と、たねから育てた「実生株」が売られていますが、わたしが成長記録を付けているのは挿し木株です。
ピレア・ガディエレイ:Pilea cadierei
フェイクグリーンのモチーフとなることが多い植物には、「ピレア・ガディエレイ:Pilea cadierei」という品種もいます!
葉にかわいい白い斑が入る植物で、水切れを起こすと葉が萎れてくることも・・・。
レア度 | ★★☆☆☆ (それなりに見る) |
原産地 | ベトナム |
花言葉 | 少女の恥じらい、救われる日々 |
科・属 | イラクサ科・ピレア属 |
学 名 | Pilea cadierei(ピレア・ガディエレイ) |
記録開始日 | 2022年12月1日から2023年5月19日まで(完) |
こちらも、すでに枯らしてしまいましたが、下記の記事で当時の成長記録などを付けています
フィカス・ウンベラータ:Ficus umbellata
ガーデニングショップでは、大きな「フィカス・ウンベラータ(Ficus umbellata)」が、それなりの価格帯で売られていることも多いものです。
100円ショップで、小さな「フィカス・ウンベラータ」を見つけたときは、驚きました!
100円ショップの植物コーナーに出回っている数が少ないのか、すぐに売れてしまうのかは分かりませんが、あまり見かけない観葉植物のひとつです。
レア度 | ★★★★☆ (あまり見ない) |
原産地 | 熱帯アフリカ |
花言葉 | すこやか、夫婦愛、永久の幸せ |
科・属 | クワ科・フィカス属 |
学 名 | Ficus umbellata(フィカス・ウンベラータ) |
記録開始日 | 2023年1月7日から(継続中) |
1株は枯らしてしまい、現在は2株目にチャレンジしています!
今度こそ、健康的に、そして大きく成長させたいところ!
下記で、成長記録を付けています
フィカス・エスティカ ‘ティネケ’:Ficus elastica ‘Tineke’
100円ショップでは、「フィカス」とだけ書かれて売られている観葉植物を見かけることが多いもの。
実際には、「フィカス」とだけしか書かれていないので、札落ちということになりますが、「フィカス・エスティカ ‘ティネケ’:Ficus elastica ‘Tineke’」と思われる観葉植物の成長記録も付けています
レア度 | ★★★☆☆ (たまに見る) |
原産地 | 熱帯アフリカ |
花言葉 | 永遠の幸せ、永久の幸せ |
科・属 | クワ科・フィカス属 |
学 名 | Ficus elastica ‘Tineke’(フィカス・エスティカ・ティネケ) |
別 名 | 「ゴムの木」、「斑入りインドゴムの木」 |
記録開始日 | 2023年1月7日から(継続中) |
光沢感のある葉に、白っぽい葉を取り入れている姿からは、おしゃれな雰囲気を感じ取れます!
モンステラ:Monstera deliciosa
ガーデニングショップやホームセンターのみならず、温室を構えている植物園などでも、育てられていることが多い「モンステラ(Monstera deliciosa)」ですが、100円ショップでも運が良ければ出逢うことができるでしょう!
レア度 | ★★★★★ (ほとんど見ない) |
原産地 | 熱帯アメリカ |
花言葉 | うれしい便り、壮大な計画 |
科・属 | サトイモ科・モンステラ属 |
学 名 | Monstera deliciosa(モンステラ・デリシオサ) |
記録開始日 | 2024年5月1日から(継続中) |
「モンステラ」は、本来すごく大きく成長する植物のひとつです。
将来的には巨大化する可能性があるので、置き場所をどうするのか・・・!?
よっぽどの豪邸であれば話は別ですが、基本的には剪定などを繰り返していくことで、限られた自宅のスペースでも楽しむことのできる植物といえるでしょう。
レックス・ベゴニア:Begonia rex cultorum
レアな品種に入る観葉植物のひとつには、「レックス・ベゴニア(Begonia rex cultorum)」がいます!
レア度 | ★★★★★ (ほとんど見ない) |
原産地 | インド(アッサム地方) |
花言葉 | 愛される喜び |
科・属 | シュウカイドウ科・シュウカイドウ属 |
学 名 | Begonia rex cultorum(ベゴニア・レックス・カルトラム) |
記録開始日 | 2023年10月13日から(継続中) |
「レックス・ベゴニア」は、いろいろな斑入り品種がいて、「これは、本当に植物が展開する葉なの!?」と疑問に思ってしまうほど、カラフルな色を身にまとう品種もいます。
100円ショップで出逢った「レックス・ベゴニア」は、カラフルな品種と比べると、落ち着いた葉色を展開させる観葉植物です。
フィロデンドロン:Philodendron
「フィロデンドロン(Philodendron)」はよく見かける品種ですが、斑入りの品種は、高値を付けられることもあります!
レア度 | ★☆☆☆☆ (よく見る) |
原産地 | 中南米 |
花言葉 | 壮大な美、華やかな明るさ |
科・属 | サトイモ科・フィロデンドロン属 |
学 名 | Philodendron(フィロデンドロン) |
別 名 | 愛する木 |
記録開始日 | 2024年1月6日から(継続中) |
自宅では、まだうまく成長させることができていませんが、今後どのように成長をしていくのか。かなり楽しみにしている植物でもあります!
さいごに
大きめな100円ショップには園芸コーナーがあるものですが、実際に植物を置いている店舗もあれば、植物自体の取り扱いがない店舗もあるもの。
個人的には、どの店舗にも植物を置いてほしいものですが、自宅周辺の100円ショップでは、植物自体が置かれている店舗は徐々に少なくなってきている傾向にあります・・・。
ほかの商品にも見られるように、100円ショップでも物価高騰の影響を受けている様子が見られます。
ゆくゆくは、220円や330円、550円といった価格帯の観葉植物が増えてくることになるのではないでしょうか。
たとえ、220円や330円という価格帯でも充分に安いので、ある程度の値上げは受け入れた上で、観葉植物を育てていくことが重要なのかもしれません!
100円ショップの観葉植物もよいですが、枯れづらい植物をお迎えするなら、ある程度の出費をして品質の高い植物をお迎えした方がトラブルを起こすリスクを抑えられるでしょう。
下記の「HitoHana」さんは、百貨店に植物を卸すこともあり、徹底した品質管理をしています。
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